
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムの紅葉がフォトジェニックは色彩は元より
水面に迫り出した木々の造形美も影響していると思います。

↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖右岸には湖に大きき迫り出した木々が多いのが特徴ですが、
植物は光を求めて成長するので西側(右岸)の木は
東から南に向かって伸びていくので
当然、だんだん湖の方向に枝向きになります。

↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面に大きく迫り出し、すでに落葉している木は
クマシデだと思います。

↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
◎クマシデ(熊四手、熊垂/カバノキ科クマシデ属)
本州・四国・九州の日当たりのよい山地に自生する落葉高木で、
樹高は10~15mほどになる。 花期は4~5月ごろで雌雄異花。
小苞(しょうほう)が重なり合った花穂の形が独特である。
10-11月に長さ4~5cmの果実を付けます。
木材は堅いため、家具材・建築材・農具の柄などに用いられる。

↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
クマシデの紅葉は茶色ががった黄色で、
正直美しい紅葉とは言い難いので
中途半端に葉が付いているより
いっそこのように早く落葉した方が
美しい枝ぶりが際立ちます。

↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
以前、この湖に大きく迫り出したクマシデの枝は
水面ギリギリで水面には接触していませんでしたが
自身の重みに耐えられなくなったのか一部の枝は
水に漬かるようになりました。

↑ ☆緑滴る青葉若葉の滑川砂防ダム (※2018/7/8 撮影)
夏場の水鏡は色彩的にやや地味ですが
緑の魔境のようで神秘的でもあります。

↑ ☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
この時は雪景色&無凍結&水鏡のコラボがほぼ完ぺきでしたが
これ以降これほど完璧な雪景色の水鏡には出会えていません。

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