↑ 6/20(木) マナローラ / セネシオ・シネラリア
丘の上の歩道沿いの断崖には野生のシロタエギク(白妙菊/キク科 /セネシオ属)が
咲いていました。
寒さに強いので日本でもよく見る園芸種シロタエギクの野生種です。
別名:ダスティーミラー、セネシオ・シネラリア(セネキオ・キネラリア)
さすが地中海沿岸が原産地なだけあって野生種はたくましく美しいですね。
↑ 6/20(木) マナローラ / セネシオ・シネラリア
シロタエギクの原産地は地中海沿岸地帯ですが、現在ではイギリス南部を含や
ヨーロッパの広い範囲と、北米・オセアニアなどに帰化しているそうです。
寒さには強いが高温多湿にやや弱い常緑多年草で、草丈50~100cmくらいになり、
茎の下部は木質化します。
葉は長さ10cmくらいで羽状の切れ込みがあり、茎や葉は緑だが白い繊毛があり、
白銀色に見える。日本では、6月か7月頃に黄色い花を咲かせます。
↑ 6/20(木) マナローラ
断崖の岬を回り込んだ遊歩道の奥にオープンカフェレストランがありますが
そろそろ集合時間のタイムリミットなので同じ歩道を戻ります。
チンクエッテレの内、ヴェルナッツァとマナローラを見て
日本では見られない断崖の村はそれなりに見応えがありましたが
断崖ではないものの日本にだって歴史ある美しい漁村や港町がありますが
どれ一つ世界遺産には登録されていません。
日本は木造建築なので古くてもせいぜい100年、150年なので
世界遺産としては弱いのかも知れませんが
瀬戸内の鞆の浦とか下津井とか尾道などはチンクエッテレとは違う魅力があると思います。
日本のPR不足なのかキリスト教文化優先思考なのか分かりませんが
日本の古い漁村や港町も十分世界遺産級だと感じました。
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