タグ 《山野草》   全45ページ
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2017.09.19   カテゴリ:《 滝 》
  爽風わたる杉田川渓谷
2017.09.16   カテゴリ:《 山野草 》
  ツルボ(蔓穂/キジカクシ科ツルボ属)
2017.09.15   カテゴリ:《 山野草 》
  ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)
2017.09.14   カテゴリ:《 山野草 》
  アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)
2017.09.13   カテゴリ:《 山野草 》
  深山の貴婦人 レンゲショウマ
2017.09.12   カテゴリ:《 山野草 》
  羽鳥湖高原湿地のサギソウ(鷺草)
2017.09.11   カテゴリ:《 山野草 》
  羽鳥高原湿地の晩夏の花々
2017.09.10   カテゴリ:《 山野草 》
  羽鳥湖のエゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は不作
2017.09.09   カテゴリ:《 滝 》
  オタカラコウ咲く明神滝
2017.09.08   カテゴリ:《 滝 》
  タマアジサイ咲く明神滝
2017.09.07   カテゴリ:《 滝 》
  晩夏の羽鳥湖高原  明神滝
2017.09.06   カテゴリ:《 山野草 》
  晩夏の棚田のヒキヨモギとサワギキョウ
2017.09.05   カテゴリ:《 山野草 》
  晩夏の棚田のアギナシ(顎無し)
2017.09.04   カテゴリ:《 山野草 》
  晩夏の棚田のコオニユリ(小鬼百合)とオミナエシ(女郎花)
2017.09.03   カテゴリ:《 山野草 》
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2017.09.19     カテゴリー :   

爽風わたる杉田川渓谷

福島県大玉村  爽風わたる杉田川渓谷


昨日紹介した“三日月の”右岸の岩場を登ると
2つ並んだ鉄製のハシゴが見えてきます。
このハシゴを登ったすぐ先にあるのが“遠藤ヶ”で
ハシゴより下流にあるのが遊歩道からは見えない“袈裟ヶ”です。


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杉田川渓谷の主なは下流から上流に文覚の、三日月の
袈裟ヶ滝、遠藤ヶ滝ですが他にも名の無い小滝がたくさん連なっています。
でも小滝の多くは遊歩道より崖下にあるので基本的には
遊歩道から見下ろすようになります。


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9月上旬は野のは夏からの端境期で目ぼしいは咲いていませんでしたが
オクモミジハグマ(奥紅葉白熊/キク科モミジハグマ属)だけは丁度盛りでした。

オクモミジハグマは近畿以北から東北に分布し山地の林下、林縁、草地などに自生します。
草丈は30から40cm、径1.5cmほど、
クルクルとカールしたリボン状のビラがいかにもハグマ類らしいです。
近畿以西から四国、九州の山地に多いモミジハグマの変種とされ
モミジ状の葉が本種モミジハグマの切れ込みより浅いとされます。


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↑ ハグマ属はハナビラがクルクルとカールするのが特徴ですが
だけでは見極めづらいので
葉っぱの形で見分けるのが簡単です。
当地ではオクモミジハグマの他にクルマバハグマ、カシワバハグマ
オヤリハグマ、キッコウハグマが見られます。

   


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2017.09.16     カテゴリー :   山野草

ツルボ(蔓穂/キジカクシ科ツルボ属)

福島県鏡石町  ツルボ(蔓穂/キジカクシ科ツルボ属)


郊外の田んぼを見下ろす池の土手で今年もツルボ(キジカクシ科ツルボ属.)が見頃になりました。
ツルボは全国に分布し陽の良く当たる池や川の土手などの草むらに自生しますが
なぜか福島県ではあまり多くは自生していません。
街路樹の下に群生する所もあるんですが茎も短いし
場所柄、園芸種が逃げ出したものかも。


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ツルボは春先にヒヤシンスのような細い葉っぱを伸ばし
草が繁茂する頃に葉っぱはほとんど枯れてしまい
?初秋に突然20?30cmの芽(茎)を伸ばしを咲かせます。
この形態はヒガンバナ科のキツネノカミソリともよく似ています。

名前の由来は細長く伸びたた茎に米粒に似た穂をつけることから
ツルイイボ(蔓飯粒穂)⇒ツルイボ(蔓飯穂)⇒ツルボ(蔓穂)に
なったとのではないかと言われてます。
名前に蔓と付きますが細長い紐状の蔓にはなりません。


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↓ フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)


田んぼの土手でフシグロセンノウも花盛りでした。
例年ならもっと早い時期に見頃になるのですが
今年は開花前に一度下刈りされてしまったようです。
フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)は本州~九州に分布し、
明るい林縁から薄暗い林床まで広範囲に自生します。
草丈50~80cm、花径4cm、花色は鮮やか朱色で
野生の花の中ではかなり目立つ色なので咲いていればすぐ見つかります。
福島県ではそれほど珍しい花ではありませんが
16都県で絶滅危惧種に指定され、秋田、鹿児島では絶滅したとされています。


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2017.09.15     カテゴリー :   山野草

ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)

 福島県鏡石町  ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)


近くの里山の林縁でツルニンジンが見頃になりました。
ツルニンジンは、茎がツルになり、
根が高麗ニンジンに類似していることからキキョウ科ですがツルニンジンと呼ばれ
日本、韓国,中国など東アジアに分布しています。


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日本では食材としてはあまり馴染みのないツルニンジンですが
韓国では根や葉を滋養のある山菜&生薬として食すそうで、
朝鮮王朝時代の宮廷を舞台とした有名な韓流ドラマ「チャングムの誓い」にも
食材として登場していたそうです。(私は韓流が好きじゃないので観ていませんが・・・・)


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湧永製薬のHPに「チャングムの誓い」のツルニンジンの興味深い話が載っていたのでご紹介します。

※「チャングムの誓い」第21話の場面。
最高尚宮(チェゴサングン)の地位をかけたハン尚宮とチェ尚宮による
「王と皇太后に捧げる料理」の最終決戦。
チャングムが幼い頃、瀕死の母親に食べさせた「野いちご」の砂糖漬けで
ハン尚宮が勝利したというデザート対決での場面。
対するチェ尚宮が捧げた逸品に皇太后が「すばらしい!」と絶賛しました。
そのデザート「ソプサンサム」こそ、実は「ツルニンジン(トゥッドゥ)」の揚げ菓子だったのです。

  


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2017.09.14     カテゴリー :   山野草

アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)

 福島県天栄村  アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)


今年も隣り村の森の奥でアケボノシュスランが見頃になりました。
8年前、偶然見つけた福島県でも最大級(たぶん)の貴重な群生地で
深い森の中を流れる小さなせせらぎ沿いに足の踏み場もないほど群生しています。
ラン科では珍しく茎が蔦のように地を這い節々で根を張り
所々に草丈5~10cm弱の常緑の茎葉を出し群生します。
茎葉と同じくらいの長さの茎を伸ばし8mmほどの小さなを10個くらい咲かせます。


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名前の由来は朱鷺色したを明け方の空の色(曙)に例え
葉の光沢を織物の繻子(シュス、サテン)に見立てた命名だそうで
はほんのわずかしか開きません。


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アケボノシュスランは北海道~奄美大島まで広く分布し、
山あいの湿った林床、特に空中湿度が高い所に自生しますが
その特殊性もあり自生地は限られています。
福島県を含む19都府県で絶滅危惧種に指定され
中でも茨城、千葉、埼玉、東京、和歌山、香川、徳島、長崎では
もっとも存続が危ぶまれる絶滅危惧種1類に指定されています。



  


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2017.09.13     カテゴリー :   山野草

深山の貴婦人 レンゲショウマ

 福島県須賀川市(旧・岩瀬村) 深山の貴婦人 レンゲショウマ


隣り村(現・須賀川市)の深山でレンゲショウマが見頃になりました。
レンゲショウマ(蓮華升麻/キンポウゲ科レンゲショウマ属)は日本の固有種で
主に奈良県~福島県の太平洋側の深山落葉樹林下に自生します。
以前は福島県が北限とする資料が多かったのですが岩手にもわずかにに自生しているそうです。


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元々分布域が狭く自生数も少ないレンゲショウマですが
ほんのり紫がかった気品ある美しい山野草愛好家に人気があり
盗掘されやすく自生する都府県の多くが絶滅危惧種に指定し
中でも東京、神奈川、岐阜、愛知、奈良、徳島では絶滅危惧種1類の貴重なです。
福島県では点々と自生地はありますが、
深山の林道や登山道からは離れたような場所に人目を避けるかのように、ひっつそり咲いています。


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レンゲショウマはがハス(蓮)に似て葉っぱがショウマ(更科升麻)に似るのでレンゲショウマです。
確かにサラシナショウマの葉っぱにそっくりですが
そのものはサラシナショウマや他の〇〇ショウマとはまったく似ていません。


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2017.09.12     カテゴリー :   山野草

羽鳥湖高原湿地のサギソウ(鷺草)

 福島県天栄村  羽鳥湖高原湿地のサギソウ(鷺草)


隣り村の羽鳥湖高原の湿地でサギソウが見頃を向えていました。
羽鳥湖高原は標高700mほど、東京からは車で約2時間半。   
羽鳥湖を取り囲むようにレジャー施設や別荘
スキー場などが点在し、首都圏から近い避暑地として人気があります。
その中でエンゼルフォレスト那須白河(旧名・レジーナの森)はキャンプサイトやコテージ温泉、レストラン、
カヌー、フィッシング、ドックラン、湿地などがある高原の中心施設です。

湿地はエンゼルフォレストの他にも大小いくつも点在しますが
サギソウが見られるのはここと、わずかな湿地のみ。
しかし管理の行き届いたエンゼルフォレストの湿地は盗掘の心配もなく生き生きしています。
今年も湿地の一部が白く見えるほどたくさんを咲かせていました。
エンゼルフォレストの森以外の湿地でもポツポツは咲いていますが
残念ながらエンゼルフォレストほどの見事な群生は見られません。


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サギソウ(鷺草/ラン科ミズトンボ属)は本州以南の湿地に自生し
まさに鷺が舞っているような美しいランです。
しかし皮肉にもその美しさが災いし
盗掘や湿地の開拓などで激減し
なんと43都道府県で絶滅危惧種に指定されています。
              

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↑ ◆灰(絶滅)、赤(絶滅危惧Ⅰ類)、橙(絶滅危惧Ⅱ類)、黄(準絶滅危惧種)、他(希少、不明)
         ※日本レッドデータより。


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2017.09.11     カテゴリー :   山野草

羽鳥高原湿地の晩夏の花々

  福島県天栄村  羽鳥高原湿地の晩


羽鳥湖高原は標高700mほど、羽鳥湖の他に大小たくさんの湿地が点在し
様々な山野草が見られます。
天栄村は東西に長い村で村役場のある東側は中通りですが
分水嶺(鳳坂峠 825m)を越えた西側は気象&地理学的には会津(日本海気候)に分類されます。
東西に分断させられていた国道118号線・鳳坂峠のトンネル工事(2,5km)がようやく始まり
平成30年代前半の完成を予定しているそうです。
今まで当町から羽鳥湖畔までは峠越えで30分ほどかかっていましたが
トンネル+バイパスが完成すれば20分ちょっとで行くことができ、とても便利になります。


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↑ サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)
全国の湿地や谷地に広く分布しますが冷涼な気候を好むので
東日本以北に多く見られますが25都府県で絶滅危惧種に指定されています。


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↑ コウホネ(河骨/スイレン科コウホネ属)
日本と朝鮮半島に分布し、水中にある根茎が白く骨のように見えるので河骨と呼ばれ 
「かわほね」から「こうほね」 に変化したとされます。


5 アカタテハ


↑ サワヒヨドリ(沢鵯/キク科 ヒヨドリバナ属)&アカタテハ


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↑ ゴマナ(胡麻菜/キク科シオン属)
本州の低山から亜高山下の草地やジメ地に分布。


7 タチアザミ


↑ タチアザミ(立薊/キク科アザミ属)
北海道から本州の主に日本海側に分布し湿地を好みます。


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↑ サワシロギク(沢白菊/キク科シオン属)
本州~九州の主に低地~山あいの鉱物質の酸性湿地に自生し、
草丈は30cmくらいです。
は直径2~3㎝で1株に3~4個と少なめ、舌状は白色で、
しだいに淡紅色に変わってきます。
羽鳥湖周辺の湿地ではごく普通に見られるし
正直少々地味ななのであまり注目度は高くない山野草ですが
18都府県で絶滅危惧種に指定されていて、福島県と共に尾瀬をかかえる
群馬県で絶滅種になっているのが驚きです。
尾瀬では標高が高すぎるってことなんでしょうかね。


 


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2017.09.10     カテゴリー :   山野草

羽鳥湖のエゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は不作

 羽鳥湖のエゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は不作


咲く明神滝を堪能したあとは羽鳥湖湖畔のエゾミソハギを見に行きました。
ところが今年はなぜか2014年以来の大不作でした(ーー;)。
黄色いクサレダマ(草連玉/サクラソウ科オカトラノオ属)は盛りなのにいったいどうしたのでしょう・・・
2014年の時は雪解け時期からずっと満水状態だったのが原因でしたが
今年は程々に水は引いているので原因が分かりません。


↓ クサレダマ(草連玉/サクラソウ科オカトラノオ属)は盛り。

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↓ 2017年のエゾミソハギはポツポツとしか咲いていません。

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↓ エゾミソハギ&ウラギンヒョウモン。

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↓ 2015年はピンクの絨毯でした。
エゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は名前に蝦夷と付きますが
北海道~九州の主に高地湿地や湖沼畔に自生し、場所によっては大群落を形成します。
どちらかと言えば仲間のミソハギより寒冷地を好むようです。
来年はまたピンクの絨毯が復活してくれますように。

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2017.09.09     カテゴリー :   

オタカラコウ咲く明神滝

 福島県天栄村  晩の羽鳥湖高原  オタカラコウ咲く明神


昨日はタマアジサイ咲く明神を紹介しましたが
今日はオタカラコウ咲く明神をご覧ください。

オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)は主に福島県南部〜九州に分布し、
深山の谷川や湿った谷筋などに自生します。
福島県より北でもわずかに自生するそうですが稀なようです。


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オタカラコウはフキ(蕗)によく似た根出葉から1~2mもの長い茎を伸ばし
キク科特有の黄色い舌状と筒状を十数個咲かせます。
名前の由来は、根茎の香りが龍脳香(宝香)に似て
メタカラコウ(雌宝香)より草丈&が大きいいことから(雄宝香)と呼ばれます。
メタカラコウは草丈50cm~1m、舌状は0~2枚ほどで
 8~10枚のオタカラコウに比べかなり華奢です。


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2017.09.08     カテゴリー :   

タマアジサイ咲く明神滝

 晩の羽鳥湖高原  タマアジサイ咲く明神


タマアジサイ(玉紫陽/アジサイ科アジサイ属)の自生地は主に岐阜~福島の一部に限られて、
山あいの川筋など湿度の高い所に自生しアジサイ科の中では唯一蕾が玉状なので
自生していれば開前にタマアジサイだとすぐ分かります。
この周辺のタマアジサイは北限の群生地なので貴重なんですが、
福島県では山あいに行けば良く見られるアジサイなので
殆どの人はその貴重さを知らないようです。


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↓ 上記の写真3点は橋のたもとに咲いているタマアジサイですが
こちらは橋下の川岸に咲いているタマアジサイです。
この他、の両側やのど真ん中の岩壁にと至る所で咲いています。

タマジサイはアジサイ科の中でもっとも遅く咲き出す種類です。
また、他のアジサイのように一斉に開せず玉のような蕾が割れては咲き、割れては咲き
順繰り開するので、株全体としての期は7下旬~9月下旬と長い期間咲き続けます。


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2017.09.07     カテゴリー :   

晩夏の羽鳥湖高原  明神滝

福島県天栄村  晩の羽鳥湖高原  明神


の花咲く天栄村羽鳥湖高原の明神に行ってきました。

明神は会津布引山(1053m)に源を持つ黒沢にあり
落差、幅とも8mほどの小ぶりな分岐瀑で、小さいながらも中々優美なです。
橋の上から見られるお手軽さもありがたいですが、
様々な野の花が見られるのも嬉しい花のです。

春のトウゴクミツバツツジやヤマツツジ、大山桜。
にはエゾアジサイ、ツルアジサイ、ノリウツギ、など。
にはタマアジサイ、オタカラコウ、キツリフネ、ツリフネソウ、
秋はヤマトリカブトや紅葉。
冬は雪景色や氷瀑と四季折々様々なを見ることができます。


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↑ 明神滝&立矢川の滝のルートマップ。

※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2641949,140.0730246,8897m/data=!3m1!1e3

橋のたもとに3台ぶんくらいの駐車場があります。


↓ 橋の上から見下ろした構図。


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↓ 明神滝は橋に上から見下ろせますが、橋のたもとから川原左岸にも降りられ
滝壺の真ん前や、水量が多くなければ渡渉して右岸からも撮影することができます。


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明神滝の名前の由来は滝の左岸頂上にある直立した大きな一枚岩の傍らには、
宗像三神の一つ田心姫命が祭られています。その御神体は蛇体であるとされ、
日照りの時でもこの社に祈ると、必ず雨が降ると言い伝えられ、
いつしか明神滝と呼ばれるようになったそうです。

田心姫命が明神と言うより、中世頃から神が本来の名前で呼ばれることは少なり、
神様の名前を省略し通称で「明神」や「権現」などと大まかに言うそうになったそうで、
天栄村の明神滝も神のご利益がある滝という意味で『明神滝』と呼ばれたと思われます。


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2017.09.06     カテゴリー :   山野草

晩夏の棚田のヒキヨモギとサワギキョウ

福島県玉川村  晩の棚田のヒキヨモギとサワギキョウ


隣り村の棚田脇の林縁でヒキヨモギも咲いていました。
ヒキヨモギ (引蓬/ゴマノハグサ科 ヒキヨモギ属)は日本全土や東アジアに広く分布しますが
イネ科やカヤツリグサ科に半寄生する一年草と言う特殊性があるせいか
分布域が広い割には自生数はあまり多くないようです。
全国22府県で絶滅危惧種や希少種に指定されています。
福島県では指定こそされていませんが、あまり目にする機会はありません。
名前の由来は葉の形がヨモギ(蓬)に似ているからですがヒキ(引)は何でしょう?(^^);。


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↓ サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)

棚田脇の畦でサワギキョウも見つけました。
同じ隣り村でも奥羽山系の天栄村羽鳥湖高原の湿地ではよく目にしますが
阿武隈山系の玉川村ではお初です。
だいぶ昔は里地の畦や谷地でも見られたそうですが
環境変化や農薬などに弱く今ではほとんど消滅してしまいました。
有毒植物なので家畜の餌にならず草刈で他の草に混じるのが嫌われたのかも。
25都府県で絶滅危惧種に指定されています。


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2017.09.05     カテゴリー :   山野草

晩夏の棚田のアギナシ(顎無し)

福島県玉川村  晩の棚田のアギナシ(顎無し)


隣り村の棚田の休耕田ではアギナシも花盛りでした。
アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)は日本各地、東アジアの山あいの湖沼、湿地、ため池などに広く分布し、
自然度が高い土地を好むようです。
環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧に登録されていて
都府県ごとの指定でも41都府県で何らかの指定をしています。
農家にすれば田んぼの雑草の一つとみなしているので
その貴重さはあまり認識されていないようです。


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↑ ※灰色(絶滅)、赤(絶滅危惧種Ⅰ類)、橙色(絶滅危惧種Ⅱ類)、黄色(準絶滅危惧種)、他(不明)
       日本レッドデータ検索よりより


アギナシの若い葉は細い長い楕円形で、成長すると葉の下側が2つに分かれ、ヤジリ形になります。
この楕円形の形を「顎無し」と見立てたのが名の由来のようですが、
オモダカも若葉の頃は細長い葉なのでアギナシだけに当てはまる特徴ではありません。


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仲間のオモダカとの見分けが難しいですが、
一番の違いはアギナシは花後の根元に小球芽(ムカゴ)ができることです。
オモダカはムカゴはできませんが走出枝(ランナー)が伸びてきます。
↓ 他にもアギナシのヤジリ型の葉の二股の先端はボールペン状に丸みだったり、
花茎が葉より高く上がることなどの違いがありますが、
ぱっと見だけでは個体差もあるので中々見極めが難しいです。


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↓ オモダカ(面高/オモダカ科オモダカ属)は北海道~九州の水田や沼、湿地などに自生し、
地中に匐枝をのばし、先端に小さな球茎をつくくります。
葉は基部が2つに裂けた細い矢じり形で、基部の2個の裂片の方が
頂裂片より長く、先端は鋭く尖る。花茎の高さは葉と同じくらいか短い。


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2017.09.04     カテゴリー :   山野草

晩夏の棚田のコオニユリ(小鬼百合)とオミナエシ(女郎花)

福島県玉川村  晩の棚田のコオニユリ(小鬼百合)とオミナエシ(女郎)


隣り村の棚田ではオミナエシに混じってコオニユリも盛りでした。
コオニユリ(小鬼百合/ユリ科ユリ属)はオニユリに良く似ますが
コオニユリは日本原産なのに対し
オニユリは古い時代に大陸から渡ってきた史前帰化植物であろうと言われています。


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オニユリは全般に草丈が大きくなり葉の付け根にムカゴができますが
コオニユリにはできません。
コオニユリは後にできた実がこぼれて子孫を増やしオニユリは実はほとんどできませんが、
ムカゴがこぼれて子孫を残します。


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↓ ツリガネニンジン(釣鐘人参/キキョウ科ツリガネニンジン属)も見頃でした。


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2017.09.03     カテゴリー :   山野草

晩夏の棚田のオミナエシ(女郎花)

 福島県玉川村  晩の棚田のオミナエシ(女郎花)


隣り村の棚田の土手で女郎花や萩など秋の七草がそよ風に揺れ季節の移り変わりを告げていました。
オミナエシ(女郎花/オミナエシ科オミナエシ属)は秋の七草の一つで
北海道~九州の山野の明るい草地に分布し、万葉の頃から切花や漢方薬として
愛されてきました。  
下刈りされ手入れが行き届いた里山の減少などとともに
野生のオミナエシは数を減らし、東京では絶滅、新潟、埼玉では絶滅危惧Ⅰ類
山形、群馬、栃木、千葉、富山、徳島では絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
福島県での指定はありませんが、切花用として栽培しているお宅は多いものの
野生種はだいぶ少なくなりました。


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【女郎花の由来】

小野頼風が都で宮仕えをしている時,都の女と契りを結んだが,
任期が終わって帰郷したのち都の女のことを忘れてしまった。
都の女は小野頼風を恋しく思い,男山に頼風を訪ねてきたが
すでに頼風に別の妻がいることを知らされる。
そして,都の女は,悲しみにくれて川に身を投げてしまった。

やがて秋になると都の女の脱ぎ捨てた山吹重ねの衣の跡から1本の黄色い花が咲く。
それが女郎花であった。
頼風は自責の念に苦しみ,とうとう自分も同じ川に身を投げ自殺する。
後に,二人を憐れんだ村人が弔いに川の畔に女郎花塚と頼風の塚をたてた。

二人の霊は,冥土で邪淫(じゃいん)の悪鬼に責められて,
女は剣の山の頂にあり,男は山を登ろうとすれども剣の刃で身を刺し通され,
磐石で骨を砕かれる地獄の日々を送っているという・・・・
   
<謡曲 「女郎花」より>

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↓ 男郎花(オトコエシ/オミナエシ科オトコエシ属)

知名度も華やかさも女郎花の影に隠れあまり目立ちませんが、
ちゃんと男郎花(オトコエシ)もあります。
おそらく女郎花に対し、白花ながら花がそっくりなので男郎花になったのだろと思われます。
分布地も自生地はほぼ同じような所ですがオトコエシは日陰でも育ちます。


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福島県をメインに四季折々の自然をご紹介します。(ryu)



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