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2017.07.18     カテゴリー :   山野草

北限のヤマアジサイ(山紫陽花)

福島県玉川村  北限のヤマアジサイ(山紫陽花)


隣り村の川沿いの林縁で北限のヤマアジサイが見頃になりました(撮影は6/22)
ヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科orユキノシタ科アジサイ属)は
主に福島県以西、本州・四国・九州に分布する落葉低木で
落葉広葉樹林の谷筋など湿度の高い場所に自生しサワアジサイとも呼ばれます。
樹高は1~2m、葉はやや細め小ぶりで対性し園芸種のような光沢はありません。
花期は6月~7月、中心部に多数の細かい両性花を咲かせ
周囲に3~4枚の花弁状の装飾花をもちます。


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↑ 西日本のヤマアジサイの装飾花は薄紅色から白色、紫色を帯びるもの
青色のものなど多様なようですが
私の地域で見られるヤマアジサイの装飾花はほぼ白花でかなり地味ですが
中心部に咲く実際の小花は微妙な色彩変化があり
オレンジ色や水色、青、青紫など様々で興味深いです。


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↑ 奥羽山系ではこれから鮮やかな青のアジサイが見頃になります。
これはヤマアジサイの亜種エゾアジサイで日本海側に多く自生分布します。。
また福島県ではヤマアジサイの他コアジサイ、タマアジサイ、クサアジサイなど
北限のアジサイの宝庫です。
他にはツルアジサイやイワガラミもアジサイの仲間です。



   


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2017.07.16     カテゴリー :   山野草

蛍袋&白花蛍袋

福島県鏡石町玉川村  ホタルブクロ&シロホタルブクロ (撮影は6/18)


ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)は北海道西南部~九州、東アジアに分布し
変種のヤマホタルブクロ(山蛍袋)は東北地方南部~近畿地方東部に分布し
主に山野の林縁や土手など明るい場所に自生します。 

ホタルブクロの名前の由来はまさに蛍が飛びかう季節に咲き
蛍を捕まえた時、閉じ込めるのに利用したので
蛍袋(ホタルブクロ)と呼ばれるようになった説や
ホタルという漢字は今は『蛍』を当てますが『火垂る』と書いてもホタルと読みます。
日常語としては『火垂る』は『提燈』のことで
ホタルブクロの花の形が提燈に似ているので、”火垂る袋”と呼んだ。
という説もあるそうです。


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当町近郊の山野にはホタルブクロもヤマホタルブクロも自生するので
近づいて確認しないと見極めは難しいです。
ヤマホタルブクロの草丈や花の方がやや小ぶりなものが多いですが
ホタルブロクロでも紫の濃いタイプもあるし花の大きさも個体差があるので
明確な判別基準にはなりません。
自生数としてはホタルブクロの方が圧倒的に多いです
ホタルブクロの花色は西日本では白花が多いそうですが
当地では薄紫や赤紫が殆どで白花は稀です。


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↓ ホタルブクロとヤマホタルブクロ、両者の大きな違いは

☆ヤマホタルブクロ(写真下左)  
萼(ガク)の付け根は膨らみがあるだけで反り返る付属片がない。
写真的にはなめらかに見えています。

☆ホタルブクロ(写真下右)
萼(ガク)の付け根に反り返る付属片があり
写真的には凹凸があるように見えています。
        
どうですか、見比べて分かりましたか?


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2017.07.01     カテゴリー :   山野草

采配蘭(サイハイラン)

 福島県玉川村  サイハイラン(采配蘭/ラン科サイハイラン属)


今年も隣り村の里山でサイハイラン(采配蘭/ラン科サイハイラン属)が見頃になりました。
名前の通り武将が戦いの時に振るう采配に似ているので付いた名前です。
全国に広く分布し、主に山林のやや薄暗い林床に自生します。
当地でサイハイランは里で見かけるランの仲間ではネジバナに次いで
よく見られるポピュラーなランです。
でも、これほどサイハイランがまとまって群生するのは
近隣ではこの森が一番です。


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ハランのような大振りな葉が1株に1枚つき、冬は枯れずに
花後に次第に枯れます。            
花はなぜかやや下向きに咲きます。
でも、どうしてわざわざ下向きに咲くんでしょうね?
常識的には雨の影響を受けにくくするためだと思いますが
では花弁はなぜ細長いのでしょう?
真相は?・・・・・

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2017.06.30     カテゴリー :   山野草

滝根衝羽根空木(タキネツクバネウツギ)

 福島県玉川村  タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ属ツクバネウツギ)


隣り村の山中でタキネツクバネウツギが見頃になりました。
タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ属ツクバネウツギ)はツクバネウツギの変種で、
福島県の阿武隈山地の滝根町(現・田村市)で発見されました。
東北地方南東部から関東地方北東部の標高300-1,000mの山地に分布します。

よく分枝して樹高約1mになりますが、地べたを這うようなタイプを多く見かけます。
葉は対生し、長さ2?4cmの広卵形または長楕円形で、先はやや尾状に尖り
縁には粗い鋸歯がある。5月から6月枝の先端に紅色の花を2個つけます。
花は2?2.5cmの筒状鐘形で、先端は浅く5裂し、内側には黄赤色の網状紋があります。
花色は薄紅色が基本ですが白や薄黄色もあります。
似た花色にキバナウツギがありますが、ガク片が閉じているので区別できます。

母種のツクバネウツギ(衝羽根空木/スイカズラ属ツクバネウツギ)は
関東以西から州の山地、丘陵地帯に自生し、樹高は1?2m。
花色は白や薄い黄色が基本で内側に黄色い網状紋があります。
ツクバネウツギの名は、花冠が落ちたあとの5枚の萼(ガク)が
羽根つきの衝羽根(つくばね)に似ていることからついたものとされます。


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↓ 福島県天栄村  タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属)

奥羽山系で紅色のウツギと言えば断然タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属)が多く
タニウツギは樹高が3mもあり、花がこんもりたくさん咲くので直ぐ見分けがつきます。
奥羽山系ではタニウツギが主ですがタキネツクバウツギも少し自生しています。


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2017.06.22     カテゴリー :   山野草

金鳳花(馬の脚形)

福島県須賀川市(旧・岩瀬村)  ウマノアシガタ(馬の脚形/キンポウゲ科キンポウゲ属)別名・金鳳花


奥羽山系の隣り村の林道でウマノアシガタが見頃になりました。
正式名はウマノアシガタ(馬の脚形/ キンポウゲ科キンポウゲ属)ですが
私的には金鳳花の呼び方のほうが好きです。
ウマノアシガタは日本全土の里地~山あいまで広く分布し、
草原、林縁、土手、畦などでごく普通に見られまが
これほど見事な群落はそうそうは見られません。
まるで人工的に植栽されたかのような素晴らしい金鳳花ストリートですが
植えられたのでは無く自然に形成された群落です。


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↓ 福島県玉川村  ウマノアシガタ(馬の脚形/キンポウゲ科キンポウゲ属)別名・金鳳花

こちらは同じウマノアシガタですが、
阿武隈山系の隣り村で見られた群生です。
田んぼの土手一面に群生していました。
車で通るたび何度も見ていましたが細い村道沿いの土手で
駐車スペースがなくいつも見過ごしていて
今回初めて撮影しました。
一つ一つの花は素朴でも群生すると園芸花に負けない華やかさがありますね。

ウマノアシガタの名前の由来は根元の葉っぱが馬の脚の形に似るとされますが
まったく似ていません(ーー゛)。
この由来はどの資料でも通説になっていますが本当だろうか・・・・?
ドイツ語では「鶏の足」、英語だと「Japanese Buttercup」(日本のバターカップ)
う~ん、こんなキレイな花なにのにどれもこれも
ろくな名前じゃありませんね(-"-)。


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2017.06.21     カテゴリー :   山野草

絶滅危惧種の風車

福島県矢吹町  カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)


隣り町の里山の谷地でカザグルマが見頃になりました。
カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州~九州北部の
木漏れ日さす森や林縁などやや湿った場所に自生します。
ここは3年くらい前は谷地の藪状態で
人がほとんど入ることはなく
カザグルマも藪に覆われていて細々咲いている状態でしたが
近隣の住民が協力して下刈り整備&カザグルマの保護に努め
今年は今までになくたくさんの株が花を咲かせていました。

私が子供の頃は里山でごくふつうに見られたのですが
里山の減少や盗掘などで急激にその数を減らし
なんと33都府県で絶滅危惧種に指定されています。
我が福島県でも残念ながら絶滅危惧種になっています。


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↓ こちらは隣り玉川村のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)。
近隣で一番多く花を付けるのでお気に入りの場所です。
保護地ではありませんが、あまり人の通らない道沿いながら
定期的に下刈りはされているので藪に覆われず
たくさんの花を咲かせます。
ただ根こそぎ下刈りされてもダメで中々加減が難しいようです。

カザグルマとテッセン(鉄線)とクレマチスを混同しがちですが
カザグルマは日本の固有種で基本的にはハナビラ(ガク)は8枚ですが
テッセンハは中国原産でハナビラ(ガク)は6枚です。
クレマチスはカザグルマやテッセンを欧州で品種改良した
園芸種を指します。(国内の園芸種も含む)
カザグルマの花色は西日本では薄紫が主ですが
なぜか東日本はほとんど白です。


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2017.06.19     カテゴリー :   山野草

鳥形半鐘蔓&半鐘蔓

福島県玉川村 トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)


東野の清流にほど近い森でトリガタハンショウヅルが見頃になりました。。
トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)は
主に関東以西~四国・北部九州のやや湿り気のある山地林縁林下などに自生し
福島県でもあちこちに隔離分布しています。
高知県の鳥形山で発見されたのでトリガタのようですが
その高知県では準絶滅危惧種に指定されています。
わずかに木漏れ日が射すような林下に咲いていて
木漏れ日や木々の緑と同化しているので気付く人は少ないようです。


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福島県玉川村 ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)

東野の清流にほど近い森でトリガタハンショウヅルより半月ほど遅れて
ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)が見頃になります。
ハンショウヅルは本州~九州の里山~山地の林縁など明るい場所で樹木などに絡まりながら成長する蔓植物です。
全国的にはそう珍しくはないようですが
当地では何故か絶滅危惧種のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)以上に希少で
この周辺の山でしか見たことがありません。

昔、火事の際鳴らされた鐘(半鐘)の形に似ているので付けられた名前ですが
半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に
言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。


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2017.06.18     カテゴリー :   渓谷・渓流

涼風わたる東野の清流 ②

福島県玉川村  涼風わたる東野の清流 ②


かつては小さいながらも主なには最寄の玉川村立須釜小学校 四辻分校の
児童が愛称を付けた看板がありましたが、
分校は平成19年3月31日をもって閉校になってしまい、
それに呼応すかのように看板も大分朽ちて一部が残るのみです。


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通常でも水量の少ない小さな川の渓流なので
呼び名が“渓流”ではなく“清流”というのが何とも慎ましく好感がもてる呼び名です。
ガイドブックに載るような観光名所ではないので、平日ならほぼ貸し切り状態。
この日も麓で山菜採りの老夫婦に出会っただけでした。
静かに水音や小鳥のさえずり、滴る緑に癒されたい方にぴったしの穴場的癒しの清流です。


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一つ一つの小の落差はせいぜい1m~2mですが
その小が幾つも連続して連なるのが“東野の清流”の特徴です。
見た目の迫力には欠けますが、日本庭園や箱庭を流れ落ちる小のようで
苔むした岩の間を優しく流れ落ちる様は癒し系の渓流です。


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2017.06.17     カテゴリー :   渓谷・渓流

涼風わたる東野の清流①

福島県玉川村  涼風わたる東野の清流①


平田村の山鶏を堪能した後は車で15分ほどお隣り玉川村の“東野の清流”にも立ち寄りました。
我が家から直接向かえば車で30分弱ほど。


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↑  東野の清流周辺 Map(※地理院地図に加筆)

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↑  福島県玉川村 東野の清流 ルートMap(※地理院地図に加筆)

あぶくま高原道路、石川母畑ICからは県道40号線に入り(三春方面)、
四辻新田集落手前を右折し、そこから8分ほど。
各分岐点には小さな案内板がありますが、少し分かりづらいかも。

東野集落手前にある案内板に従い林道を左折し、
道なりに林道を進ん突き当たりに車5、6台分の駐車場と簡易トイレがあります。
そこから清流にそって遊歩道がありますが
を間近に見たり、写真を撮る場合は長靴がお勧めです。

駐車場からは遊歩道の終点までは約500m、標高差100mほど、
その間に小さなが数え切れないくらい連なっています。
終点と言っても看板があるわけではなく、小さな橋があるだけです。
その上流にも清流は続きますが、
これと言ったはないので橋から引き返したほうが無難です。


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では駐車場脇からさっそく上流に向かい歩いてみましょう。
でも歩き易い遊歩道は完全に沢沿いにあるわけではないので
写真重視の人は沢沿いの歩き易い場所を見つけて登ります。
清流の中から撮りたい人は長靴をお忘れなく。


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東野の清流は標高600mほど、源流でさえ標高800mくらいしかなく
上流に水源らしい水源が無いので雨が降らないと影響がモロにでます。
完全に涸れたのは見た事がありませんが山鶏渓谷と同じく春の水不足が
如実に現れています。
空梅雨にならないよう願いたいものです。


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2017.05.21     カテゴリー :   山野草

一輪草

福島県玉川村  イチリンソウ(一輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)


今年も隣り村の川沿いの土手でイチリンソウ(一輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)が見頃になりました。
同じ仲間のニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)は里山~山奥までけっこう多く自生しますが
イチリンソウは分布地が宮城県以南ということもあり
福島県でも絶対数が少ないとみえて私が見つけた自生地はこの一ヶ所のみです。

花そのものはイチリンソウもニリンソウもそっくりですが
名前のように基本的にイチリンソウは1株から一輪、ニリンソウは二輪咲きます。
花の外見は似ていても圧倒的に違うのは花の大きさです。
ニリンソウの花径が約2cmほどなのに対し、イチリンソウは4cm近くもあります。
またオシベの色はニリンソウは少し黄ばんだ白でイチリンソウは黄色なので良く目立ちます。


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↓ 今年はイチリンソウのそばでイカリソウも2株ほど咲いていました。
自生していたのは知っていましたが下刈りに遭うせいか
この時期イチリンソウと一緒に咲いているのを見るのは初めてです。

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2017.05.10     カテゴリー :   山野草

山吹・白山吹・紅葉苺

福島県玉川村   山吹・白山吹・紅葉苺


里山や雑木林の林縁でヤマブキ(山吹/バラ科ヤマブキ属)や
モミジイチゴ(紅葉苺/バラ科キイチゴ属)が花盛りです。
ヤマブキが咲き始めるとあちこちで田植えが始まり
いつもは静かな里山のまわりの田んぼが活気付いてきます(^^♪


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↑ ヤマブキ

山吹と言えば太田道灌にまつわる『山吹伝説』が有名ですよね。

◎山吹伝説
道灌が父を尋ねて越生の地に来た。
突然のにわか雨に遭い農家で蓑を借りようと立ち寄った。
その時、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。
道灌は、蓑を借りようとしたのに花を出され内心腹立たしかった。
後でこの話を家臣にしたところ、それは後拾遺和歌集の
「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」の
兼明親王の歌に掛けて、山間の茅葺きの家であり貧しく
蓑(実の)ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。
古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励み、
歌人としても名高くなったという。
※Wikiより

たいした学もないであろう農家の娘が
後拾遺和歌集の兼明親王の歌を知っていて
遠まわしに山吹を差し出したとは俄に信じがたいですが
あまり無粋な突っ込みは止めておきましょう(^_^;)。


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↑ モミジイチゴ(紅葉苺/バラ科キイチゴ属)

ヤマブキの傍らにはヤマブキの白花かと思えるような
モミジイチゴの清楚な花も風に揺れていました。
葉っぱがモミジの葉に似るところに由来します。
果実は黄色で食べられます(美味しいです)。


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↑ シロヤマブキ(バラ科シロヤマブキ属)

参考に我が家に咲いているシロヤマブキもご覧ください。
白いヤマブキといった印象ですがヤマブキとは別種です。
野性種は中国地方にわずかに自生しますが
園芸用として広く普及しています。

   


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2017.05.08     カテゴリー :   山野草

里山の碧きクリオネ・山延胡索

 福島県玉川村  里山の碧きクリオネ・山延胡索


山延胡索は中国に同じ仲間の生薬“延胡索”があり
日本の野生の延胡索と言うことで山延胡索と名づけられたそうです。
漢方のエンゴサクは鎮痙、鎮痛作用があり、
大正中薬胃腸薬、太田漢方胃腸薬などにも配合されていますが
残念ながら日本のヤマエンゴサクの薬効は劣るそうです。
しかしケシ科の仲間は有毒成分を含むので素人はむやみに利用しない方がいいそうです。


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↓ ムラサキケマン(紫毛万/ケシ科キケマン属)

ムラサキケマンはキケマン属の中で一番ポピュラーで
全国のやや湿った林縁や草原の自生しますが
我が家の庭にも勝ってに生えてくるので
あまり地質や立地には神経質ではないようです。

名前の由来となったケマンソウは室町時代に観賞用に持ち込まれたコマクサの仲間(同属)で、
タイツリソウの方が一般的かも。
花の形態を仏殿に飾る仏具「華鬘(ケマン)」に見立ててこの名があります。
でも華鬘は鳳凰や花などの透かし彫りを施した装飾用仏具で仏殿のなげしなどに吊り下げられます。
ケマンソウの花には余り似ていません(^_^;)。

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↓ 当地で見られるキケマン属。左から、ヤマエンゴサク、ムラサキケマン、ユキヤブケマン、ミヤマキケマン。

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2017.05.07     カテゴリー :   山野草

里山の碧きクリオネ・山延胡索

 福島県玉川村  里山の碧きクリオネ・山延胡索


隣り村の里山の林縁でヤマエンゴサクが見頃になりました。
ヤマエンゴサク(山延胡索/ケシ科キケマン属)は本州~九州の
山あいのやや湿った場所に自生し、花色は薄紫や水色、青など様々です。
咲き始めは薄紅色タイプもありますが、この花も徐々に青みを帯びてきます。
今年は開花が昨年より1週間ほど遅くキクザキイチゲと開花が重なり
写真的に見栄えがしラッキーでした。
名前は少々厳めしいですが、花そのものは森を泳ぐ碧きクリオネのようで
とても愛らしい花です(^^♪。


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2017.04.30     カテゴリー :   山野草

油瀝青樹下の菊咲一華

福島県玉川村   油瀝青樹下の菊咲一華


満開の油瀝青(アブラチャン)樹下では遅咲きのキクザキイチゲも花盛りでした。
キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)や他のイチリンソウ属の
自生地の多くは川沿い、谷筋、渓流沿いなど水分の豊かな土地を好みます。
たとえ現在は川が流れていなかったとしても、かつては川筋であった場所など
目には見えなくとも地下水脈が息づいていることが多いようです。


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2017.04.29     カテゴリー :   山野草

油瀝青(アブラチャン)

 福島県玉川村  アブラチャン(油瀝青/クスノキ科クロモジ属)


隣り村の里山でアブラチャン(油瀝青/クスノキ科クロモジ属)が花盛りでした。
アブラチャンは本州~九州の山あいの半日陰に自生し
そう珍しい花でもないし、そう注目を浴びる花でもありませんが
逆光ぎみに撮影すると写真的にはとても魅力的な花です。

油瀝青と書いてアブラチャンと読める方はは相当の物知りだと思います。
名前の由来はこの木には樹や実に油成分が多く昔は灯火用の油をとったことだそうです。
『瀝青=チャン』とは油桐の油に松脂を加えた防水用の塗料のことで
チャンそのものは外来語ではないかと言わてるそうです。


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ダンコウバイ(檀香梅/クスノキ科クロモジ属)に良く似ますが
アブラチャンには枝と花の間に短いながら花序(茎)がありますがダンコウバイは花序がありません。
葉っぱも違います。(アブラチャンの葉は花後に出てきます。写真下)
アブラチャンは楔形(桜の葉っぱのような形)ですがダンコウバイは葉先が3つに割けています。
でも、花の時期は近づいてよ~く確認しないと判別がかなり難しいです。


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↑  順光で見るとこんな感じ、これはこれでまたキレイだと思います。

  


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