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2017.06.24     カテゴリー :   山野草

御霊櫃峠の山ツツジ

 福島県郡山市湖南町  御霊櫃峠のツツジ


郡山市の西部の湖南町へ山野草と滝を見に行ってきました。
郡山市湖南町は行政上は郡山市なんですが地理学的には
分水嶺を越えた会津地方(日本海水系)に分類され
天気予報なども会津地方のくくりです。

湖南町は名前のように猪苗代湖の南部の農村地帯で
明治以降幾つかの村が合併し湖南村になりそのご郡山市に編入されました。
湖南地域は江戸時代から会津藩と二本松藩(郡山市)の藩境があり
複雑な藩境だったようですが湖南村になってからは郡山とのつながりが大きくなったようです。

↓ 福島県郡山市湖南町周辺地図。
※Google Mapに加筆。


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↑ 福島県郡山市湖南町  御霊櫃峠の山ツツジ

奥羽山脈で分断されている郡山市街地と湖南町を結ぶ峠の一つが
御霊櫃峠(867m)です。
やたら難しい漢字ですが『ごれいびつ』と読みます。
名前の由来は、前九年の役で源義家の東征に従った鎌倉権五郎景政が
近郷の賊徒を平定し、御霊の宮を造営し鎮護を祈ったが、災が続いたため
山中の霊石に神霊をうつして五穀豊穣を祈願したことが始まりだそうで
実際に峠の途中の山中に御霊櫃という大きな岩があります。

御霊櫃峠は日本海と太平洋の分水嶺でもあり
見晴らしの良い峠からは西に猪苗代湖、東に安積平野(郡山)を望むことができます。
またこの峠は大竹しのぶ主演の映画『あゝ、野麦峠』のロケ地にもなりました。
実際の野麦峠は長野県の諏訪湖近くにありますが(乗鞍と御岳の間の峠)
御霊櫃峠から見下ろした猪苗代湖の風景が本家の野麦峠よりイメージに合ったので
ロケ地に選ばれたそうです。


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↑ 山の中央のガレ石の道は峠道ではなく登山道で
実際の峠は写っていませんがこの写真手前にある舗装道路です。

御霊櫃峠は花の峠としても人気があり
この時期は山肌を覆う山ツツジが見事です。
この峠は常に強風が吹き抜けるため867mとさほど高山でもないのに
高木が育たず、その変わりにガレ場を好む貴重な山野草がたくさん自生しています。


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↑ 御霊櫃峠の西側には猪苗代湖が見下ろせます。


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↑ 東側には安積野平野(あさかのへいや)(郡山盆地)が広がります。
安積とは郡山周辺の古くからの呼び名です。


  


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2017.06.23     カテゴリー :   

朴の木の花

福島県鏡石町  ホウノキ(朴の木/モクレン科モクレン属)の


里山の谷筋にホウノキ(朴の木)のが咲いていました。
樹高は大きくなると30mにもなりは枝の先端に上を向いて咲くため
木やはそう珍しいわけで無いものの写真に収めづらいです。
ホウノキ(朴の木)はモクレン科モクレン属で、日本全土の山林に分布し、
葉っぱは最大で40cm、も15cmと樹木では日本最大です。
英名ではJapanese umbrella tree と言うそうです。
花も豪華ですが香りも気品あるいい香りがします。


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大きな葉っぱはホウバ(朴葉)と言って
香りもいいので朴葉味噌や朴葉ずし、朴葉にぎりなどに使いますよね。
古代には食物を盛る葉に用いられたそうです。

南インドやバリ島では今でもバナナの葉っぱに食べ物を盛ったり
包んだりすることがあります。
これは貧しくて食器が買えないというより、宗教上(ヒンズー教)
他人が使ったものは不浄とされるからです。
日本でも家庭ではお茶わんや箸などは自分の物が決まっていますよね。
これも不浄思想からきたもので、欧米や中国、朝鮮にも無い
世界的にも珍しい習慣だそうですよ。


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2017.06.22     カテゴリー :   山野草

金鳳花(馬の脚形)

福島県須賀川市(旧・岩瀬村)  ウマノアシガタ(馬の脚形/キンポウゲ科キンポウゲ属)別名・金鳳花


奥羽山系の隣り村の林道でウマノアシガタが見頃になりました。
正式名はウマノアシガタ(馬の脚形/ キンポウゲ科キンポウゲ属)ですが
私的には金鳳花の呼び方のほうが好きです。
ウマノアシガタは日本全土の里地~山あいまで広く分布し、
草原、林縁、土手、畦などでごく普通に見られまが
これほど見事な群落はそうそうは見られません。
まるで人工的に植栽されたかのような素晴らしい金鳳花ストリートですが
植えられたのでは無く自然に形成された群落です。


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↓ 福島県玉川村  ウマノアシガタ(馬の脚形/キンポウゲ科キンポウゲ属)別名・金鳳花

こちらは同じウマノアシガタですが、
阿武隈山系の隣り村で見られた群生です。
田んぼの土手一面に群生していました。
車で通るたび何度も見ていましたが細い村道沿いの土手で
駐車スペースがなくいつも見過ごしていて
今回初めて撮影しました。
一つ一つの花は素朴でも群生すると園芸花に負けない華やかさがありますね。

ウマノアシガタの名前の由来は根元の葉っぱが馬の脚の形に似るとされますが
まったく似ていません(ーー゛)。
この由来はどの資料でも通説になっていますが本当だろうか・・・・?
ドイツ語では「鶏の足」、英語だと「Japanese Buttercup」(日本のバターカップ)
う~ん、こんなキレイな花なにのにどれもこれも
ろくな名前じゃありませんね(-"-)。


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2017.06.21     カテゴリー :   山野草

絶滅危惧種の風車

福島県矢吹町  カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)


隣り町の里山の谷地でカザグルマが見頃になりました。
カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州~九州北部の
木漏れ日さす森や林縁などやや湿った場所に自生します。
ここは3年くらい前は谷地の藪状態で
人がほとんど入ることはなく
カザグルマも藪に覆われていて細々咲いている状態でしたが
近隣の住民が協力して下刈り整備&カザグルマの保護に努め
今年は今までになくたくさんの株が花を咲かせていました。

私が子供の頃は里山でごくふつうに見られたのですが
里山の減少や盗掘などで急激にその数を減らし
なんと33都府県で絶滅危惧種に指定されています。
我が福島県でも残念ながら絶滅危惧種になっています。


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↓ こちらは隣り玉川村のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)。
近隣で一番多く花を付けるのでお気に入りの場所です。
保護地ではありませんが、あまり人の通らない道沿いながら
定期的に下刈りはされているので藪に覆われず
たくさんの花を咲かせます。
ただ根こそぎ下刈りされてもダメで中々加減が難しいようです。

カザグルマとテッセン(鉄線)とクレマチスを混同しがちですが
カザグルマは日本の固有種で基本的にはハナビラ(ガク)は8枚ですが
テッセンハは中国原産でハナビラ(ガク)は6枚です。
クレマチスはカザグルマやテッセンを欧州で品種改良した
園芸種を指します。(国内の園芸種も含む)
カザグルマの花色は西日本では薄紫が主ですが
なぜか東日本はほとんど白です。


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2017.06.20     カテゴリー :   山野草

金蘭&笹葉銀蘭

 福島県鏡石町  金蘭&笹葉銀蘭


当町の里山でキンランが見頃になりました。(撮影は5/20)
キンランは当町でもあまり見られない貴重種ですが
全国的にみても45都府県で絶滅危惧種に指定されています。
数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが
キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため
自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、
栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。
保護するにはキンランだけではなく
自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。


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キンランは草丈20~30cm、
唇弁の赤い筋が特徴ですが晴天にならないと大きく全開しません。


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↓  福島県鏡石町  ササバギンラン(笹葉銀蘭/ラン科キンラン属)

町内の里山ではササバギンランも見頃になりました。
どちらもラン科キンラン属で山あいの似たような環境に咲きます。
咲く時期も同じ晩春で同じ林内でキンラン、ギンラン、ササバギンランと
3種が並んで咲いている事もあります。

キンランは花色が黄色なので一目瞭然ですがギンランとササバギンランは白い花で
ぱっと見はそっくりです。
草丈は全般的にギンランの方がが小型(10~20cm)で
ササバギンランがやや大型(10~30cm)ですが、
個体差があるので草丈だけでは判別できません。
1番の違いは葉です。ササバギンランの葉はその名のように細長い笹型で
花と同じ高さまでスーっと伸びていますが、ギンランの葉は、完全に花の下なのが
見極めのポイントです。


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2017.06.19     カテゴリー :   山野草

鳥形半鐘蔓&半鐘蔓

福島県玉川村 トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)


東野の清流にほど近い森でトリガタハンショウヅルが見頃になりました。。
トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)は
主に関東以西~四国・北部九州のやや湿り気のある山地林縁林下などに自生し
福島県でもあちこちに隔離分布しています。
高知県の鳥形山で発見されたのでトリガタのようですが
その高知県では準絶滅危惧種に指定されています。
わずかに木漏れ日が射すような林下に咲いていて
木漏れ日や木々の緑と同化しているので気付く人は少ないようです。


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福島県玉川村 ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)

東野の清流にほど近い森でトリガタハンショウヅルより半月ほど遅れて
ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)が見頃になります。
ハンショウヅルは本州~九州の里山~山地の林縁など明るい場所で樹木などに絡まりながら成長する蔓植物です。
全国的にはそう珍しくはないようですが
当地では何故か絶滅危惧種のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)以上に希少で
この周辺の山でしか見たことがありません。

昔、火事の際鳴らされた鐘(半鐘)の形に似ているので付けられた名前ですが
半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に
言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。


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2017.06.18     カテゴリー :   渓谷・渓流

涼風わたる東野の清流 ②

福島県玉川村  涼風わたる東野の清流 ②


かつては小さいながらも主なには最寄の玉川村立須釜小学校 四辻分校の
児童が愛称を付けた看板がありましたが、
分校は平成19年3月31日をもって閉校になってしまい、
それに呼応すかのように看板も大分朽ちて一部が残るのみです。


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通常でも水量の少ない小さな川の渓流なので
呼び名が“渓流”ではなく“清流”というのが何とも慎ましく好感がもてる呼び名です。
ガイドブックに載るような観光名所ではないので、平日ならほぼ貸し切り状態。
この日も麓で山菜採りの老夫婦に出会っただけでした。
静かに水音や小鳥のさえずり、滴る緑に癒されたい方にぴったしの穴場的癒しの清流です。


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一つ一つの小の落差はせいぜい1m~2mですが
その小が幾つも連続して連なるのが“東野の清流”の特徴です。
見た目の迫力には欠けますが、日本庭園や箱庭を流れ落ちる小のようで
苔むした岩の間を優しく流れ落ちる様は癒し系の渓流です。


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2017.06.17     カテゴリー :   渓谷・渓流

涼風わたる東野の清流①

福島県玉川村  涼風わたる東野の清流①


平田村の山鶏を堪能した後は車で15分ほどお隣り玉川村の“東野の清流”にも立ち寄りました。
我が家から直接向かえば車で30分弱ほど。


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↑  東野の清流周辺 Map(※地理院地図に加筆)

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↑  福島県玉川村 東野の清流 ルートMap(※地理院地図に加筆)

あぶくま高原道路、石川母畑ICからは県道40号線に入り(三春方面)、
四辻新田集落手前を右折し、そこから8分ほど。
各分岐点には小さな案内板がありますが、少し分かりづらいかも。

東野集落手前にある案内板に従い林道を左折し、
道なりに林道を進ん突き当たりに車5、6台分の駐車場と簡易トイレがあります。
そこから清流にそって遊歩道がありますが
を間近に見たり、写真を撮る場合は長靴がお勧めです。

駐車場からは遊歩道の終点までは約500m、標高差100mほど、
その間に小さなが数え切れないくらい連なっています。
終点と言っても看板があるわけではなく、小さな橋があるだけです。
その上流にも清流は続きますが、
これと言ったはないので橋から引き返したほうが無難です。


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では駐車場脇からさっそく上流に向かい歩いてみましょう。
でも歩き易い遊歩道は完全に沢沿いにあるわけではないので
写真重視の人は沢沿いの歩き易い場所を見つけて登ります。
清流の中から撮りたい人は長靴をお忘れなく。


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東野の清流は標高600mほど、源流でさえ標高800mくらいしかなく
上流に水源らしい水源が無いので雨が降らないと影響がモロにでます。
完全に涸れたのは見た事がありませんが山鶏渓谷と同じく春の水不足が
如実に現れています。
空梅雨にならないよう願いたいものです。


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2017.06.16     カテゴリー :   

初夏の風渡る山鶏滝

福島県平田村   初の風渡る山鶏


上流の取水堰からは下流に約250m、
下流の駐車場から右手に山鶏渓谷を見ながら遊歩道を歩いても約250m、
山鶏と山鶏の橋、橋を渡った山側に山鶏不動堂が見えてきます。
山鶏渓谷のメインは何と言っても渓谷名にもなっている山鶏です。
山鶏滝は滝幅、落差ともに約8mと大きな滝ではありませんが、
複雑な流れを四方から眺められ四季折々豊かな表情を見せる優美な滝です。


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↑ 右岸遊歩道から

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↑ 滝の落ち口から

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↑ 滝下の岩から

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↑ 滝下の岩から(2016年6月) 今回はかなり水量が少なめですが梅雨どきはこのくらいの水量があります。


   


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2017.06.15     カテゴリー :   

初夏の風渡る山鶏滝渓谷 男滝 女滝 

 福島県平田村  初の風渡る山鶏渓谷 男 女 


緑眩しい阿武隈山中の山鶏渓谷と東野の清流へ行ってきました。
他に行きたいはあったのですが、この日の天気予報は朝からずっと快晴。
晴天は行楽には最高ですが日当たりのいいの撮影には最悪の条件です。
減光フィルターを装着するなどの手段もありますが
できればフィルターに頼らず自然のまま撮影したいってことで
定番ですが我が家から車で25分とアクセスが楽チンな山鶏滝渓谷と
東野の清流に行くことにしました。
これらの渓谷や滝なら早朝出発すれば陽が高くなる前に撮影できるのが
一番の理由です。


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↑ 福島県平田村 山鶏滝周辺ルートマップ。(※Google Map に加筆)

山鶏滝渓谷へは“あぶくま高原道路”の母畑石川インターチェンジ
or平田西インターチェンジで降り約5,6分です。
または県道42号線(矢吹・小野線)から4分ほどです。
“あぶくま高原道路”は東北道矢吹インターと磐越道小野インターを結ぶ高速道路ですが、
玉川IC?小野IC間は現在無料で利用できます。
というか、東北道と連絡する矢吹町以外の全区間無料です。

“あぶくま高原道路”は首都移転構想があったころ阿武隈高地に首都を誘致しようとしたインフラ整備の一環でしたが、
バブル崩壊ともに首都移転構想も頓挫し、
人口の少ない阿武隈高原でやや浮いた存在の道路になってしまいました。
我々は便利なので重宝していますが、正直もったいないくらい立派な道路です(^_^);。

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↑ 福島県平田村 山鶏滝 ルートマップ拡大版。(※Google Map に加筆)

あぶくま高原道路を利用した場合は、石川母畑インターで降り、
福島県道42号矢吹小野線に入ります。
インター出口に平田村&母畑方面への標識があるので指示通り直進します。
途中、母畑温泉方面への右折道路をやりすごすと母畑湖(千五沢ダム)が見えてきます。
さらに県道42号を1km直進すると平田村の表示板があり、そこが山鶏滝方面への右折道路です。
右折し道なりに進むと母畑湖に架かる1車線の橋があり、
渡ってさらに道なりに1kmほど行くと左手に山鶏滝への案内板があるので、左折します。
細いながらも舗装道路を500mほど進むと北須川に架かる橋にでます。
橋を渡った左手が山鶏滝遊歩道の駐車場で、10台くらい止められ、簡易トイレもあります。
橋の左手(上流)が北須川沿いの山鶏滝遊歩道で、入り口には絵図案内板があり、
コンクリートの遊歩道が山鶏滝まで250mほど続いています。

山鶏滝渓谷は一般的には山鶏滝を観て引き返す観光客がほとんどですが
山鶏滝より上流にも女滝、男滝など取水堰まで
渓谷に沿って約300mの遊歩道があります。
遊歩道と言っても山鶏滝より先は獣道程度ですが・・・(^^);。
今回は上流(取水堰)の直ぐ下流の小滝から下流へとご案内します。


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↑ 取水堰の下で最初の滝らしい小滝ですが名前はないようです。

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↑ 次の小滝も名前はありません。
今回は水量が少なく迫力には欠けますが幾筋もの流れが美しい小滝です。

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↑ 次の滝は男滝ですが、遊歩道からは直接そばに行けないので
次の女滝まで行き、そこから上流にある男滝を望むようになります。

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↑ 落差も迫力も女滝の方が立派なのですが何故か小さい方が男滝なんです。
現地案内板にも村役場HPにもその云われなどは記されていませんが
男滝の山側遊歩道沿いには長さ3mもの男根のような大岩が突き出していて
この岩も命名に関連しているのかなと想像します。

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↑ 男滝は落差3m滝幅も3mと名前ほど雄々しい滝ではないかも。
女滝ありきでで、後付の命名って感じもします(^_^;)。

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↑ 女滝の落ち口。
男滝の下流にあるのが女滝で落差は8m。
落ち口の滝幅は8mほどありますが一番狭いところは1m弱しかなく
名前とは裏腹にけっこう荒々しい滝です。

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↑ 女滝。
女滝の一番狭い部分。
上流の落差が小さな滝が男滝で、下流の豪快な滝が女滝なのか良く分かりませんが、
私が勝手に想像するに女滝の細く落下する部分を産道に見立てのではと思います。
山岳信仰では岩石の隙間や穴をくぐり抜けるのを女性の産道に見立て霊界と現世の境界とし、
それをくぐることにより穢れが浄化される信仰を『胎内くぐり』と言いますが、
この山鶏滝も古来より修験場だったことからそれらに習ったのかも知れません。

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↑ 女滝を下流側から望んだ構図です。
今回は水量が少なくおしとやかな女滝ですが
水量が多いときは滝飛沫が舞い豪快で光芒を見ることもできます。

  


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2017.06.14     カテゴリー :   夕日、夕焼け

棚田夕景

 福島県鏡石町   棚田夕日


今年も近くのお気に入りの棚田の夕景を撮ってきました。
※撮影は5/19、20です(^_^;) (実際の撮影日と投稿日がかなりずれてきています)
私の近辺の棚田は日本の棚田100選に選ばれるような絵に描いたような階段状の棚田ではなく、
丘陵地帯に広がるなだらかな棚田です。
子供の頃(何年前?笑)は田んぼ1枚1枚がもっと小さな田んぼで
もう少し棚田らしかったのですが
機械化に対応できるよう圃場整備が進み大きくなだらかになってしまいました。


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向こうの山並みは奥羽山脈の最南端の山々。
左にパンすると那須連峰ですが、
この時期は夕陽が沈む辺りにシンボリックな山が無いのが残念です。


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↓  飛行機雲が現れましたが帯が短いってことは水分が少ないカラッとした高気圧天気ですね。
この分では天気予報通り明日も晴れそうです。


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↓ 翌日も予想通り雲一つない晴天になりました。
田んぼに水が入ったばかりの鏡田と夕陽のコラボレーションは
幸運が重らないとなかなか見られないので2日連続で見に行きました。
でも一日違いで田んぼでは田植えが済んでいました。
まだ苗が小さいので鏡田に大きな影響はありませんが
苗の生長とともにだんだん鏡田の輝きが無くなっていきます。

この日も運良く飛行機雲ができました。
昨日より明らかに尾ひれが長いので水分が多くなってきているのでしょう。
おそらく明日から天気は下り坂かな。


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2017.06.12     カテゴリー :   

東国ミツバツツジ咲く明神滝 Part2

福島県天栄村  東国ミツバツツジ咲く明神 Part2


明神の名前の由来はの左岸頂上にある直立した大きな一枚岩の傍らには、
宗像三神の一つ田心姫命が祭られています。その御神体は蛇体であるとされ、
日照りの時でもこの社に祈ると、必ず雨が降ると言い伝えられ、
いつしか明神と呼ばれるようになったそうです。

田心姫命が明神と言うより、中世頃から神が本来の名前で呼ばれることは少なり、
神様の名前を省略し通称で「明神」や「権現」などと大まかに言うそになったそうで、
天栄村の明神も神のご利益があるという意味で『明神滝』と呼ばれたと思われます。


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橋のたもとから川原に降り立てますが
基本的には左岸から撮影することになります。
右岸や川の中から撮影する場合は胴長(ウェダー)が必要です。

川の中の岩のあちこちにナルコスゲが繁茂し
川風に揺れる様は涼やかで風情があります。
シャッタースピードをもっと遅めに設定すれば
渓流の流れがもっとシルキーになりますが
ナルコスゲがブレブレになるので
程ほどの折り合いをつけました。


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2017.06.12     カテゴリー :   

東国ミツバツツジ咲く明神滝 Part1

福島県天栄村  東国ミツバツツジ咲く明神 Part1


羽鳥湖高原明神のトウゴクミツバツツジは1週間前に立矢川のへ行く前に下見したときは
まだ蕾だったので満を持しての再訪しました。
一番の目的はの傍らに咲くトウゴクミツバツツジとのコラボレーションなのに
わずか1週間の間に一番の見頃が過ぎてしまった上に(理想は葉が開く前の花)
今年はトウゴクミツバツツジじたいの花付きが良くありません(ーー;)。
ヤマツツジはまだ蕾状態。中々ちょうどしないものです。

トウゴクミツバツツジ (東国三葉躑躅/ツツジ科ツツジ属)は樹高1~4m、
本州(山形宮城?中部)に分布し、関東の山地(標高1000m以上)に多いことからトウゴクの名がつきました。
代表種ミツバツツジのオシベは5本ですがトウゴクミツバツツジは10本あるのが見極めポイントです。


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↑ 明神は会津布引山を源流とする黒沢にあるで落差、
幅とも8mほどの小ぶりな滝ですが滝は2筋にわかれ落ち中々優美な滝です。
滝の真ん前には橋が架かっていて
橋の上から滝を見下ろせるお手軽滝です。
この写真上3点は橋上や橋のたもとから撮ったものです。

↓ 明神滝は橋から見下ろすようにも撮れますが、
間近に撮るには川底まで降りたほうがいいと思います。
橋のたもとに川原へ降りる踏み跡があります。


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2017.06.11     カテゴリー :   山野草

姫萩

福島県鏡石町   ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)


今年も町内の里山でヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が見頃を迎えした。
ヒメハギはハギの名が付いていますが、秋に咲くマメ科の萩の仲間ではありません。
草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり
枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。

ヒメハギは北海道~九州まで広範囲に分布しますが数は多くないようです。
里山や草地の明るくやや乾いた斜面などに自生し
草丈が低く花も小ぶりなので枯れ草などに隠れて
中々見つけにくい花です。
初めて見つけた時はスミレの仲間かと思って近づいたほどです。
這いつくばって撮らなければならず
他の人から見られるとちょい恥ずかしい格好です(^_^;)。


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↓ ヒメハギの花は構造が複雑なので大雑把に説明すると
左右に一番大きく開いているのはガク片で
中央に3つの花ビラ(花弁)があり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。
舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると
シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。
オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます。


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2017.06.10     カテゴリー :   山野草

瑠璃色の煌き蛍蔓

福島県鏡石町  ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)


近くの里山でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)が見頃になりました。
日本各地の明るい山林に自生しますが、数はあまり多くないようです。
佐賀では絶滅し、東京、石川、愛知、宮崎、長崎では絶滅危惧種1類、
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
近くの里山では3ヶ所ほど確認していますが
あまり標高の高い山奥ではなぜか見かけません。


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ホタルカズラは先日紹介したルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と
同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。
周囲の白い小さな花はオオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)で
蝶はツマグロヒョウモン(♂)です。


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蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
地を這うように増えていきます。
このランナーを蔓(つる)とみなし青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。
園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。
いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。
日本のホタルカズラは園芸種に勝るとも劣らないとても美しい山野草です。


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福島県をメインに四季折々の自然をご紹介します。(ryu)



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