タグ 《鏡石町》   全13ページ
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
いいね!!

2017.09.16     カテゴリー :   山野草

ツルボ(蔓穂/キジカクシ科ツルボ属)

福島県鏡石町  ツルボ(蔓穂/キジカクシ科ツルボ属)


郊外の田んぼを見下ろす池の土手で今年もツルボ(キジカクシ科ツルボ属.)が見頃になりました。
ツルボは全国に分布し陽の良く当たる池や川の土手などの草むらに自生しますが
なぜか福島県ではあまり多くは自生していません。
街路樹の下に群生する所もあるんですが茎も短いし
場所柄、園芸種が逃げ出したものかも。


1_20170916043326424.jpg

2_201709160433353e3.jpg

3_2017091604333285f.jpg


ツルボは春先にヒヤシンスのような細い葉っぱを伸ばし
草が繁茂する頃に葉っぱはほとんど枯れてしまい
?初秋に突然20?30cmの芽(茎)を伸ばしを咲かせます。
この形態はヒガンバナ科のキツネノカミソリともよく似ています。

名前の由来は細長く伸びたた茎に米粒に似た穂をつけることから
ツルイイボ(蔓飯粒穂)⇒ツルイボ(蔓飯穂)⇒ツルボ(蔓穂)に
なったとのではないかと言われてます。
名前に蔓と付きますが細長い紐状の蔓にはなりません。


4_20170916043333a9a.jpg

5_201709160433377ab.jpg


↓ フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)


田んぼの土手でフシグロセンノウも花盛りでした。
例年ならもっと早い時期に見頃になるのですが
今年は開花前に一度下刈りされてしまったようです。
フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)は本州~九州に分布し、
明るい林縁から薄暗い林床まで広範囲に自生します。
草丈50~80cm、花径4cm、花色は鮮やか朱色で
野生の花の中ではかなり目立つ色なので咲いていればすぐ見つかります。
福島県ではそれほど珍しい花ではありませんが
16都県で絶滅危惧種に指定され、秋田、鹿児島では絶滅したとされています。


6_201709160433371ea.jpg

   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!
スポンサーサイト

2017.09.15     カテゴリー :   山野草

ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)

 福島県鏡石町  ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)


近くの里山の林縁でツルニンジンが見頃になりました。
ツルニンジンは、茎がツルになり、
根が高麗ニンジンに類似していることからキキョウ科ですがツルニンジンと呼ばれ
日本、韓国,中国など東アジアに分布しています。


1_20170915042656c12.jpg

2_20170915042700c42.jpg

3_20170915042701064.jpg


日本では食材としてはあまり馴染みのないツルニンジンですが
韓国では根や葉を滋養のある山菜&生薬として食すそうで、
朝鮮王朝時代の宮廷を舞台とした有名な韓流ドラマ「チャングムの誓い」にも
食材として登場していたそうです。(私は韓流が好きじゃないので観ていませんが・・・・)


4_201709150427044fd.jpg

5_20170915042704c81.jpg

6_201709150427064f3.jpg


湧永製薬のHPに「チャングムの誓い」のツルニンジンの興味深い話が載っていたのでご紹介します。

※「チャングムの誓い」第21話の場面。
最高尚宮(チェゴサングン)の地位をかけたハン尚宮とチェ尚宮による
「王と皇太后に捧げる料理」の最終決戦。
チャングムが幼い頃、瀕死の母親に食べさせた「野いちご」の砂糖漬けで
ハン尚宮が勝利したというデザート対決での場面。
対するチェ尚宮が捧げた逸品に皇太后が「すばらしい!」と絶賛しました。
そのデザート「ソプサンサム」こそ、実は「ツルニンジン(トゥッドゥ)」の揚げ菓子だったのです。

  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!




2017.09.01     カテゴリー :   山野草

オグルマ(小車/キク科オグルマ属)

 福島県鏡石町  オグルマ(小車/キク科オグルマ属)


郊外の田んぼ脇の土手でオグルマ(小車/キク科オグルマ属)が花盛りです。
北海道~九州の日当たりのいいジメ地や土手などに自生し分布域は広いですが
東京では絶滅、石川、大阪、愛媛、香川では絶滅危惧Ⅰ類に指定され
18都府県で絶滅危惧種になっています。
福島県は指定こそされていませんが、あまり見かけません。

オグルマは明るくやや湿った場所に自生し 
茎には毛があり、上部で良く分岐するので1株当たりの花が多い。
葉はガサガサし葉脈はくっきりしているものの浮き出てはいません。


1_201709010434108ba.jpg

2_20170901043411e8d.jpg

3_20170901043414a80.jpg

4_201709010434147b5.jpg

5-.jpg


↓ 良く似たカセンソウ(歌仙草/キク科オグルマ属)は
全国の明るくやや乾燥ぎみの草地に自生し
草丈は40~80cmほど、茎には毛が密につき葉は葉脈が浮き出てガサガサしています。
一番分かりやすいのは花を裏から見て
カセンソウの総苞片(ガク)は幅広で数は少なめ、オグルマの総苞片(ガク)は細くたくさんあります。


6_20170901043418a4f.jpg


  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.08.13     カテゴリー :   山野草

ケイワタバコ(毛岩煙草)

 福島県鏡石町  ケイワタバコ(毛岩煙草)


里山の崖でケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)が
見頃になりました。
以前はイワタバコとして紹介していましたが
茎やガクに産毛がたくさんあるのでケイワタバコとするのが
正しいかも知れません。
イワタバコは岩手県にもわずかに自生しているようですが
群生地としては福島県が北限だそうです。
ましてやケイワタバコは多くの資料に関東~近畿に分布とあったので
当町の花もイワタバコ(写真③)だろうと勝手に思い込んでいました。

福島県にもわずかにケイワバコの自生例があると知り
以前の写真を確認したら、あれま!!どれもこれも
見事に毛深いではありませんか(笑)。
こりゃ、どう見てもケイワタバコです。
ただ、ケイワタバコは母種のイワタバコより花期が早いとありましたが
北限だからなのか、当町のケイワタバコの花期はそう早くはありません。


1_20170813040952649.jpg

2_201708130410014a5.jpg

3_20170813040955d74.jpg


名前にタバコと付きますが煙草(ナス科タバコ属)とはまったく別もので
岩場に自生しタバコの葉のような大きな葉っぱなので
イワタバコと呼ばれます。
大きな葉っぱは20cmにもなります。
星型の花は基本5角形の合弁花ですがまれに六角形や四角形もあります。
開花して直ぐはキレイな星型ですが花弁がしだいに外側に丸まり
花期の終盤は全体的にて丸っぽい花に見えてきます。
グロキシニア、ストレプトカーパス、セントポーリアなどもイワタバコの仲間なんですよ。


4_20170813041001e80.jpg

5_20170813040956bed.jpg

6_20170813041000b13.jpg


  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.08.12     カテゴリー :   山野草

ソバナ(岨菜)

福島県鏡石町  ソバナ(岨菜)


近くの里山でソバナ(岨菜/キキョウ科ツリガネニンジン属)が見頃を迎えました。
ソバナは本州~九州の山地の林縁や渓流沿いなどに自生し草丈は60~100cmほど、
花の大きさは2cmほどです。
蕎麦のような若菜を山菜として食べるので蕎麦菜という説もありますが、
山や谷の斜面(岨=そま)に自生するので岨菜が妥当かなと思います。
私の地域でソバナの多くは標高400m以上の山あいに自生しますが
街近くの里山に自生するのはとても貴重です。
佐賀、福岡、山口、千葉では絶滅危惧種1類、東京では絶滅種になっています。


1_201708120436371a4.jpg

2_20170812043639ed6.jpg

3_2017081204364049e.jpg


ソバナは仲間のツリガネニンジン(釣鐘人参/キキョウ科ツリガネニンジン)(写真④)と似ますが、
ツリガネニンジンは里地~山地まで分布域が広く、
草原、土手、林縁など明るければ様々な場所に自生し、草丈は大きいものは1.5mにもなります。
花期は晩~秋。
花序下部の花が輪生し、雌しべが突出します。
また、ソバナは同じ釣鐘型でも末広がりの富士山型で、ツリガネニンジンはドーム状の梵鐘型です。
ソバナの花色はほぼ薄紫ですが、ツリガネニンジンは白~紫と様々です。


4_20170812043643cce.jpg

5_20170812043641de9.jpg

6_2017081204364326d.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.08.10     カテゴリー :   山野草

ツルフジバカマ(蔓藤袴)

 福島県鏡石町  ツルフジバカマ(蔓藤袴/マメ科属名ソラマメ属)


郊外の田んぼ道の土手でツルフジバカマが花盛りでした。
ツルフジバカマは北海道~九州や東アジアに広く分布し
花が藤に似て蔓状の茎に袴状の托葉があるので(写真③)
ツルフジバカマと呼ばれます。

緑が濃くなるこの時期は光があまり射さない森の中より
明るい林縁や土手などの方がたくさんの花が見られます。
ただ里地の林縁や土手は下刈りされる割合が高く宿根草とは言え毎年同じ場所、
同じ時期に咲いているとは限らないので
こまめにあちこちチェックしないと花の盛りを見逃してしまいます。

ツルフジバカマは福島ではさほど珍しい花ではありませんが
京都、奈良、三重では絶滅危惧種1類
大阪、兵庫、鳥取、高知では絶滅危惧2類に指定されています。


1_201708100430565ca.jpg

2_20170810043101bb2.jpg

3_2017081004305902f.jpg

4_20170810043101c77.jpg

5_201708100431051c0.jpg

6_201708100431040e0.jpg


  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.08.09     カテゴリー :   山野草

カワラナデシコ(河原撫子)

福島県鏡石町  カワラナデシコ(河原撫子)


田んぼを望む里山の林縁で今年もカワラナデシコがちょうど見頃になりました。
カワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)は本州以南に広く分布し、
明るい河原や林縁、草地に自生します。
秋の七草の一つで、撫でたいほど可愛らしいので撫でし子と呼ばれます。


1_20170809041944a70.jpg

2_20170809041954488.jpg

3_201708090419509fb.jpg


ナデシコと言えば女子ワールドカップ優勝し、
ロンドンオリンピックでの大活躍した日本女子サッカー代表のナデシコJAPANを
思い浮かべますよね。
ナデシコJAPANが撫でたいほど可愛いかは置いといて(^^);   
ここのところ少し低迷しているのが残念です。
現監督は福島県福島市出身の高倉麻子監督ってこともあり
ぜひ頑張って欲しいものです。
   

4_20170809041954afb.jpg

5_2017080904195181c.jpg

6_20170809041956e92.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.08.08     カテゴリー :   山野草

エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)&クサアジサイ(草紫陽花)

 福島県郡山市湖南町中ノ入  エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)&クサアジサイ(草紫陽花)


郡山市湖南町中ノ入の不動明王滝へ到る林道沿いではエゾアジサイが花盛りでした。
エゾアジサイ(蝦夷紫陽花/アジサイ科アジサイ属)は主に北海道~本州の
日本海側(京都以北)に分布し湿気のある山の斜面や沢沿いに生えます。
福島県では会津地方など日本海水系の地域はもとより
奥羽山系の分水嶺を越えた太平洋水系の山にも自生しています。
しかし何故か県中央を流れる阿武隈川を境に
阿武隈山系~太平洋側ではまだ見たことがありません。


0_201708080502136ee.jpg

2_2017080805021623d.jpg


エゾアジサイはヤマアジサイ(山紫陽花)の亜種(変種)とされ
樹高は1~2mくらいとヤマアジサイより大きくなり
葉は全体に大きく丸みがありますが園芸種のようなな光沢はありません。
花色(装飾花)は爽やかな青系が多く、稀に薄紅色もあります。


3_20170808050223ff3.jpg


4_201708080502193a3.jpg


↑ 今回初めてエゾアジサイの白花を見つけました。
珍しいのは珍しいけどやはりコバルトブルーの方がキレイかな(^^ゞ。

↓ オマケですが郊外の里山でクサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)も見頃でした。
クサアジサイは福島や宮城が北限で他のアジサイが木なのに対し、
クサアジサイは名前のように草本で冬場は地上部は枯れてなくなります。
装飾花は申し訳程度に数個付き、アジサ科の中でもっとも地味な存在かも(^_^);。


5_20170808050225167.jpg


↓ アマガエルがカメラ目線を送ってくれました(^^♪。


6_20170808050223aa9.jpg

  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!



2017.08.05     カテゴリー :   山野草

ヤマユリ(山百合)

 福島県鏡石町  ヤマユリ(山百合)
    

今年も里山がヤマユリの甘い香りに包まれました。
ヤマユリ(山百合/ユリ科ユリ属)は山林や野原などに自生し
草丈が1m~1m50cm花径は20cmにもなる世界最大級の大型ユリです。
日本を代表するユリですが、自生地は近畿以北~青森(北陸は除く)に限られ
近畿では数が少なく、京都で野生種は絶滅したと言われてます。
私の地域で山に咲くユリと言えば黙っていてもヤマユリを指すほど
ごく普通に見られるユリですが、思いのほか分布域が狭いのは不思議です。


1_201708050508509aa.jpg

2_201708050509021b6.jpg

3_20170805050859fc8.jpg


日本は世界有数のユリ大国ですが
ヨーロッパではシーボルトがテッポウユリを伝えるまで白いユリと言えば
地中海沿岸、バルカン地方、パレスチナ地方、コーカサス地方などに自生していた
花の小ぶりなニワシロユリだけだったそうです。
白いユリは純潔、清廉、潔白の象徴として聖母マリアの花として大切にされてきましたが
シーボルトがテッポウユリを伝えてからは寒さ厳しい欧州北部の
オランダ、ベルギーなどでも栽培が容易なため
あっとういう間に広まり、ユリと言えばニワシロユリのことだったのが
ヨーロッパ産のニワシロユリをマドンナリリィと区別し
日本産の白いユリをイースターリリィと呼んだそうです。

その後ヤマユリが1873年ウィーン万博で日本の他のユリと共に紹介され
花の白さ大きさ華やかさに人気が沸騰し、タモトユリやテッポウユリなどとかけ合わせれ
欧州人(キリスト教徒)好みのより純白でより豪華なカサブランカや
美しいオリエンタルハイブリットユリが次々に開発されてきました。


4_20170805050902171.jpg


↑ ヤマユリの花ビラでシュレーゲルアオガエルが休んでいました。
シュレーゲルアオガエル?
いかにも外来種のような名前ですが列記とした日本固有種のカエルです。
本州~九州の山間部に棲み体長5~6センチメートルで背面はすべて緑で
本土で最も美しいカエルとも言われます。
成体は森に生息し、産卵は田んぼや沼池など。
都市部ではもう見られないカエルだそうです。
シュレーゲルの名は、シーボルトが日本で収集した両生類・爬虫類を研究し
オランダ・ライデン博物館の館長だった学者H. Schlegelにちなんだ命名です。


5_20170805050854d6e.jpg


↑ アマガエル
シュレーゲルとアマガエルと良く似ますがアマガエルの成体は3cmくらいですが
シュレーゲルアオガエルは5~6cmと大きくなり
アマガエルは鼻~目にかけて黒い筋がありますが
シュレーゲルアオガエルに幼体にも成体にもありません。
アマガエルは都市部の公園などでもみられますが
シュレーゲルアオガエルは自然度が高くないと見られません。

見た目似たようなカエルですが、アマガエルは少し臆病で人間が近づくと逃げ出しますが
シュレーゲルアオガエルはのんびりやと言うか、のん気というのか
あまり人見知りせず平気で居眠り?しています。
姿も可愛いけど性格的にも人気があります(^^♪。


6_20170805050904f8f.jpg

7_20170805050902520.jpg


  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.08.04     カテゴリー :   山野草

シデシャジン( 四手沙参 )

福島県鏡石町  シデシャジン( 四手沙参 )


今年も近くの里山でシデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)が見頃になりました。
シデシャジンは本州以南の林縁や森に広く分布しますが自生地は限られ目にする機会は少ないようで、
秋田や鹿児島は自然豊かだと思いますがなぜか絶滅したとされています。
福島県では絶滅危惧種の指定はされていませんが自生地はあまり多くないようです。


1_20170804042449c87.jpg

2_20170804042452153.jpg


シデシャジンの草丈は80cm?100cmと細長く単独ではあまり自立せず他に寄りかかるよに成長します。
花径は1.5cmほどで細いリボンがクルクルとカールしたような個性的な花ビラはとてもキキョウの仲間には見えませんが
他のキキョウ科と同じように花ごと散る(萎れる)合弁花です。
四手とは神前にささげるリボン状の紙飾りや神主さんがお祓いに使う紙かざりのことで、
沙参はツリガネニンジン(キキョウ科)の中国名です。
受粉前のメシベは赤みを帯びていますが受粉すると白くなり先端が3つに割れます。


3_20170804042453793.jpg

4_20170804042453479.jpg

5_20170804043246c40.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.08.02     カテゴリー :   山野草

野萓草(ノカンゾウ)

福島県鏡石町  野萓草(ノカンゾウ)


今年も近くの田んぼの土手や農道脇でノカンゾウが見頃を迎えました。
ノカンゾウ( 野萓草/ユリ科ワスレグサ属)は本州以南の
やや湿り気のある野原や土手などに自生します。
ワスレグサ属の他にキスゲ属、ヘメロカリス属という括りもあり
ニッコウキスゲやユウスゲ、ヤブカンゾウなどの仲間で
一つの花は一日で萎んでしまう一日花です。


1_201708020420577ab.jpg

2_2017080204210780b.jpg

3_2017080204211125b.jpg

4_20170802042113709.jpg

5_20170802042110a63.jpg

6_201708020421162e2.jpg


↓ ノカンゾウが日本原産なのに対しヤブカンゾウ(藪萓草/ユリ科.ワスレグサ属)は
中国原産で古い時代に渡来しました。
今や場所によっては殆どがヤブカンゾウという有様
なぜか生きるのが不器用な日本原産のノカンゾウは14都道府県では絶滅危惧種に指定されていて
特に佐賀、熊本、大阪、石川では絶滅危惧種Ⅰ類で風前の灯状態です
当町でも9割9分がヤブカンゾウという有様です(ーー)〆。
植物の世界も尖閣諸島や南沙諸島の領土問題と同じように
チャイナパワーの凄まじさは止めようがないのかも(ーー);。


IMG_1820.jpg

   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!




2017.07.31     カテゴリー :   山野草

ネジバナ(捩花)

 福島県鏡石町  ネジバナ(捩花)


里山の草地でネジバナが花盛りです。
ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)は北海道?九州、東アジアに広く分布し、
乾燥地から湿地地まであまり場所を選ばず、
日本のラン科の中でも最も適応力の高い丈夫な種です。
そんな中でも明るく湿った土地が一番好きなようでときに大群落を形成します。

花期は春?秋まで様々ですが咲きが一番多いようです。
ぱっと見はどれも同じようですがよ?く見てみると捩れ方にそれぞれに個性があり、
見比べてみるのも面白いですよ。


1_20170731043018e74.jpg

2_20170731043019145.jpg

3_20170731043019acd.jpg


見たまんま花序がネジれているからネジバナで 
他の蔓植物の多くはなぜか右巻きが圧倒的に多いそうですが
ネジバナのねじれ方は右巻きと左巻きが半々くらいだそうです。
 
台風やサイクロンなどはは南半球と北半球では渦の向きが異なりますが
これは地球の自転に伴い起こる「コリオリの力」というものが作用していからだそうで
ネジバナや蔓植物の右巻き左巻きと自転は無関係だそうです。
ねじれることによって花茎の強度を増すように進化したようです。


4_20170731043021515.jpg

5_20170731043024a93.jpg

6_2017073104302476e.jpg

  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.07.29     カテゴリー :   山野草

カセンソウ(歌仙草)

福島県鏡石町 カセンソウ(歌仙草/キク科オグルマ属)  


郊外の田んぼ脇の土手でカセンソウやオグルマが咲きました。
カセンソウは北海道~九州まで低地~山地の明るくやや湿った草原などに自生し、
草丈は40~80cmくらい、茎は細く、毛が密生し茎の上部で枝分かれし、
花径3.5cmほどのキク科らしい舌状花を数個咲かせます。
カセンソウは、オグルマによく似ますが、同じ地域ならカセンソウの方が
やや早く開花します。
カセンソウの葉は長楕円状披針形で先が尖り、基部は茎を抱きます。
葉質は硬質で、ざらざらし、葉の裏には隆起する脈があります。


1_20170729041820398.jpg

2_2017072904182308e.jpg

3_201707290418248db.jpg


↓ オグルマ(小車/キク科おぐるま属)

オグルマは北海道~九州の日当たりのいいジメ地や土手などに自生し分布域は広いですが
東京、石川、大阪、和歌山、愛媛、香川では絶滅危惧Ⅰ類に指定され
18都府県で絶滅危惧種になっています。
福島県は指定こそされていませんが、私的にはあまり見かけませんが・・・
指定されていないってことはどかにたくさん自生しているのでしょうか?


4_201707290418269cf.jpg


↓ カセンソウ&オグルマは良く似ていてぱっと見の見分けが難しいですが
花を裏から(ガク側)から見ると一目瞭然です。
オグルマの総苞片(ガク)は細くたくさんありますが
カセンソウの総苞片(ガク)は幅広で数は少なめです。


5_2017072904182659a.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!


2017.07.27     カテゴリー :   山野草

クサレダマ(草連玉)&オカトラノオ(丘虎の尾)

福島県鏡石町  クサレダマ(草連玉)&オカトラノオ(丘虎の尾)


今年も近くの田んぼの土手でクサレダマが見頃になりました。
決して『腐れ玉』ではありませんからね、『草・連玉』ですよ (^_^);。
地中海原産のマメ科の植物でエニシダに似たレダマというのがあり
それに似ていると言うので付けられた名ですが
花色が黄色というだけで全然似ていません(-"-)。
何も発音が『腐れ玉』に聞こえる変な名前にしなくてもね~。


1_20170727050738d25.jpg

2_2017072705073737a.jpg


レダマは江戸時代初期に渡来たそうですが
寒さと湿度に弱く全国的にはあまり定着はしなかったようです。
クサレダマの別名はイオウソウ(硫黄草)で腐れ玉よりはいいかも(^^);。


3_20170727050731edf.jpg

4_20170727050737ee2.jpg


↓ クサレダマのすぐそばではオカトラノオも見頃でした。
オカトラノオ(丘虎の尾」/サクラソウ科オカトラノオ属)は北海道~九州に広く分布し
明るい林縁や野原、土手などで普通に見られます。


5_20170727050745e2f.jpg

6_20170727050744968.jpg

7_20170727050739eda.jpg


↑ オカトラノオには良く似たイヌトラノオ(犬虎の尾)とヌマトラノオ(沼虎の尾)があります。
オカ、ヌマ、イヌの見極め方として分布地はオカは全国、ヌマは本州以南
イヌは資料不足。なので分布地はあまり当てになりません。
自生地はヌマは明らかに湿地、沼地や田んぼの畦、沢などで
オカは山、森、林縁、たんぼの土手、畦など広範囲に自生。
イヌは私が見てきた限り沼地、ジメ地に隣接した場所に自生しています。


花穂(花序)の違いが一番の見極めのポイントです。
オカは花穂の先がしな垂れ曲線を描き、ヌマはピンと真っ直ぐ立っています。
イヌは両方タイプがあります、オカほどしな垂れませんが
少ししなだれていたり、真っ直ぐだったりが混在します。

ハナビラにも違いがあります。
オカはハナビラがやや細長く先がやや尖っていて
ヌマは丸みを帯びハナビラの間に少し隙間があります。
イヌはヌマに近い丸みがありますが隙間はあまりありません。

開花時期はイヌ、オカ、ヌマの順番に開花します。
これらはあくまで私の観察で、学術的見解ではありませんのでご承知願います。
機会があればぜひ見比べてみてください。


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!


2017.07.20     カテゴリー :   山野草

野花菖蒲&花菖蒲

福島県鏡石町  ノハナショウブ(野花菖蒲)&ハナショウブ(花菖蒲)


町内の田んぼ脇の谷地でノハナショウブが見頃になりました。
と言いつつ撮影は6/26なんです、出番待ちが多くて・・・・・(^^);

ノハナショウブ(野花菖蒲/アヤメ科アヤメ属)は北海道~九州まで
湿地やジメ地に広く分布しますが、低層湿地の減少などで生育数を減らし
26都府県で何らかの指定がされ、
うち10都府県で絶滅危惧Ⅰ類、8府県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
私の町では田んぼの土手などでポツポツは咲いていますが
群生しているのはこの谷地だけかも知れません。


1_20170720044354eb0.jpg

img_3_2017072004540319b.jpg


『いずれが菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)』と称されるように
遠目は似ているアヤメ科ですが
特徴を把握すれば案外見分けは容易です。ハナビラの色が
カキツバタは青紫、アヤメは紺紫、ノハナショウブはやや赤みががった紫です。
ハナビラの付け根部分がアヤメは正に黄色い綾目模様、カキツバタは白
ノハナショウブは黄色です。

またノハナショウブの葉は縦にくっきりした中脈が見えるので区別できます。
ノハナショウブは見かけによらず有毒植物だそうで
家畜などの餌にしないよう注意が必要だそうです。
ハナショウブはノハナショウブを改良した園芸種です。


3_20170720044359002.jpg

4_20170720044358e03.jpg


↓ 町内鳥見山公園の花菖蒲
ハナショショウブはノハナショウブが原種だけあって
花期もほぼ同時期です。




   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
いいね!
  

プロフィール

tgryu

Author:tgryu
福島県をメインに四季折々の自然をご紹介します。(ryu)



検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR