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2017.07.27     カテゴリー :   山野草

クサレダマ(草連玉)&オカトラノオ(丘虎の尾)

福島県鏡石町  クサレダマ(草連玉)&オカトラノオ(丘虎の尾)


今年も近くの田んぼの土手でクサレダマが見頃になりました。
決して『腐れ玉』ではありませんからね、『草・連玉』ですよ (^_^);。
地中海原産のマメ科の植物でエニシダに似たレダマというのがあり
それに似ていると言うので付けられた名ですが
花色が黄色というだけで全然似ていません(-"-)。
何も発音が『腐れ玉』に聞こえる変な名前にしなくてもね~。


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レダマは江戸時代初期に渡来たそうですが
寒さと湿度に弱く全国的にはあまり定着はしなかったようです。
クサレダマの別名はイオウソウ(硫黄草)で腐れ玉よりはいいかも(^^);。


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↓ クサレダマのすぐそばではオカトラノオも見頃でした。
オカトラノオ(丘虎の尾」/サクラソウ科オカトラノオ属)は北海道~九州に広く分布し
明るい林縁や野原、土手などで普通に見られます。


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↑ オカトラノオには良く似たイヌトラノオ(犬虎の尾)とヌマトラノオ(沼虎の尾)があります。
オカ、ヌマ、イヌの見極め方として分布地はオカは全国、ヌマは本州以南
イヌは資料不足。なので分布地はあまり当てになりません。
自生地はヌマは明らかに湿地、沼地や田んぼの畦、沢などで
オカは山、森、林縁、たんぼの土手、畦など広範囲に自生。
イヌは私が見てきた限り沼地、ジメ地に隣接した場所に自生しています。


花穂(花序)の違いが一番の見極めのポイントです。
オカは花穂の先がしな垂れ曲線を描き、ヌマはピンと真っ直ぐ立っています。
イヌは両方タイプがあります、オカほどしな垂れませんが
少ししなだれていたり、真っ直ぐだったりが混在します。

ハナビラにも違いがあります。
オカはハナビラがやや細長く先がやや尖っていて
ヌマは丸みを帯びハナビラの間に少し隙間があります。
イヌはヌマに近い丸みがありますが隙間はあまりありません。

開花時期はイヌ、オカ、ヌマの順番に開花します。
これらはあくまで私の観察で、学術的見解ではありませんのでご承知願います。
機会があればぜひ見比べてみてください。


   


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2017.07.20     カテゴリー :   山野草

野花菖蒲&花菖蒲

福島県鏡石町  ノハナショウブ(野花菖蒲)&ハナショウブ(花菖蒲)


町内の田んぼ脇の谷地でノハナショウブが見頃になりました。
と言いつつ撮影は6/26なんです、出番待ちが多くて・・・・・(^^);

ノハナショウブ(野花菖蒲/アヤメ科アヤメ属)は北海道~九州まで
湿地やジメ地に広く分布しますが、低層湿地の減少などで生育数を減らし
26都府県で何らかの指定がされ、
うち10都府県で絶滅危惧Ⅰ類、8府県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
私の町では田んぼの土手などでポツポツは咲いていますが
群生しているのはこの谷地だけかも知れません。


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『いずれが菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)』と称されるように
遠目は似ているアヤメ科ですが
特徴を把握すれば案外見分けは容易です。ハナビラの色が
カキツバタは青紫、アヤメは紺紫、ノハナショウブはやや赤みががった紫です。
ハナビラの付け根部分がアヤメは正に黄色い綾目模様、カキツバタは白
ノハナショウブは黄色です。

またノハナショウブの葉は縦にくっきりした中脈が見えるので区別できます。
ノハナショウブは見かけによらず有毒植物だそうで
家畜などの餌にしないよう注意が必要だそうです。
ハナショウブはノハナショウブを改良した園芸種です。


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↓ 町内鳥見山公園の花菖蒲
ハナショショウブはノハナショウブが原種だけあって
花期もほぼ同時期です。




   


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2017.07.16     カテゴリー :   山野草

蛍袋&白花蛍袋

福島県鏡石町玉川村  ホタルブクロ&シロホタルブクロ (撮影は6/18)


ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)は北海道西南部~九州、東アジアに分布し
変種のヤマホタルブクロ(山蛍袋)は東北地方南部~近畿地方東部に分布し
主に山野の林縁や土手など明るい場所に自生します。 

ホタルブクロの名前の由来はまさに蛍が飛びかう季節に咲き
蛍を捕まえた時、閉じ込めるのに利用したので
蛍袋(ホタルブクロ)と呼ばれるようになった説や
ホタルという漢字は今は『蛍』を当てますが『火垂る』と書いてもホタルと読みます。
日常語としては『火垂る』は『提燈』のことで
ホタルブクロの花の形が提燈に似ているので、”火垂る袋”と呼んだ。
という説もあるそうです。


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当町近郊の山野にはホタルブクロもヤマホタルブクロも自生するので
近づいて確認しないと見極めは難しいです。
ヤマホタルブクロの草丈や花の方がやや小ぶりなものが多いですが
ホタルブロクロでも紫の濃いタイプもあるし花の大きさも個体差があるので
明確な判別基準にはなりません。
自生数としてはホタルブクロの方が圧倒的に多いです
ホタルブクロの花色は西日本では白花が多いそうですが
当地では薄紫や赤紫が殆どで白花は稀です。


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↓ ホタルブクロとヤマホタルブクロ、両者の大きな違いは

☆ヤマホタルブクロ(写真下左)  
萼(ガク)の付け根は膨らみがあるだけで反り返る付属片がない。
写真的にはなめらかに見えています。

☆ホタルブクロ(写真下右)
萼(ガク)の付け根に反り返る付属片があり
写真的には凹凸があるように見えています。
        
どうですか、見比べて分かりましたか?


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2017.06.23     カテゴリー :   

朴の木の花

福島県鏡石町  ホウノキ(朴の木/モクレン科モクレン属)の


里山の谷筋にホウノキ(朴の木)のが咲いていました。
樹高は大きくなると30mにもなりは枝の先端に上を向いて咲くため
木やはそう珍しいわけで無いものの写真に収めづらいです。
ホウノキ(朴の木)はモクレン科モクレン属で、日本全土の山林に分布し、
葉っぱは最大で40cm、も15cmと樹木では日本最大です。
英名ではJapanese umbrella tree と言うそうです。
花も豪華ですが香りも気品あるいい香りがします。


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大きな葉っぱはホウバ(朴葉)と言って
香りもいいので朴葉味噌や朴葉ずし、朴葉にぎりなどに使いますよね。
古代には食物を盛る葉に用いられたそうです。

南インドやバリ島では今でもバナナの葉っぱに食べ物を盛ったり
包んだりすることがあります。
これは貧しくて食器が買えないというより、宗教上(ヒンズー教)
他人が使ったものは不浄とされるからです。
日本でも家庭ではお茶わんや箸などは自分の物が決まっていますよね。
これも不浄思想からきたもので、欧米や中国、朝鮮にも無い
世界的にも珍しい習慣だそうですよ。


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2017.06.20     カテゴリー :   山野草

金蘭&笹葉銀蘭

 福島県鏡石町  金蘭&笹葉銀蘭


当町の里山でキンランが見頃になりました。(撮影は5/20)
キンランは当町でもあまり見られない貴重種ですが
全国的にみても45都府県で絶滅危惧種に指定されています。
数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが
キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため
自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、
栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。
保護するにはキンランだけではなく
自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。


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キンランは草丈20~30cm、
唇弁の赤い筋が特徴ですが晴天にならないと大きく全開しません。


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↓  福島県鏡石町  ササバギンラン(笹葉銀蘭/ラン科キンラン属)

町内の里山ではササバギンランも見頃になりました。
どちらもラン科キンラン属で山あいの似たような環境に咲きます。
咲く時期も同じ晩春で同じ林内でキンラン、ギンラン、ササバギンランと
3種が並んで咲いている事もあります。

キンランは花色が黄色なので一目瞭然ですがギンランとササバギンランは白い花で
ぱっと見はそっくりです。
草丈は全般的にギンランの方がが小型(10~20cm)で
ササバギンランがやや大型(10~30cm)ですが、
個体差があるので草丈だけでは判別できません。
1番の違いは葉です。ササバギンランの葉はその名のように細長い笹型で
花と同じ高さまでスーっと伸びていますが、ギンランの葉は、完全に花の下なのが
見極めのポイントです。


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2017.06.14     カテゴリー :   夕日、夕焼け

棚田夕景

 福島県鏡石町   棚田夕日


今年も近くのお気に入りの棚田の夕景を撮ってきました。
※撮影は5/19、20です(^_^;) (実際の撮影日と投稿日がかなりずれてきています)
私の近辺の棚田は日本の棚田100選に選ばれるような絵に描いたような階段状の棚田ではなく、
丘陵地帯に広がるなだらかな棚田です。
子供の頃(何年前?笑)は田んぼ1枚1枚がもっと小さな田んぼで
もう少し棚田らしかったのですが
機械化に対応できるよう圃場整備が進み大きくなだらかになってしまいました。


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向こうの山並みは奥羽山脈の最南端の山々。
左にパンすると那須連峰ですが、
この時期は夕陽が沈む辺りにシンボリックな山が無いのが残念です。


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↓  飛行機雲が現れましたが帯が短いってことは水分が少ないカラッとした高気圧天気ですね。
この分では天気予報通り明日も晴れそうです。


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↓ 翌日も予想通り雲一つない晴天になりました。
田んぼに水が入ったばかりの鏡田と夕陽のコラボレーションは
幸運が重らないとなかなか見られないので2日連続で見に行きました。
でも一日違いで田んぼでは田植えが済んでいました。
まだ苗が小さいので鏡田に大きな影響はありませんが
苗の生長とともにだんだん鏡田の輝きが無くなっていきます。

この日も運良く飛行機雲ができました。
昨日より明らかに尾ひれが長いので水分が多くなってきているのでしょう。
おそらく明日から天気は下り坂かな。


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2017.06.11     カテゴリー :   山野草

姫萩

福島県鏡石町   ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)


今年も町内の里山でヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が見頃を迎えした。
ヒメハギはハギの名が付いていますが、秋に咲くマメ科の萩の仲間ではありません。
草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり
枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。

ヒメハギは北海道~九州まで広範囲に分布しますが数は多くないようです。
里山や草地の明るくやや乾いた斜面などに自生し
草丈が低く花も小ぶりなので枯れ草などに隠れて
中々見つけにくい花です。
初めて見つけた時はスミレの仲間かと思って近づいたほどです。
這いつくばって撮らなければならず
他の人から見られるとちょい恥ずかしい格好です(^_^;)。


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↓ ヒメハギの花は構造が複雑なので大雑把に説明すると
左右に一番大きく開いているのはガク片で
中央に3つの花ビラ(花弁)があり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。
舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると
シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。
オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます。


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2017.06.10     カテゴリー :   山野草

瑠璃色の煌き蛍蔓

福島県鏡石町  ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)


近くの里山でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)が見頃になりました。
日本各地の明るい山林に自生しますが、数はあまり多くないようです。
佐賀では絶滅し、東京、石川、愛知、宮崎、長崎では絶滅危惧種1類、
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
近くの里山では3ヶ所ほど確認していますが
あまり標高の高い山奥ではなぜか見かけません。


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ホタルカズラは先日紹介したルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と
同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。
周囲の白い小さな花はオオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)で
蝶はツマグロヒョウモン(♂)です。


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蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
地を這うように増えていきます。
このランナーを蔓(つる)とみなし青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。
園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。
いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。
日本のホタルカズラは園芸種に勝るとも劣らないとても美しい山野草です。


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2017.05.26     カテゴリー :   山野草

大山衾(姫誰袖草)

 福島県鏡石町   オオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)


田んぼ脇の土手でオオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)が花盛りになりました。
オオヤマフスマは日本各地の主に山地の林縁などで見られますが、
ここでは何故かは田んぼ脇の土手に群生しています。
花の大きさは8mmほど、草丈は20cm、茎の太さはは1mmもなく
今にも折れそうですがお互いに寄り添い立っています。
華奢とはいえ“柳に雪折れなし”と同じであんがい丈夫です。
フスマとは昔の寝具のことだそうですがこの花のどこが寝具なのでしょうね?。
別名はヒメタガソデソウ(姫誰袖草)。なんかこっちの方が情緒があり素敵なかも(^^♪。


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2017.05.22     カテゴリー :   山野草

瑠璃草

福島県鏡石町   ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)


今年も町内の里山でルリソウが花盛りです。
ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)は中部以北~北海道の明るい山林に自生し
東京、埼玉では絶滅、長野、群馬、千葉、神奈川では絶滅危惧Ⅰ類に指定され
福島県でもあまり見ることない貴重な山野草です。
8年前、町内の里山で偶然群生地を発見し、毎年開花を楽しみにしています。
咲き始めの花色はピンクや赤紫ですが時間の経過とともにだんだん青くなっていきます。
園芸種のワスレナグサの近縁種ですがワスレナグサの花は6mm~8mmほど
ルリソウは10mm~12mmとやや大振りです。


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ルリソウの極近い仲間に福島県以西に分布するヤマルリソウ(山瑠璃草)があります。
ヤマルリソウは草丈は5cmくらいでずんぐりし根生葉が大きいのですが
ルリソウは根生葉から20~30cmほど茎が立ち,途中の葉の方が大きくなります。
花茎が上部で大きく枝分かれするのもヤマルリソウとの違いです。

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ルリソウは多年草なので基本的には花後も同じ株が来年も花を咲かせますが
樹木のように何十年も花を咲かせるのではなく
数年で枯れ、種がこぼれて世代交代します。

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2017.05.20     カテゴリー :   山野草

筆竜胆

福島県鏡石町  フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)


近くの里山でフデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)が花盛りです。
リンドウと言うと秋のイメージですがフデリンドウの他にも
ハルリンドウやタテヤマリンドウ、コケリンドウなど
に咲くリンドウもけっこうあります。
でもなぜかに咲くリンドウはみな小型で草丈は4cm~10cm程度です。

フデリンドウは越年草(2年草)なので、花後こぼれた種が秋に発芽し冬を越し
翌年のに開花します。
花が終わればその株は枯れてしまうので、持ち帰って植えても花は咲きません。
フデリンドウの名前の由来は蕾が筆に似るところによりますが
リンドウの蕾はみな筆のような形なんだけどな・・・・・(^^); 


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に咲くリンドウの中で分布域が広いのがフデリンドウです。
北海道~九州まで広く分布し、里山や林のやや乾いた明るい草地に自生し
草丈は5~7cm、根生葉がなく
1本の茎の先で枝分かれし花が咲きます(写真A)

フデリンドウをハルリンドウと混同しがちですが
ハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)は本州~九州の平地や山あいの
湿地など湿った場所に自生します。なぜか当地では平地ではあまり見られません。
草丈7~8cm、根生葉があり茎は根本から枝分かれし花が咲きます(写真B)

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2017.05.15     カテゴリー :   山野草

成田*花の里山 青紫の花絨毯・鷺苔

福島県鏡石町  成田*花の里山・青紫の花絨毯・鷺苔


成田・花の里山で一番見事な雑草は鷺苔(紫鷺苔)です。
けして植えたものではなく、花の樹の下に雑草がはえないよう
キレイに下刈りすると明るい草地が大好きなムササキサギゴケが
まるで湧き出したかのように草地一面を多い尽くします。

サギゴケ(鷺苔/ゴマノハグサ科・サギゴケ属)は本州~九州のやや湿った草地に自生し
道端の草むらや田んぼの土手などにも生えごくふつうに見られ
半ば雑草扱いかも(^^);。
花の形は鷺が飛翔するがごとく優美で、繁茂する様子は地面を覆いつくす苔のごとく引いて見るも良し、
近づいて見てまた良しの美しい花です。
白い花をサギゴケ、紫色の花を紫鷺苔として区別する場合もあります。


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ムラサキサギゴケに混じっている赤っぱいのは
ハナモモの散った花びらです。
サギゴケは自生地により微妙に花色が違い
ふつう良く見かけるのはムラサギサギゴケ(紫鷺苔)です。
白鷺のような白いサギゴケはめったに見かけませんが
この里山では紫、薄紫、白のサギゴケがあまり距離を置かず共存しています。


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2017.05.15     カテゴリー :   

成田*花の里山

福島県鏡石町  成田*花の里山

町郊外の成田*花の里山に行ってきました。
元参議院議員の添田増太郎氏(89歳)が福島市の花見山に感銘をうけ
自分の里山を切り開き花の咲く樹木をコツコツと植えて
無料で一般開放しているのが“成田・花の里山”です。

花咲く樹木は植栽されたものですが
草花はハナニラや水仙など数種を除いて殆どは自然のもの。
ま、雑草っちゃ~雑草の花ばかりですが(^^);
元々が里山なので自然度が高く山野草好き向きかも。

一昨年くらいまでは増太郎氏ご本人が里山の手入れをされていましたが
ここ2年くらいお見かけしていません。
お元気だといいのですが・・・。

の花々は一斉に咲き出すのでUPが追いついていません(^_^;)。
これらの写真は4/28に撮影したものです。
これからも順次遅れますのでご承知願います。


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↑↓ 様々な花の樹が植えられていますが、
やはりのハナモモの咲く時期が一番華やかだと思います。

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↑ ハナニラがまるで山野草状態で咲いています。
公園の花壇より自由で開放的にノビノビ咲いていますね。
ハナニラ(花韮/ネギ科ハナニラ属)はアルゼンチン原産で
葉っぱがニラと同じような匂いがするので
ハナニラと呼ばれます。
野菜のニラとは遠戚ですが同属ではありません。

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↑ ホトケノザ(仏の座/シソ科オドリコソウ属)
雑草扱いされる場合もありますがホトケノザも草地に彩りを添えていました。
の七草のホトケノザと同じ名前なのでホントややこしいですが
の七草のホトケノザはタビラコ(田平子/キク科ヤブタビラコ属))という
ニガナのような花でまったく似ていないのに
どうして同名になったんでしょうね(ーー);。

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↑ カキドウシ(垣通し/シソ科カキドウシ属)も雑草扱いされ
一度蔓延ると中々厄介です(^_^;)。
古くから生薬や漢方として利用され、
子供の癇の虫に効くとされています。
ラベンダー(シソ科)と似たような甘くいい香りがするのに
丈夫がゆえの雑草扱いは少し気の毒かも。

山野草マニアからみれば馬鹿にされそうな雑草の花ばかりかもしれませんが
雑草には雑草の力強さ、健気さ、素朴さなど
けして希少種に負けない雑草なりの美しさがあると思います(^^ゞ。

   


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2017.05.06     カテゴリー :   山野草

蒲公英の攻防

福島県鏡石町  蒲公英の攻防


棚田の農道ではエゾタンポポとセイヨウタンポポの攻防が見られました。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)はヨーロッパ原産の帰化植物で、
環境省指定要注意外来生物です。
外側の総苞が大きく反り返り、舌状花が多いのでぼってりした印象で(写真一番下)
エゾタンポポは舌状花が少なく茎も細長くスリムな株が多いです。
土手ではなぜか全部エゾタンポポでしたが、その土手の上の農道では
土手の際はエゾタンポポ、農道の左手はセイヨウタンポポと
一発触発のせめぎ合いをしていました。

当地ではエゾタンポポの他にも、わずかながらオクウスギタンポポ(奥薄黄蒲公英)、
シロバナタンポポなどの在来種 (日本原産)も見られます。


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2017.05.04     カテゴリー :   山野草

里の遅咲き菊咲一華

福島県鏡石町 里の遅咲き菊咲一華


当地の町郊外は純粋な農村地帯ですからキクザキイチゲそのものは
少し山あいに行けば見られますが
住宅街からそう遠くない田んぼんの土手に自生するのはここくらい。
おそらく農家の方がキクザキイチゲを大切にし
慎重に土手の下刈りをしている成果だと思われます。
第三者の私たちは外野から見守ることしかできませんが
この素晴らしい自然環境を大切にしていけたらいいなと思います。


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