カテゴリー 《 山野草 》   全37ページ
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2017.06.24     カテゴリー :   山野草

御霊櫃峠の山ツツジ

 福島県郡山市湖南町  御霊櫃峠のツツジ


郡山市の西部の湖南町へ山野草と滝を見に行ってきました。
郡山市湖南町は行政上は郡山市なんですが地理学的には
分水嶺を越えた会津地方(日本海水系)に分類され
天気予報なども会津地方のくくりです。

湖南町は名前のように猪苗代湖の南部の農村地帯で
明治以降幾つかの村が合併し湖南村になりそのご郡山市に編入されました。
湖南地域は江戸時代から会津藩と二本松藩(郡山市)の藩境があり
複雑な藩境だったようですが湖南村になってからは郡山とのつながりが大きくなったようです。

↓ 福島県郡山市湖南町周辺地図。
※Google Mapに加筆。


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↑ 福島県郡山市湖南町  御霊櫃峠の山ツツジ

奥羽山脈で分断されている郡山市街地と湖南町を結ぶ峠の一つが
御霊櫃峠(867m)です。
やたら難しい漢字ですが『ごれいびつ』と読みます。
名前の由来は、前九年の役で源義家の東征に従った鎌倉権五郎景政が
近郷の賊徒を平定し、御霊の宮を造営し鎮護を祈ったが、災が続いたため
山中の霊石に神霊をうつして五穀豊穣を祈願したことが始まりだそうで
実際に峠の途中の山中に御霊櫃という大きな岩があります。

御霊櫃峠は日本海と太平洋の分水嶺でもあり
見晴らしの良い峠からは西に猪苗代湖、東に安積平野(郡山)を望むことができます。
またこの峠は大竹しのぶ主演の映画『あゝ、野麦峠』のロケ地にもなりました。
実際の野麦峠は長野県の諏訪湖近くにありますが(乗鞍と御岳の間の峠)
御霊櫃峠から見下ろした猪苗代湖の風景が本家の野麦峠よりイメージに合ったので
ロケ地に選ばれたそうです。


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↑ 山の中央のガレ石の道は峠道ではなく登山道で
実際の峠は写っていませんがこの写真手前にある舗装道路です。

御霊櫃峠は花の峠としても人気があり
この時期は山肌を覆う山ツツジが見事です。
この峠は常に強風が吹き抜けるため867mとさほど高山でもないのに
高木が育たず、その変わりにガレ場を好む貴重な山野草がたくさん自生しています。


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↑ 御霊櫃峠の西側には猪苗代湖が見下ろせます。


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↑ 東側には安積野平野(あさかのへいや)(郡山盆地)が広がります。
安積とは郡山周辺の古くからの呼び名です。


  


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2017.06.22     カテゴリー :   山野草

金鳳花(馬の脚形)

福島県須賀川市(旧・岩瀬村)  ウマノアシガタ(馬の脚形/キンポウゲ科キンポウゲ属)別名・金鳳花


奥羽山系の隣り村の林道でウマノアシガタが見頃になりました。
正式名はウマノアシガタ(馬の脚形/ キンポウゲ科キンポウゲ属)ですが
私的には金鳳花の呼び方のほうが好きです。
ウマノアシガタは日本全土の里地~山あいまで広く分布し、
草原、林縁、土手、畦などでごく普通に見られまが
これほど見事な群落はそうそうは見られません。
まるで人工的に植栽されたかのような素晴らしい金鳳花ストリートですが
植えられたのでは無く自然に形成された群落です。


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↓ 福島県玉川村  ウマノアシガタ(馬の脚形/キンポウゲ科キンポウゲ属)別名・金鳳花

こちらは同じウマノアシガタですが、
阿武隈山系の隣り村で見られた群生です。
田んぼの土手一面に群生していました。
車で通るたび何度も見ていましたが細い村道沿いの土手で
駐車スペースがなくいつも見過ごしていて
今回初めて撮影しました。
一つ一つの花は素朴でも群生すると園芸花に負けない華やかさがありますね。

ウマノアシガタの名前の由来は根元の葉っぱが馬の脚の形に似るとされますが
まったく似ていません(ーー゛)。
この由来はどの資料でも通説になっていますが本当だろうか・・・・?
ドイツ語では「鶏の足」、英語だと「Japanese Buttercup」(日本のバターカップ)
う~ん、こんなキレイな花なにのにどれもこれも
ろくな名前じゃありませんね(-"-)。


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2017.06.21     カテゴリー :   山野草

絶滅危惧種の風車

福島県矢吹町  カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)


隣り町の里山の谷地でカザグルマが見頃になりました。
カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州~九州北部の
木漏れ日さす森や林縁などやや湿った場所に自生します。
ここは3年くらい前は谷地の藪状態で
人がほとんど入ることはなく
カザグルマも藪に覆われていて細々咲いている状態でしたが
近隣の住民が協力して下刈り整備&カザグルマの保護に努め
今年は今までになくたくさんの株が花を咲かせていました。

私が子供の頃は里山でごくふつうに見られたのですが
里山の減少や盗掘などで急激にその数を減らし
なんと33都府県で絶滅危惧種に指定されています。
我が福島県でも残念ながら絶滅危惧種になっています。


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↓ こちらは隣り玉川村のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)。
近隣で一番多く花を付けるのでお気に入りの場所です。
保護地ではありませんが、あまり人の通らない道沿いながら
定期的に下刈りはされているので藪に覆われず
たくさんの花を咲かせます。
ただ根こそぎ下刈りされてもダメで中々加減が難しいようです。

カザグルマとテッセン(鉄線)とクレマチスを混同しがちですが
カザグルマは日本の固有種で基本的にはハナビラ(ガク)は8枚ですが
テッセンハは中国原産でハナビラ(ガク)は6枚です。
クレマチスはカザグルマやテッセンを欧州で品種改良した
園芸種を指します。(国内の園芸種も含む)
カザグルマの花色は西日本では薄紫が主ですが
なぜか東日本はほとんど白です。


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2017.06.20     カテゴリー :   山野草

金蘭&笹葉銀蘭

 福島県鏡石町  金蘭&笹葉銀蘭


当町の里山でキンランが見頃になりました。(撮影は5/20)
キンランは当町でもあまり見られない貴重種ですが
全国的にみても45都府県で絶滅危惧種に指定されています。
数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが
キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため
自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、
栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。
保護するにはキンランだけではなく
自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。


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キンランは草丈20~30cm、
唇弁の赤い筋が特徴ですが晴天にならないと大きく全開しません。


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↓  福島県鏡石町  ササバギンラン(笹葉銀蘭/ラン科キンラン属)

町内の里山ではササバギンランも見頃になりました。
どちらもラン科キンラン属で山あいの似たような環境に咲きます。
咲く時期も同じ晩春で同じ林内でキンラン、ギンラン、ササバギンランと
3種が並んで咲いている事もあります。

キンランは花色が黄色なので一目瞭然ですがギンランとササバギンランは白い花で
ぱっと見はそっくりです。
草丈は全般的にギンランの方がが小型(10~20cm)で
ササバギンランがやや大型(10~30cm)ですが、
個体差があるので草丈だけでは判別できません。
1番の違いは葉です。ササバギンランの葉はその名のように細長い笹型で
花と同じ高さまでスーっと伸びていますが、ギンランの葉は、完全に花の下なのが
見極めのポイントです。


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2017.06.19     カテゴリー :   山野草

鳥形半鐘蔓&半鐘蔓

福島県玉川村 トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)


東野の清流にほど近い森でトリガタハンショウヅルが見頃になりました。。
トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)は
主に関東以西~四国・北部九州のやや湿り気のある山地林縁林下などに自生し
福島県でもあちこちに隔離分布しています。
高知県の鳥形山で発見されたのでトリガタのようですが
その高知県では準絶滅危惧種に指定されています。
わずかに木漏れ日が射すような林下に咲いていて
木漏れ日や木々の緑と同化しているので気付く人は少ないようです。


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福島県玉川村 ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)

東野の清流にほど近い森でトリガタハンショウヅルより半月ほど遅れて
ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)が見頃になります。
ハンショウヅルは本州~九州の里山~山地の林縁など明るい場所で樹木などに絡まりながら成長する蔓植物です。
全国的にはそう珍しくはないようですが
当地では何故か絶滅危惧種のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)以上に希少で
この周辺の山でしか見たことがありません。

昔、火事の際鳴らされた鐘(半鐘)の形に似ているので付けられた名前ですが
半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に
言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。


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2017.06.11     カテゴリー :   山野草

姫萩

福島県鏡石町   ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)


今年も町内の里山でヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が見頃を迎えした。
ヒメハギはハギの名が付いていますが、秋に咲くマメ科の萩の仲間ではありません。
草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり
枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。

ヒメハギは北海道~九州まで広範囲に分布しますが数は多くないようです。
里山や草地の明るくやや乾いた斜面などに自生し
草丈が低く花も小ぶりなので枯れ草などに隠れて
中々見つけにくい花です。
初めて見つけた時はスミレの仲間かと思って近づいたほどです。
這いつくばって撮らなければならず
他の人から見られるとちょい恥ずかしい格好です(^_^;)。


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↓ ヒメハギの花は構造が複雑なので大雑把に説明すると
左右に一番大きく開いているのはガク片で
中央に3つの花ビラ(花弁)があり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。
舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると
シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。
オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます。


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2017.06.10     カテゴリー :   山野草

瑠璃色の煌き蛍蔓

福島県鏡石町  ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)


近くの里山でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)が見頃になりました。
日本各地の明るい山林に自生しますが、数はあまり多くないようです。
佐賀では絶滅し、東京、石川、愛知、宮崎、長崎では絶滅危惧種1類、
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
近くの里山では3ヶ所ほど確認していますが
あまり標高の高い山奥ではなぜか見かけません。


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ホタルカズラは先日紹介したルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と
同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。
周囲の白い小さな花はオオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)で
蝶はツマグロヒョウモン(♂)です。


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蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
地を這うように増えていきます。
このランナーを蔓(つる)とみなし青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。
園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。
いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。
日本のホタルカズラは園芸種に勝るとも劣らないとても美しい山野草です。


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2017.06.08     カテゴリー :   山野草

車葉草と九輪草

福島県天栄村   クルマバソウ(車葉草/アカネ科クルマバソウ属)


隣り村の渓流沿いではクルマバソウ(車葉草/アカネ科クルマバソウ属)も花盛りでした。            
草丈は20~25cmほど、葉っぱが車輪状なので見たまんま車葉草と呼ばれます。 
全国に分布しますが北海道以外は山地のやや湿った林内や渓流沿いに群生します。

クルマバソウの葉っぱに甘い香りの芳香成分であるクマリンが含まれ
ヨーロッパでは葉を乾燥させてワインやビールの香り付けに利用したり
衣類の防虫に使うそうです。
クマリンなど知らないと思うかもしれませんが、実は桜餅や桜湯のあの香りです。
桜の葉(特に八重桜)にはクマリンが多く含まれていて
乾燥させたり塩漬けにするとあの独特の甘い桜の香りがします。


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↓ 福島県天栄村  クリンソウ(九輪草/サクラソウ科サクラソウ属)


羽鳥湖高原の木漏れ日射す湿地脇の森でクリンソウも見頃になってきました。
クリンソウ(九輪草/サクラソウ科サクラソウ属)は北海道、本州、四国の
山あいの谷間や湿地に自生し、輪生する花が下段から順繰り上段へと
段々に咲いてゆくのでその様を五重の塔などの先端にある装飾“相輪”に見立てた命名です。
花序を含む草丈は30~60cmとサクラソウの仲間では最大で
花色は桃色や白、混じりなど多様、日本の固有種です。


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2017.06.07     カテゴリー :   山野草

羅生門蔓&雪笹

福島県天栄村  ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)


隣り村の渓流沿いでラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)が花盛りです。
ラショウモンカズラ本州~九州の山間部の少し湿った川沿いなどに自生し
草丈は30cmくらい花の大きさは3~4cmほど、シソ科の中では最大級の花です。
ランナー(匍匐・ほふくけい)で増え群生を作り、ラベンダー(シソ科)に似たいい香りがします。
花色は紫がほとんどですが稀に桃色もあります。

名前の由来は
平安中期の頃、京都朱雀大路南端にあった羅生門に棲みついた鬼が夜な夜な悪さをし人々を困らせていたので
源頼光(みなものよりみつ)の家臣の渡辺綱(わたなべのつな)がその腕を斬り落とし鬼を退治したそうな。
その鬼の腕に似た花というので羅生門蔓と名づけられたそうです。


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↑ ラショウモンカズラのがらみの四方山話

渡辺(渡部、渡邊)姓は節分に豆まきをしなくてもいいそうな。
都の鬼とは酒呑童子との説があり
酒呑童子は渡辺綱(わたなべのつな)らに成敗され
酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために渡辺綱らをを襲撃したものの
返り討ちに遭い、腕を切り落とされてしまった。
それで渡辺綱らの強さに驚愕し、2度と渡辺綱の前には姿を現さなかったとか。
それ以来、渡辺一族は鬼にめっぽう強く鬼が逃げるので
節分に豆まきは必要なくなったのだとか。


↓ 福島県天栄村  ユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)


隣り村の山中でユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)が見頃になりました。
ユキザサは日本全国の里山~深山の木漏れ日が差すような林床に自生し
あまりま大きな群生はせず疎らにまとまって生えています。
葉っぱを笹に小花を雪に見立てた風情ある名前です。
清楚で香りもいいんですよ(^^♪。
ユキザサの背後に咲いているのはラショウモンカズラです。


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↓  秋には真っ赤な実を付けます。
の白さとは対照的な美しさですね。
美味しそうに見えますが有毒という記述も・・・
そう書かれるとさすがに味見する勇気はないですよね(^_^);。


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2017.06.05     カテゴリー :   山野草

羽鳥湖高原湿地の春竜胆

 福島県天栄村 羽鳥湖高原湿地のハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)


羽鳥高原湿地のハリリンドウを愛でてきました。
ハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)は本州~九州の平地や山あいの
湿地など湿った場所に自生します。なぜか当地では平地ではあまり見られませんが
羽鳥湖高原に点在する湿地ではたくさん見ることができます。
草丈7~8cm、根生葉があり茎は根本から枝分かれし花が咲きます。

フデリンドウをハルリンドウと混同しがちですが
フデリンドウは北海道~九州まで広く分布し、里山や林のやや乾いた明るい草地に自生し
草丈は5~7cm、根生葉がなく1本の茎の先で枝分かれし花が咲きます。
詳細はフデリンドウ編でご覧ください。
フデリンドウ


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↓ 湿地ではミズバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)も花盛りでした。
ミズバショウは湿地の水の中でも水が無いところにも自生しますが
ハルリンドウは同じ湿地でも水没しそうな場所は苦手で湿原に自生します。


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2017.06.01     カテゴリー :   山野草

立矢川渓流の小深山傍食

福島県天栄村  コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)


天栄村羽鳥湖高原の立矢川渓流ではコミヤマカタバミが見頃になりました。
コミヤマカタバミは大滝川渓流(須賀川市・旧岩瀬村)の花を一度紹介済みですが
立矢川渓流のコミヤマカタバミはハナビラの形状が違うので改めて紹介します。

コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)は北海道~九州の
山林や渓流沿いのやや湿り気のある半日陰に自生します。
平地の道端などで良く見かける黄色いカタバミの仲間ですが
希少性からすれば天と地ほどの差があります。
黄色いカタバミは抜いても抜いても生えてくるやっかいな雑草ですが
コミヤマカタバミは山あいの限れれた場所にしか自生しない貴重な山野草です。
コミヤマカタバミの花や葉の大きさは黄色いカタバミの2~3倍ほど大振りです。


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↓ 福島県須賀川市(旧・岩瀬村)のコミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)

大滝川渓流のコミヤマカタバミのハナビラは丸みがあります。
立矢川渓流は分水嶺の西側で日本海水系
大滝川渓流は分水嶺の東側で太平洋水系の違いはありますが
日本海水系でもハナビラは丸みのあるタイプが多いので
どうしてハナビラの形がこんなにも違うのか分かりません(^_^;)。


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2017.05.31     カテゴリー :   山野草

類葉牡丹

福島県天栄村   ルイヨウボタン(類葉牡丹/メギ科ルイヨウボタン属)


隣り村山中の渓流沿いの森でルイヨウボタンが見頃になりました。
ルイヨウボタンは、北東アジアと北海道~九州の深山広葉樹林下に自生します。
名前の由来は、葉の形状がボタンに似ているため、類葉牡丹です。


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草丈は 40~70cm、 花期は4~6月で、茎頂あるいは上部の葉腋に集散花序をつけます。
花は10個程度がまばらにつき、花径は1~1.5cm、
花色は黄緑色でぱっと見はかなり地味(渋い?)花ですが
太陽に透かして見るととてもキレイなライムグリーンだと思います。


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外萼片数枚と内萼片が6枚あります。 外萼片は開花後すぐ落ち、花弁のように見えるのは内萼片です。
花弁は萼片より著しく小さく萼片の基部に重なるようにつき、扇状に広がった先端は蜜腺状になります。
花後には、1つの花に2つずつの種子ができ緑色から、秋には黒紫色の種子になります。


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2017.05.29     カテゴリー :   山野草

走野老

福島県天栄村   ハシリドコロ(走野老/ナス科ハシリドコロ)


立矢川渓流沿ではハシリドコロの群生がようやく咲き始めたばかりでした。
例年より1週間ほど遅れています。
ハシリドコロ(走野老/ナス科ハシリドコロ)は本州?九州の山あいの渓流沿いなどに自生し
朝鮮アサガオと同じようなアルカロイド系の有毒植物です。
誤食すると走りまわって苦しむことが、名前の由来だそうです。


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漢字の“走野老”を見てどこかで見たような・・・
と、感じた人は時事に鋭いですね。
そう、東京オリンピックの新エンブレムのデザイナーが『野老』(ところ)さんでした。
その語源はヤマノイモ科の蔓性植物で、根茎にひげ根が多く、
これを老人の髭に例えて野老(やろう)とよび、正月の飾りに用い長寿を祝ったり、
根茎をあく抜きして食用にすることもあるそな。
でもなぜ(ところ)と読むようになったかは不明です。
それにハシロドコロとヤマイモ科のトコロは全く似ていないのに
走りトコロとは謎です。


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野老(ところ)は、古くは「土古呂」、「都古侶」と書き「所領(ところ)」の意味があり、
「所領(ところ)」すなわち領地(りょうち)の安堵を願って野老(ところ)を正月に飾ったそですが
やはり野郎と書いて(ところ)と読むようになったのかは不明です。


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↓ 立矢川渓流沿ではハシリドコロはちこちに群生していますが
まだ全体的には3分咲き程度でした。
例年より開花が遅れているせいか葉っぱがまだ開いていないうちから
蕾も今にも開きそうです。
午後には葉と花が同時期にパッと開きそうです。


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2017.05.29     カテゴリー :   山野草

青花菊咲一華

福島県天栄村   アオバナキクザキイチゲ(青花菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)


立矢川渓流ではアオバナキクザキイチゲ(青花菊咲一華)も見頃を迎えていました。
青花キクザキイチゲは白いキクザキイチゲの変種とされ雪深い日本海側で多く見られます。
福島県でも会津地方では多く見られますが中通りでは稀です。
立矢川渓流は行政上は中通にある天栄村ですが、
地理学的には分水嶺を越えた日本海水系なので青花が多く自生します。

雪深いだけが理由なら青花ばかりになるはずですが
青花も白花も混在するのでなぜ色の違いが生まれるのか
真相はまだ解明されていないようです。


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2017.05.28     カテゴリー :   山野草

乙女延胡索

福島県天栄村  オトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)


隣り村(天栄村)の羽鳥湖高原の北部に位置する
立矢川渓流に滝や山野草を見に行ってきました。

立矢川渓流沿いではオトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)がちょうど見頃でした。
オトメエンゴサクは以前は本州に自生するエゾエンゴサクに分類されていたこともあるそうですが、
現在は本州日本海側の多雪地帯に分布する日本固有種とされます。


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本州~九州に分布するヤマエンゴサクが花序の付け根にある托葉の葉縁の切れ込み(ギザギザ)が
明瞭なのに対しオトメエンゴサクの托葉には切れ込みが無いので
本州のエゾエンゴサクの仲間とされたようですが、エゾエンゴサクと比べると
オトメエンゴサクの草丈も花も小さく花色も北海道のエゾエンゴサクに比べると
全体的に薄い色合いです。
東北地方にもエゾエンゴサクが自生するようですが、オトメエンゴサクと混同されている場合も
多いようです。
いづれにせよ素人(私)の見極めは参考程度にご覧ください(^^);。

オトメエンゴサクは托葉の葉縁に切れ込みがありませんが
小葉にはざっくりした切れ込みがあります。
草丈は全般に小型で花数は少なめ、花色は白、青紫、水色、赤紫、空色と多様です。







   


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