カテゴリー 《 山野草 》   全40ページ
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2017.10.09     カテゴリー :   山野草

秋風そよぐ羽鳥湖高原・ウメバチソウ

 福島県天栄村  風そよぐ羽鳥湖高原・ウメバチソウ


羽鳥湖高原のオヤマリンドウ咲く湿地ではウメバチソウ(梅鉢草/ユキノシタ科ウメバチソウ)も見頃でした。
ウメバチソウは日本各地や台湾・東アジア北部・樺太・千島に分布する多年草で
主に山地の湿原・湿地、湿った草地などに生育し、
の形が家紋の梅鉢紋に似ているのでウメバチソウと呼ばれています。


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↓ ウメバチソウには糸状に裂開した仮オシベと団子状のオシベがあり
まず仮オシベが開き、その後本当のオシベが1本ずつ開いていくユニークなです。
この仮オシベがとても美しく、人間が見ても惚れ惚れしますが
虫たちもついおびき寄せられます。
でも、美しいという感覚はあくまで人間の想いで
昆虫にすれば蜜のようで美味しそうに見えるのでしょうね(^^ゞ。


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家紋の梅鉢紋と言えば菅原道真が有名ですね。
道真が家紋に梅のを使った記録はないそうですが梅のをこよなく愛したことで知られ
陰謀により福岡太宰府に流されたおりには
『東風吹かば匂いおこせよ梅の あるじなしとて 春な忘れそ』を
詠んだとされています。
※東風(こち)は中国における春風の意で、ほんらい大宰府なら南風が春風を伝えます。


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藤原道真の死後、疫病や異常気象など不吉な事が続き
これを「道真の祟り」と恐れ
醍醐天皇の勅を奉じ大宰府に安楽時天満宮を建立しその霊を護めたそうです。
その後、大宰府天満宮は学問に秀でた道真にあやかり学問神様として
厚く信仰され全国に天満宮が分詞され、
シンボル的梅鉢紋があやかり家紋とした家が多くなったそうです。


  


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2017.10.08     カテゴリー :   山野草

秋風そよぐ羽鳥湖高原・オヤマリンドウ

福島県天栄村  風そよぐ羽鳥湖高原・オヤマリンドウ


羽鳥湖高原の湿地ではオヤマリンドウ(御山竜胆/リンドウ科リンドウ属)も盛りでした。
オヤマリンドウは中部地方~東北南部の亜高山~山地の湿った草地や湿地に自生します。
ライトブルーのが上部にまとまって咲き葉脈の3本線が特徴です。
良く似たエゾリンドウはが何段にも咲くのが特徴と言われますが
オヤマリンドウも株によっては2段に咲きます。
逆にエゾリンドウでも上部にしか咲かない株もあるのでこの違いだけでは判別になりません。
色はエゾリンドウの方が濃い青のように見えます。


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↓ エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆/リンドウ科リンドウ属)

※磐梯吾妻の一切経山登山道で。

オヤマリンドウと良く似ますがエゾオヤマリンドウはエゾリンドウの高山型と言われます。
オヤマリンドウの葉脈は3本ですがエゾオヤマリンドウは1本です。
ただエゾオヤマリンドウはエゾリンドウと呼ばれる場合もあり
オヤマリンドウ、エゾリンドウ、エゾオヤマリンドウは正確な見極めが難しいです。


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↓ オヤマリンドウ


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2017.10.07     カテゴリー :   山野草

秋風そよぐ羽鳥湖高原・アケボノソウ

 福島県天栄村  風そよぐ羽鳥湖高原・アケボノソウ


羽鳥湖高原の湿地や小川の淵でアケボノソウ(曙草/リンドウ科センブリ属)が見頃を迎えました。
アケボノソウは北海道~九州に分布する2年草で山あいの湿地や沢のほとりなどの湿った場所に自生します。
1年目は根生葉だけのロゼットで生育し2年目に地上茎を出してを咲かせ、晩には枯れてしまいます。
キレイだからといって採ったり切ったりすると種ができなくなり
翌々年からはその場所でが見られなく恐れがあるので必ず自生地で愛でましょう。


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アケボノソウの草丈は大きいものでは1m近くにもなり、を含む全体の姿はやや地味な印象ですが、
クローズUPすると気品のあるとても美しいで大好きなの一つです。
名前の由来はびらの先の小さな黒っぽい点々と
黄緑色した2つの点(蜜腺)を夜明けの星に例えたロマンある名前です。
でもよ~く見るとこの2つの蜜腺がお菓子のプッチョに見えてくるのは私だけ?(^_^;)。

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2017.10.06     カテゴリー :   山野草

秋風そよぐ羽鳥湖高原・サラシナショウマ

福島県天栄村  風そよぐ羽鳥湖高原・サラシナショウマ


風そよぐ羽鳥湖高原・立矢川の滝◆を堪能した後は
同じ羽鳥湖高原のの野のを愛でてきました。
高原の野のは今年ほぼ最後になり、が終われば山々は間もなく紅葉に彩られます。
や紅葉のネタになると、今年もいよいよ最終章に入ってきたなと実感します。
日中はまだまだ暑い日がありますが山は着実にが深まり
紅葉が始まれば紅葉の追っかけで忙しなくなり、あっという間に冬を迎えます。


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サラシナショウマ(晒菜升麻/ キンポウゲ科 サラシナショウマ属)は
全国の低山帯から亜高山帯の草原や林中に自生し、所によっては大群生を形成します。
福島県でもそう珍しいわけではありませんが大きな群生は少なく、ここは数少ない群生地です。


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サラシナショウマは他のキンポウゲ科のと同じようにハナビラはなく
蕾の頃シベを包み込んでいたガクは開後ほとんど落下し
花のように見えるのは全てシベの集合体です。
そのシベも受粉すると落花し骨のような形の花序と実が残ります。


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名前の由来は春先に若葉を2日ほど小川の清流などで、よくさらしてアク抜きをしてから茹でて、
おひたしなどの山菜料理にするところから「さらし菜」と名づけられたそうです。
升麻とはこの花又は近縁種の中国名で漢方では根茎を解熱、解毒、抗炎症薬として
身熱、頭痛、咽喉痛、感冒、麻疹、脱肛などに利用するそうです。


   


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2017.09.28     カテゴリー :   山野草

台風一過の燃ゆる曼珠沙華 ②

 福島県鏡石町  台風一過の燃ゆる曼珠沙華 ②


昨日に引き続き台風一過後の妖艶な棚田の曼珠沙華をご覧ください。
当地は田舎なので彼岸棚田じたいはあちこちで見られますが
郊外とはいえ民家や電柱、電線、携帯電話中継塔などが目障りで
近場では中々絵になる彼岸スポットはあまりありません。
そんな中ここは数少ないお気に入りの場所です。


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彼岸を日中に撮影するのはやや平凡な写真になりやすいので
棚田や彼岸に陰影が付く夕方近くに狙いを定めると
昼間の彼岸とはまた違った燃ゆるような妖艶な彼岸が撮れます。
山の端に沈む夕日とのコラボレーションが理想なんですが
そんなベストポジションの彼岸花スポットはまだ探し出せていません。
でも撮影スポットがすぐ近くにあるだけでもありがたいことです(^^♪。


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黄金色に色付いた棚田と燃えるような彼岸花、
銀色に輝くススキとらしい色取りも申し分ないスポットです。
土手ではヨツバヒヨドリ(四葉鵯/キク目キク科フジバカマ属)や
ワレモコウ(吾亦紅、吾木香/バラ科ワレモコウ属)もらしい彩りを添えてくれていました。
いいな~、日本のって(^^♪。


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2017.09.27     カテゴリー :   山野草

台風一過の燃ゆる曼珠沙華

福島県鏡石町 台風一過の燃ゆる曼珠沙華


9/17に台風18号が日本列島を縦断した翌日
満を持して郊外の棚田に彼岸(曼珠沙華)を見に行きました。
17日未明は風速20m弱の強風が吹きまくっていたので
がなぎ倒されていないかと心配でしたが
ほんの一部の稲が倒れていたものの
曼珠沙華は無事に台風をやり過ごし燃えるがごとく妖艶な
あで姿を見せてくれました。


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当地の棚田は昔はもっと小さな田んぼでこれよりは棚田らしかったのですが
なだらかな丘陵地帯の棚田だったせいもあり
ホ場整備が進み田んぼ1枚1枚が大型化されました。
身勝手な見方なのは重々承知ですが
農作業をしやすくなった反面、写真的には少し味気ない景色になってしまいました。
観光地の棚田では無いので致し方ないですね。


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2017.09.26     カテゴリー :   山野草

野分前の曼珠沙華

 福島県鏡石町  野分前の曼珠沙華


台風18号が日本列島を縦断した前々日
彼岸(曼珠沙華/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)を撮ってきました。
一番の見頃には少し早いかなとは思いましたが
台風(野分)の進路予想や空模様から今しかないかもと
良くも悪くも相変わらずのセッカチ性です(^^);。
はまだ五分咲きでしたが初々しい曼珠沙華もまたいいもんです(^^ゞ。


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ヒガンバナは説明するまでもなく稲の伝来頃に中国から伝わった史前帰化植物です。
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイドを多く含み、誤食した場合は吐き気や下痢
ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたるそうです。


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田んぼの土手や畦で多く見られるのはネズミ、モグラ、虫など
田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌らう忌避植物として
お墓で見られるのは土葬後
死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐための忌避植物として
代々人間の手で増やされてきました。
大飢饉の時は救荒植物として、毒を抜いて食べたそうです。


  


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2017.09.16     カテゴリー :   山野草

ツルボ(蔓穂/キジカクシ科ツルボ属)

福島県鏡石町  ツルボ(蔓穂/キジカクシ科ツルボ属)


郊外の田んぼを見下ろす池の土手で今年もツルボ(キジカクシ科ツルボ属.)が見頃になりました。
ツルボは全国に分布し陽の良く当たる池や川の土手などの草むらに自生しますが
なぜか福島県ではあまり多くは自生していません。
街路樹の下に群生する所もあるんですが茎も短いし
場所柄、園芸種が逃げ出したものかも。


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ツルボは春先にヒヤシンスのような細い葉っぱを伸ばし
草が繁茂する頃に葉っぱはほとんど枯れてしまい
?初秋に突然20?30cmの芽(茎)を伸ばしを咲かせます。
この形態はヒガンバナ科のキツネノカミソリともよく似ています。

名前の由来は細長く伸びたた茎に米粒に似た穂をつけることから
ツルイイボ(蔓飯粒穂)⇒ツルイボ(蔓飯穂)⇒ツルボ(蔓穂)に
なったとのではないかと言われてます。
名前に蔓と付きますが細長い紐状の蔓にはなりません。


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↓ フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)


田んぼの土手でフシグロセンノウも花盛りでした。
例年ならもっと早い時期に見頃になるのですが
今年は開花前に一度下刈りされてしまったようです。
フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)は本州~九州に分布し、
明るい林縁から薄暗い林床まで広範囲に自生します。
草丈50~80cm、花径4cm、花色は鮮やか朱色で
野生の花の中ではかなり目立つ色なので咲いていればすぐ見つかります。
福島県ではそれほど珍しい花ではありませんが
16都県で絶滅危惧種に指定され、秋田、鹿児島では絶滅したとされています。


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2017.09.15     カテゴリー :   山野草

ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)

 福島県鏡石町  ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)


近くの里山の林縁でツルニンジンが見頃になりました。
ツルニンジンは、茎がツルになり、
根が高麗ニンジンに類似していることからキキョウ科ですがツルニンジンと呼ばれ
日本、韓国,中国など東アジアに分布しています。


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日本では食材としてはあまり馴染みのないツルニンジンですが
韓国では根や葉を滋養のある山菜&生薬として食すそうで、
朝鮮王朝時代の宮廷を舞台とした有名な韓流ドラマ「チャングムの誓い」にも
食材として登場していたそうです。(私は韓流が好きじゃないので観ていませんが・・・・)


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湧永製薬のHPに「チャングムの誓い」のツルニンジンの興味深い話が載っていたのでご紹介します。

※「チャングムの誓い」第21話の場面。
最高尚宮(チェゴサングン)の地位をかけたハン尚宮とチェ尚宮による
「王と皇太后に捧げる料理」の最終決戦。
チャングムが幼い頃、瀕死の母親に食べさせた「野いちご」の砂糖漬けで
ハン尚宮が勝利したというデザート対決での場面。
対するチェ尚宮が捧げた逸品に皇太后が「すばらしい!」と絶賛しました。
そのデザート「ソプサンサム」こそ、実は「ツルニンジン(トゥッドゥ)」の揚げ菓子だったのです。

  


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2017.09.14     カテゴリー :   山野草

アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)

 福島県天栄村  アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)


今年も隣り村の森の奥でアケボノシュスランが見頃になりました。
8年前、偶然見つけた福島県でも最大級(たぶん)の貴重な群生地で
深い森の中を流れる小さなせせらぎ沿いに足の踏み場もないほど群生しています。
ラン科では珍しく茎が蔦のように地を這い節々で根を張り
所々に草丈5~10cm弱の常緑の茎葉を出し群生します。
茎葉と同じくらいの長さの茎を伸ばし8mmほどの小さなを10個くらい咲かせます。


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名前の由来は朱鷺色したを明け方の空の色(曙)に例え
葉の光沢を織物の繻子(シュス、サテン)に見立てた命名だそうで
はほんのわずかしか開きません。


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アケボノシュスランは北海道~奄美大島まで広く分布し、
山あいの湿った林床、特に空中湿度が高い所に自生しますが
その特殊性もあり自生地は限られています。
福島県を含む19都府県で絶滅危惧種に指定され
中でも茨城、千葉、埼玉、東京、和歌山、香川、徳島、長崎では
もっとも存続が危ぶまれる絶滅危惧種1類に指定されています。



  


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2017.09.13     カテゴリー :   山野草

深山の貴婦人 レンゲショウマ

 福島県須賀川市(旧・岩瀬村) 深山の貴婦人 レンゲショウマ


隣り村(現・須賀川市)の深山でレンゲショウマが見頃になりました。
レンゲショウマ(蓮華升麻/キンポウゲ科レンゲショウマ属)は日本の固有種で
主に奈良県~福島県の太平洋側の深山落葉樹林下に自生します。
以前は福島県が北限とする資料が多かったのですが岩手にもわずかにに自生しているそうです。


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元々分布域が狭く自生数も少ないレンゲショウマですが
ほんのり紫がかった気品ある美しい山野草愛好家に人気があり
盗掘されやすく自生する都府県の多くが絶滅危惧種に指定し
中でも東京、神奈川、岐阜、愛知、奈良、徳島では絶滅危惧種1類の貴重なです。
福島県では点々と自生地はありますが、
深山の林道や登山道からは離れたような場所に人目を避けるかのように、ひっつそり咲いています。


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レンゲショウマはがハス(蓮)に似て葉っぱがショウマ(更科升麻)に似るのでレンゲショウマです。
確かにサラシナショウマの葉っぱにそっくりですが
そのものはサラシナショウマや他の〇〇ショウマとはまったく似ていません。


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2017.09.12     カテゴリー :   山野草

羽鳥湖高原湿地のサギソウ(鷺草)

 福島県天栄村  羽鳥湖高原湿地のサギソウ(鷺草)


隣り村の羽鳥湖高原の湿地でサギソウが見頃を向えていました。
羽鳥湖高原は標高700mほど、東京からは車で約2時間半。   
羽鳥湖を取り囲むようにレジャー施設や別荘
スキー場などが点在し、首都圏から近い避暑地として人気があります。
その中でエンゼルフォレスト那須白河(旧名・レジーナの森)はキャンプサイトやコテージ温泉、レストラン、
カヌー、フィッシング、ドックラン、湿地などがある高原の中心施設です。

湿地はエンゼルフォレストの他にも大小いくつも点在しますが
サギソウが見られるのはここと、わずかな湿地のみ。
しかし管理の行き届いたエンゼルフォレストの湿地は盗掘の心配もなく生き生きしています。
今年も湿地の一部が白く見えるほどたくさんを咲かせていました。
エンゼルフォレストの森以外の湿地でもポツポツは咲いていますが
残念ながらエンゼルフォレストほどの見事な群生は見られません。


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サギソウ(鷺草/ラン科ミズトンボ属)は本州以南の湿地に自生し
まさに鷺が舞っているような美しいランです。
しかし皮肉にもその美しさが災いし
盗掘や湿地の開拓などで激減し
なんと43都道府県で絶滅危惧種に指定されています。
              

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↑ ◆灰(絶滅)、赤(絶滅危惧Ⅰ類)、橙(絶滅危惧Ⅱ類)、黄(準絶滅危惧種)、他(希少、不明)
         ※日本レッドデータより。


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2017.09.11     カテゴリー :   山野草

羽鳥高原湿地の晩夏の花々

  福島県天栄村  羽鳥高原湿地の晩


羽鳥湖高原は標高700mほど、羽鳥湖の他に大小たくさんの湿地が点在し
様々な山野草が見られます。
天栄村は東西に長い村で村役場のある東側は中通りですが
分水嶺(鳳坂峠 825m)を越えた西側は気象&地理学的には会津(日本海気候)に分類されます。
東西に分断させられていた国道118号線・鳳坂峠のトンネル工事(2,5km)がようやく始まり
平成30年代前半の完成を予定しているそうです。
今まで当町から羽鳥湖畔までは峠越えで30分ほどかかっていましたが
トンネル+バイパスが完成すれば20分ちょっとで行くことができ、とても便利になります。


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↑ サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)
全国の湿地や谷地に広く分布しますが冷涼な気候を好むので
東日本以北に多く見られますが25都府県で絶滅危惧種に指定されています。


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↑ コウホネ(河骨/スイレン科コウホネ属)
日本と朝鮮半島に分布し、水中にある根茎が白く骨のように見えるので河骨と呼ばれ 
「かわほね」から「こうほね」 に変化したとされます。


5 アカタテハ


↑ サワヒヨドリ(沢鵯/キク科 ヒヨドリバナ属)&アカタテハ


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↑ ゴマナ(胡麻菜/キク科シオン属)
本州の低山から亜高山下の草地やジメ地に分布。


7 タチアザミ


↑ タチアザミ(立薊/キク科アザミ属)
北海道から本州の主に日本海側に分布し湿地を好みます。


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↑ サワシロギク(沢白菊/キク科シオン属)
本州~九州の主に低地~山あいの鉱物質の酸性湿地に自生し、
草丈は30cmくらいです。
は直径2~3㎝で1株に3~4個と少なめ、舌状は白色で、
しだいに淡紅色に変わってきます。
羽鳥湖周辺の湿地ではごく普通に見られるし
正直少々地味ななのであまり注目度は高くない山野草ですが
18都府県で絶滅危惧種に指定されていて、福島県と共に尾瀬をかかえる
群馬県で絶滅種になっているのが驚きです。
尾瀬では標高が高すぎるってことなんでしょうかね。


 


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2017.09.10     カテゴリー :   山野草

羽鳥湖のエゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は不作

 羽鳥湖のエゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は不作


咲く明神滝を堪能したあとは羽鳥湖湖畔のエゾミソハギを見に行きました。
ところが今年はなぜか2014年以来の大不作でした(ーー;)。
黄色いクサレダマ(草連玉/サクラソウ科オカトラノオ属)は盛りなのにいったいどうしたのでしょう・・・
2014年の時は雪解け時期からずっと満水状態だったのが原因でしたが
今年は程々に水は引いているので原因が分かりません。


↓ クサレダマ(草連玉/サクラソウ科オカトラノオ属)は盛り。

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↓ 2017年のエゾミソハギはポツポツとしか咲いていません。

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↓ エゾミソハギ&ウラギンヒョウモン。

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↓ 2015年はピンクの絨毯でした。
エゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は名前に蝦夷と付きますが
北海道~九州の主に高地湿地や湖沼畔に自生し、場所によっては大群落を形成します。
どちらかと言えば仲間のミソハギより寒冷地を好むようです。
来年はまたピンクの絨毯が復活してくれますように。

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2017.09.06     カテゴリー :   山野草

晩夏の棚田のヒキヨモギとサワギキョウ

福島県玉川村  晩の棚田のヒキヨモギとサワギキョウ


隣り村の棚田脇の林縁でヒキヨモギも咲いていました。
ヒキヨモギ (引蓬/ゴマノハグサ科 ヒキヨモギ属)は日本全土や東アジアに広く分布しますが
イネ科やカヤツリグサ科に半寄生する一年草と言う特殊性があるせいか
分布域が広い割には自生数はあまり多くないようです。
全国22府県で絶滅危惧種や希少種に指定されています。
福島県では指定こそされていませんが、あまり目にする機会はありません。
名前の由来は葉の形がヨモギ(蓬)に似ているからですがヒキ(引)は何でしょう?(^^);。


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↓ サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)

棚田脇の畦でサワギキョウも見つけました。
同じ隣り村でも奥羽山系の天栄村羽鳥湖高原の湿地ではよく目にしますが
阿武隈山系の玉川村ではお初です。
だいぶ昔は里地の畦や谷地でも見られたそうですが
環境変化や農薬などに弱く今ではほとんど消滅してしまいました。
有毒植物なので家畜の餌にならず草刈で他の草に混じるのが嫌われたのかも。
25都府県で絶滅危惧種に指定されています。


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「キラキラ」 小田和正
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