この冬のネタは白鳥→白鳥→白鳥→雪→氷結→白鳥と
申し訳ないほど代わり映えしないシリーズネタですね(^^);。
なのに今回も今季2回目の氷結ネタ。
わかっちゃいるけど遠出もしないで自然ネタと言うと
当地では白鳥と雪と氷くらいしかありません。
ま、無いよりは在るだけマシですが話題性としては華が全くありませね(-"-)。
年明け早々マンネリ承知で氷結滝としては一番身近な“八流の滝”に行ってきました。
やはり厳寒期前なので4割程度の氷結でしたが
想像していたよりは凍っていたのでマズマズでした。
規模は小さいですが市街地から遠くない郊外でこの氷結が見られるのは
冬枯れネタ枯れのこの季節にはありがたい存在です。

↑ 八流の滝 ルートマップ (※Googie Mapに加筆)
八流の滝は須賀川市街地のすぐ郊外にありますが
地元じゃないと場所がとても分かりづらいと思います。
福島空港バイパス道路(県道208号)からだと福島県道141号玉川田村線に曲がり、
郡山市田村町方面に進みます。
3つ目の信号を左折し、道なりに進むとJR水郡線のガード下にぶつかるので
ガードをくぐり右折してまもなく細い農道に“八流の滝”の小さな看板があるので、右折します。
なぜかその先に看板がなく、初めての人は困惑してしまいます。
農道左手に川のような用水路が見えてきて、その用水路が里山に消える辺りに
“八流の滝”があります。
駐車場はないので道路脇の広めのスペースを見つけ駐車し、田んぼ道を歩いて滝に向かいます。
軽自動車なら滝のすぐ近くまで田んぼ道を進むことも可能です。


↑ 小寒氷結の八流の滝
正月3日、寝正月では情けないので我が家から車で15分ほど、
須賀川市郊外の“八流の滝”の氷結を見に行ってきました。
“八流の滝”はさもない滝なんですが、厳冬期には氷瀑になり普段と違った美しさを見せてくれます。
寒い地域なので滝が凍るのはそう珍しくはありませんが滝が
ある場所は厳冬期は車が近づけないような深い山が多く雪に阻まれたり、
道そのものが通行止めだったりします。
しかし、この八流の滝は市街地のすぐ外れにあるので簡単に行くことができます。
もっと寒くなれば全面結氷しますが私的には全面結氷より、滝に流れが見える状態が好きです。

↑ 小寒氷結の八流の滝
滝の右岸のジャノヒゲ(蛇の髭/キジカクシ科ジャノヒゲ属)の葉が
葉っぱの形のまま氷結していました。とても面白い氷結ですが
原理的には雨氷と同じだと思います。
雨氷(うひょう)は、0℃以下でも凍っていない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が、
地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される硬く透明な氷のこと。
着氷現象の一種でもあり、
このジャノヒゲの氷結も滝の飛沫が雨のように水滴となって雨氷のごとく氷結したのでしょう。

↑ 小寒氷結の八流の滝 鹿の角のような氷結。

↑ 小寒氷結の八流の滝 カマキリのように見える?氷結。

↑ 東野の清流の氷結(2016/12) バッタのように見える?氷結

↑ 小寒氷結の八流の滝
これらの自然のアートを見つけられるのも氷結ならではの楽しみ(^^ゞ。

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容易にアクセスできるのが何よりですね。幾らきれいでも、命がけでしか行けないようなところでは、…。
>全面結氷よりは少し残した感じの方が好きです。そのお蔭で、周囲のささやかな氷結をも楽しめます。
≫まさにその通りだと思います。
>幾らきれいでも、命がけでしか行けないようなところでは、…。
≫ごもっともです。
そもそもそういう所にはちゃんとした装備や
経験がなければ行ってはだめだと思います。
ryu