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2018.08.08     カテゴリー :   山野草

涼風そよぐ清水川の梅花藻

福島県郡山市湖南町中野  涼風そよぐ清水の梅藻 


猛暑続きの中、郡山市湖南町中野集落の清水
涼しさを求めバイカモを見に行ってきました。


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↑ 郡山市湖南町Map(※Google earthに加筆)   

郡山市湖南町は行政上は郡山市なんですが地理学的には
分水嶺を越えた会津地方(日本海水系)に分類され
天気予報なども会津地方のくくりです。

湖南町は名前のように猪苗代湖の南部の農村地帯で
明治以降幾つかの村が合併し湖南村になりそのご郡山市に編入されました。
湖南地域は江戸時代から会津藩と二本松藩(郡山市)の藩境があり
複雑な藩境だったようですが湖南村になってからは郡山とのつながりが大きくなったようです。


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↑ 郡山市湖南町中野集落Map(※Google earthに加筆)  

藻が自生する清水は湖南町中野集落の県道から一歩裏通りに入った
集落内を流れている小に自生しています。
県道沿いの中野郵便局近くの橋脇の細い路地を沿いに進むと
広めの駐車場があり、その先左手の小がバイカモの自生する清水川です。


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↑ 湖南町中野 清水川のバイカモ(梅藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)  

バイカモ(梅藻/キンポウゲ科キンポウゲ属バイカモ亜属)は北海道~九州の清流に自生する常緑の沈水植物で
たえず清らかな冷水(約15℃くらい)が流れていないと生育できないため
自生地が限られ千葉、長野、京都では絶滅し、23都道府県で絶滅危惧種に指定されています。
福島県でも自生地は限定的で
元々自生が確認されていない都府県もあるので実質的には全国的な絶滅危惧種です。


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↑ 湖南町中野 清水川のバイカモ(梅藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)  

バイカモの群生場所は全て道路沿いの川にあるわけではなく
民家の裏庭や畑沿いのような場所に多く見られます。
場所によっては川沿いに踏み跡があるので
その踏み跡沿いを辿ればある程度は群生ポイントまで行けますが
長靴が必要ですし、ほとんどが民有地なので
最低限のマナーを守って見学撮影してください。


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↑ 湖南町中野 清水川のバイカモ(梅藻/キンポウゲ科バイカモ亜属) 

バイカモは水中でも花を咲かせることができますが
清水川は水深が浅いのでほとんどは川面に浮かんで咲いています。


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↑ 湖南町中野 清水川のバイカモ&ミヤコワスレ  

バイカモは自生種ですが清水川は集落の中を流れているので
川沿いにはミヤコワスレやアジサイなど園芸種もたくさん見られます。


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↑ 湖南町中野 清水川のヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)  

バイカモ咲く清水川ではヒメフウロも花盛りでした。
日本のヒメフウロの野性種は岐阜~四国の一部の石灰岩地に自生するそうですが
これは帰化植物だと思います。
全草に臭気があり、白毛がまばらにある。
茎は基部で分枝して、高さ30~60cm、葉は互生し長さ3cm、幅5センチほどで、
深く3全裂し小葉はさらに羽状に深裂する。茎の上部の葉は羽状葉状になる。
葉腋から長い花序を伸ばして、直径1.5cmほどの淡紅色の花を1~2個つける。
萼片には開出毛と腺毛がある。花弁には2本、濃色の筋がある。
果実はゲンノショウコに似て長さ2cmほどの嘴状となる。
古くなった葉や、結実期に入った全草は赤く染まることが多い。

以前はこの場所にもバイカモは咲いていましたが
今年は残念ながらあまり咲いていませんでした。
バイカモは深い根を張らないので大雨後などには株ごと流されることもあるので
群生する場所は年によって少し変化します。


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↑ 湖南町中野 清水川のバイカモ(梅花藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)  

昨年の6月下旬から7月には異常渇水で一時清水川が干上がり
バイカモの多くが枯れ死しましたが
水量が戻るとともにだいぶ復活してきました。
今年も清水川流域も空梅雨で水量が心配でしたが
訪れたときはなんとか大丈夫でした。
でもこの異常猛暑酷暑でこの先も雨が降らなければ
また昨年のように干上がってしまう可能性もあります。


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↑ 湖南町中野 清水川のバイカモ(梅花藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)  

清水川は集落内を流れる小川で
上下水道が整備される前は生活水に使われていたので
幸運に美しさを保たれてきたようです。
現在でも各民家には水洗い場があり
野菜を洗ったりするのに利用しています。
今は集落のご好意で清水川ほぼ全域が公開されていますが
あまりにマナーが悪いと立ち入り禁止になる可能性もありますので
くれぐれもマナー遵守でお願い致します。


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Author:tgryu
福島県をメインに四季折々の自然をご紹介します。(ryu)



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