↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
左岸には紅葉が鮮やかなシラキが水面に迫り出しています。
シラキ(白木/トウダイグサ科シラキ属)は岩手以南に分布する
落葉小高木。
和名は材が白いことに由来し、シロキとも呼ばれます。
山地の渓流沿いなどに多く自生します。
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
堰堤正面最奥が滑川砂防ダムに注ぎ込む主要河川の
金喰川(かなはみがわ)の流入口です。
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
流入口の水深は年々浅くなっています。
土砂が堆積しやすいのは砂防ダムの役目からすれば当然ですが
特に2019年10月の台風19号の豪雨で
相当量の土石が流れ込み堆積物がより多くなりました。
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖右岸の木々は水面に大きく迫り出し一部の枝は
水没ギリギリまで垂れ下がっています。
水面スレスレに迫り出しているのはヤシャブシやクマシデ。
背後の迫り出したモミジが彩りを演出しています。
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダム湖は堰堤以外に周回する道は全く無いので
周回する場合は矢印のように藪漕ぎしなから進みます。
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
上記の護岸壁のある砂防ダム右岸から望んだ堰堤です。
ふつう風景写真では美しい部分だけを切り取り
人工構造物などはあまり撮影しませんが
今回はどのような撮影現場なのかお見せします。
堰堤を見てお分かりのように他人を撮り込まないのではなく
撮ろうと思っても誰もいません(^-^;。
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
堰堤から右岸護岸壁上のガサ薮を藪漕ぎしながら進みます。
↑ ◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
右岸護岸壁上を藪漕ぎしながら一旦山側に登ってから
湖面側に下っていきます。
湖面に下る斜面上からダム湖を見下ろした構図です。
↑ ☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
12月頃の積雪は湖面がまだ全面凍結しないので
モノトーンのコントラストが際立ちまるで水墨画のようです。
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