全162ページ
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
いいね!!

2017.06.09     カテゴリー :   清水

緑眩しき涌井の清水

福島県天栄村 緑眩しき涌井の清水


羽鳥湖高原の帰り道に同じ天栄村の涌井の清水に立ち寄りました。
涌井の清水山野草と言えば何と言ってもこのすでに紹介済みの
リュウキンカ(立金花/キンポウゲ科リュウキンカ属)ですが
の萌えるよな新緑の時期もお薦めです。

涌井の清水は、湧水量毎分2,200L、面積約500㎡と言われ、
水底から途切れることなく砂が浮き上がる様子は神秘的で、
日照りで降雨の少ない気候でも水量に変わりなく、魚も生息し、
昔から魚を獲ったり、池をかき回すと洪水となって襲ってくると言い伝えられ、
人々から恐れられていました。
(そんな行為はタブーってことですね)


1_20170609042700b62.jpg

2_20170609042715738.jpg


↓ ハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)も見頃になっていました。
前の週に同じ天栄村羽鳥湖高原の“立矢川の滝”の帰りにも立ち寄ったのですが
そのときは生憎まだ蕾でした。
ただハルリンドウは朝晩や薄暗いとき、雨天のときなどは
開花の時期でも花を閉じるのでリンドウ科の花を撮るのは晴天時がお薦めです。


3_201706090427107c5.jpg


↓ 新緑のグラデーションが神々しいほど美しい水鏡。
時おり沼底から湧水の水泡が立ち上がり水鏡に波紋が広がります。
対岸の左側に素朴な社の沸湯御前神社が少し見えています。


4_20170609042719a63.jpg

5_20170609042717cfc.jpg


↓ 水辺ではチゴユリ(稚児百合/イヌサフラン科ホウチャクソウ属 )も見頃でした。


6_20170609042716ac2.jpg


↓ 朽木に孤高のショウジョウバカマが咲いていました。
寿命が尽きた朽木に新しい命が芽生え世代交代が始まっています。
こんな小さな朽木にも小さな宇宙(自然の摂理)がある感じがします。


7_20170609042716ead.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.06.08     カテゴリー :   山野草

車葉草と九輪草

福島県天栄村   クルマバソウ(車葉草/アカネ科クルマバソウ属)


隣り村の渓流沿いではクルマバソウ(車葉草/アカネ科クルマバソウ属)も花盛りでした。            
草丈は20~25cmほど、葉っぱが車輪状なので見たまんま車葉草と呼ばれます。 
全国に分布しますが北海道以外は山地のやや湿った林内や渓流沿いに群生します。

クルマバソウの葉っぱに甘い香りの芳香成分であるクマリンが含まれ
ヨーロッパでは葉を乾燥させてワインやビールの香り付けに利用したり
衣類の防虫に使うそうです。
クマリンなど知らないと思うかもしれませんが、実は桜餅や桜湯のあの香りです。
桜の葉(特に八重桜)にはクマリンが多く含まれていて
乾燥させたり塩漬けにするとあの独特の甘い桜の香りがします。


1_20170608045455fea.jpg

2_2017060804545218a.jpg

3_20170608045454c06.jpg

4_20170608045456b9d.jpg


↓ 福島県天栄村  クリンソウ(九輪草/サクラソウ科サクラソウ属)


羽鳥湖高原の木漏れ日射す湿地脇の森でクリンソウも見頃になってきました。
クリンソウ(九輪草/サクラソウ科サクラソウ属)は北海道、本州、四国の
山あいの谷間や湿地に自生し、輪生する花が下段から順繰り上段へと
段々に咲いてゆくのでその様を五重の塔などの先端にある装飾“相輪”に見立てた命名です。
花序を含む草丈は30~60cmとサクラソウの仲間では最大で
花色は桃色や白、混じりなど多様、日本の固有種です。


5_20170608045722849.jpg

6_20170608045723f82.jpg

7_20170608045726bf0.jpg

8_201706080457251c6.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!


2017.06.07     カテゴリー :   山野草

羅生門蔓&雪笹

福島県天栄村  ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)


隣り村の渓流沿いでラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)が花盛りです。
ラショウモンカズラ本州~九州の山間部の少し湿った川沿いなどに自生し
草丈は30cmくらい花の大きさは3~4cmほど、シソ科の中では最大級の花です。
ランナー(匍匐・ほふくけい)で増え群生を作り、ラベンダー(シソ科)に似たいい香りがします。
花色は紫がほとんどですが稀に桃色もあります。

名前の由来は
平安中期の頃、京都朱雀大路南端にあった羅生門に棲みついた鬼が夜な夜な悪さをし人々を困らせていたので
源頼光(みなものよりみつ)の家臣の渡辺綱(わたなべのつな)がその腕を斬り落とし鬼を退治したそうな。
その鬼の腕に似た花というので羅生門蔓と名づけられたそうです。


1_20170607041739510.jpg

2_2017060704174191d.jpg

3_201706070417480f1.jpg



↑ ラショウモンカズラのがらみの四方山話

渡辺(渡部、渡邊)姓は節分に豆まきをしなくてもいいそうな。
都の鬼とは酒呑童子との説があり
酒呑童子は渡辺綱(わたなべのつな)らに成敗され
酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために渡辺綱らをを襲撃したものの
返り討ちに遭い、腕を切り落とされてしまった。
それで渡辺綱らの強さに驚愕し、2度と渡辺綱の前には姿を現さなかったとか。
それ以来、渡辺一族は鬼にめっぽう強く鬼が逃げるので
節分に豆まきは必要なくなったのだとか。


↓ 福島県天栄村  ユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)


隣り村の山中でユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)が見頃になりました。
ユキザサは日本全国の里山~深山の木漏れ日が差すような林床に自生し
あまりま大きな群生はせず疎らにまとまって生えています。
葉っぱを笹に小花を雪に見立てた風情ある名前です。
清楚で香りもいいんですよ(^^♪。
ユキザサの背後に咲いているのはラショウモンカズラです。


4_20170607041743729.jpg

5_2017060704174672f.jpg

6_201706070417451ab.jpg


↓  秋には真っ赤な実を付けます。
の白さとは対照的な美しさですね。
美味しそうに見えますが有毒という記述も・・・
そう書かれるとさすがに味見する勇気はないですよね(^_^);。


7_20170607041748931.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.06.05     カテゴリー :   山野草

羽鳥湖高原湿地の春竜胆

 福島県天栄村 羽鳥湖高原湿地のハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)


羽鳥高原湿地のハリリンドウを愛でてきました。
ハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)は本州~九州の平地や山あいの
湿地など湿った場所に自生します。なぜか当地では平地ではあまり見られませんが
羽鳥湖高原に点在する湿地ではたくさん見ることができます。
草丈7~8cm、根生葉があり茎は根本から枝分かれし花が咲きます。

フデリンドウをハルリンドウと混同しがちですが
フデリンドウは北海道~九州まで広く分布し、里山や林のやや乾いた明るい草地に自生し
草丈は5~7cm、根生葉がなく1本の茎の先で枝分かれし花が咲きます。
詳細はフデリンドウ編でご覧ください。
フデリンドウ


IMG_1488.jpg

IMG_1435.jpg

IMG_1497.jpg

IMG_1513.jpg


↓ 湿地ではミズバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)も花盛りでした。
ミズバショウは湿地の水の中でも水が無いところにも自生しますが
ハルリンドウは同じ湿地でも水没しそうな場所は苦手で湿原に自生します。


IMG_1397.jpg



  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!










2017.06.04     カテゴリー :   

新緑の立矢川の滝 下段の滝

 福島県天栄村  新緑の立矢川の 下段の


中段のテラスを渡渉し右岸から下段のを撮りました。
水流がとても美しいので立矢川のの中でも大好きな構図の一つです。
下段のは落差5mほどですが
上段の(ひょんぐり滝)とはまったく違う形です。

下段の滝じたいも直瀑と斜瀑が融合した形なので
立矢川の滝じたいが小さいながらも滝の形態の標本みたいです。
滝はその形態によって直瀑、段瀑、分岐瀑、渓流瀑、潜流瀑などに分類されます。
おおまかですが那智の滝や華厳の滝は直瀑、袋田の滝は段瀑、流星・銀河の滝は分岐瀑、
竜頭の滝は渓流瀑、山形滑川温泉の滑滝などは滑滝、冨士白糸の滝は潜流瀑などに分類されます。
立矢川の滝はおおまかに見れば段瀑ですね。


IMG_1236.jpg

IMG_1245.jpg

IMG_1289.jpg


↓ 下段の滝の一番右側の細い直瀑は立矢川の流れの滝ではなく
中段のテラス左岸の岩場から流れ出す伏流水が
一筋の滝になって流れ落ちています。


IMG_1308.jpg


↓ 下流から見上げた立矢川の滝の全景です。
私的にはあまり好みの形・構図ではありません(^_^;)。
立矢川の滝は真正面より横顔美人かも知れません。


IMG_1315.jpg


  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.06.03     カテゴリー :   

新緑の立矢川の滝 中段のテラス

福島県天栄村  新緑の立矢川の 中段のテラス


上段ひょんぐりの次は上段脇の崖を降りて
上段のと下段のの間にある中段のテラスに降り立ちます。

↓ 上段のと下段のの間にある左岸急斜面から
立矢川の滝全景を真横から見下ろした構図です。
滝の真横から全景を撮る場合、
深緑の季節になると滝が見え難くなるので
芽吹いたばかりの新緑の頃がベストです。


1_20170603042610eda.jpg


↓ 中段のテラスに降り立ちました。
大雨後でもなければ水深は10cm程度なので
長靴でも大丈夫です。
同じ上段の滝ですが、滝の落ち口辺りから見る
ひょんぐりの姿とはまるで別の滝のように見えます。

この位置からだとひょんぐる手前のすべり台のような部分の滝が
あまり見えませんが上段だけで落差10m近くあります。


2_20170603042617eb9.jpg

3_20170603042617291.jpg


↓ 上段の滝左岸の崖では孤高のリュウキンカが咲いています。
よくもまあ、こんな岩壁の隙間に根付いたものだと感心です。
偶然種が流れついたのか、鳥が運んだのかはわかりませんが
もしかしたら上流に人知れず自生地があるのかも。


4_2017060304261719d.jpg


↓ 中段のテラスにはかなり年代ものの流木が折り重なっています。
テラス右岸から撮影するには邪魔ですが
右岸からは流木が無くてもあまり見栄えしないので
さほど影響はありません。


5_201706030426235d4.jpg


↓ 中段のテラスの苔むした岩とナルコスゲが涼やかです。


6_20170603042623d19.jpg

   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.06.02     カテゴリー :   

新緑の立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)

福島県天栄村  新緑の立矢川の 上段(ひょんぐり)


福島県天栄村羽鳥湖高原にある新緑の“立矢川の”へ行ってきました。
羽鳥湖高原は首都圏から近いこともありGW期間中はそれなりに混雑しますが
5/2はGW中の中日平日ってこともあり道路もスイスイ目立った混雑はありませんでした。

羽鳥湖高原には大小様々ながありますが、観光客が簡単に観られるのは明神くらい。
他のはハイヒールは論外だしスニーカーでも行きづらい滝ばかり。
“立矢川の滝”は超お手軽滝の“明神滝”の尾根一つ隔てただけですが
滝へ到る道がないので観光客はまず訪れることの無い滝です。
今回ももちろん貸し切り状態。
静かな山間に響くのはオオルリの囀りと滝の音だけ。
心行くまで大自然を満喫してきました(^^♪。


1_201706020438552dd.jpg


立矢川は郡山市と天栄村の境界にある会津布引山(10,82m)を源流とし
郡山側の川は猪苗代湖に注ぎ、日橋川を経て阿賀野川となり新潟で日本海に注ぎます。
天栄村の立矢川は赤石川、黒沢などと合流し、鶴沼川、大川、阿賀野川を経て日本海に注ぎます。
立矢川の滝は滝幅が8m、落差は上段と下段合わせ15mくらいの段瀑です。
けして大きな滝ではありませんが、観る位置により様々な表情を持った魅力的な滝です。


2_20170602043910fb3.jpg

3_201706020439131ed.jpg


“ひょんぐり滝”はあまり一般的な言葉ではありませんが
滝マニアの間では滝が前方に大きくジャンプしている状態の滝を
“ひょんぐり滝”と呼んでいます。
ふつう滝を観るのは真正面や下流側からですが
“ひょんぐり滝”だけは真横から見ないと魅力が半減します。


4_2017060204391126f.jpg


↓立矢川の左岸から右岸に渡渉し
上段“ひょんぐり滝”斜め上から見下ろした構図です。


5_2017060204390624e.jpg

6_20170602043910621.jpg


↓ 上段(ひょんぐり滝)のすぐ上流にあるのが“更目木の滝”です。
立矢川の滝の一つに加えてもいいくらいの近さですが、
立矢川の滝の全景としては見えない位置にあるので別個の滝とみなします。

落差は1mあるかないかの小さな滝ですが
水流的にはとても美しい流れの小滝です。



7_20170602043911b3a.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.06.01     カテゴリー :   山野草

立矢川渓流の小深山傍食

福島県天栄村  コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)


天栄村羽鳥湖高原の立矢川渓流ではコミヤマカタバミが見頃になりました。
コミヤマカタバミは大滝川渓流(須賀川市・旧岩瀬村)の花を一度紹介済みですが
立矢川渓流のコミヤマカタバミはハナビラの形状が違うので改めて紹介します。

コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)は北海道~九州の
山林や渓流沿いのやや湿り気のある半日陰に自生します。
平地の道端などで良く見かける黄色いカタバミの仲間ですが
希少性からすれば天と地ほどの差があります。
黄色いカタバミは抜いても抜いても生えてくるやっかいな雑草ですが
コミヤマカタバミは山あいの限れれた場所にしか自生しない貴重な山野草です。
コミヤマカタバミの花や葉の大きさは黄色いカタバミの2~3倍ほど大振りです。


1_20170601035249f12.jpg

2_2017060103524808e.jpg

3_2017060103524983f.jpg

4_201706010352547e3.jpg

5_2017060103525597c.jpg


↓ 福島県須賀川市(旧・岩瀬村)のコミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)

大滝川渓流のコミヤマカタバミのハナビラは丸みがあります。
立矢川渓流は分水嶺の西側で日本海水系
大滝川渓流は分水嶺の東側で太平洋水系の違いはありますが
日本海水系でもハナビラは丸みのあるタイプが多いので
どうしてハナビラの形がこんなにも違うのか分かりません(^_^;)。


6_2017060103525117b.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.05.31     カテゴリー :   山野草

類葉牡丹

福島県天栄村   ルイヨウボタン(類葉牡丹/メギ科ルイヨウボタン属)


隣り村山中の渓流沿いの森でルイヨウボタンが見頃になりました。
ルイヨウボタンは、北東アジアと北海道~九州の深山広葉樹林下に自生します。
名前の由来は、葉の形状がボタンに似ているため、類葉牡丹です。


IMG_8340.jpg

IMG_8328.jpg


草丈は 40~70cm、 花期は4~6月で、茎頂あるいは上部の葉腋に集散花序をつけます。
花は10個程度がまばらにつき、花径は1~1.5cm、
花色は黄緑色でぱっと見はかなり地味(渋い?)花ですが
太陽に透かして見るととてもキレイなライムグリーンだと思います。


P4290011.jpg

src_38297044.jpg


外萼片数枚と内萼片が6枚あります。 外萼片は開花後すぐ落ち、花弁のように見えるのは内萼片です。
花弁は萼片より著しく小さく萼片の基部に重なるようにつき、扇状に広がった先端は蜜腺状になります。
花後には、1つの花に2つずつの種子ができ緑色から、秋には黒紫色の種子になります。


src_48808140.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.05.29     カテゴリー :   山野草

走野老

福島県天栄村   ハシリドコロ(走野老/ナス科ハシリドコロ)


立矢川渓流沿ではハシリドコロの群生がようやく咲き始めたばかりでした。
例年より1週間ほど遅れています。
ハシリドコロ(走野老/ナス科ハシリドコロ)は本州?九州の山あいの渓流沿いなどに自生し
朝鮮アサガオと同じようなアルカロイド系の有毒植物です。
誤食すると走りまわって苦しむことが、名前の由来だそうです。


IMG_9099.jpg

IMG_9106.jpg


漢字の“走野老”を見てどこかで見たような・・・
と、感じた人は時事に鋭いですね。
そう、東京オリンピックの新エンブレムのデザイナーが『野老』(ところ)さんでした。
その語源はヤマノイモ科の蔓性植物で、根茎にひげ根が多く、
これを老人の髭に例えて野老(やろう)とよび、正月の飾りに用い長寿を祝ったり、
根茎をあく抜きして食用にすることもあるそな。
でもなぜ(ところ)と読むようになったかは不明です。
それにハシロドコロとヤマイモ科のトコロは全く似ていないのに
走りトコロとは謎です。


IMG_9127.jpg


野老(ところ)は、古くは「土古呂」、「都古侶」と書き「所領(ところ)」の意味があり、
「所領(ところ)」すなわち領地(りょうち)の安堵を願って野老(ところ)を正月に飾ったそですが
やはり野郎と書いて(ところ)と読むようになったのかは不明です。


IMG_9142.jpg


↓ 立矢川渓流沿ではハシリドコロはちこちに群生していますが
まだ全体的には3分咲き程度でした。
例年より開花が遅れているせいか葉っぱがまだ開いていないうちから
蕾も今にも開きそうです。
午後には葉と花が同時期にパッと開きそうです。


IMG_9178.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.05.29     カテゴリー :   山野草

青花菊咲一華

福島県天栄村   アオバナキクザキイチゲ(青花菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)


立矢川渓流ではアオバナキクザキイチゲ(青花菊咲一華)も見頃を迎えていました。
青花キクザキイチゲは白いキクザキイチゲの変種とされ雪深い日本海側で多く見られます。
福島県でも会津地方では多く見られますが中通りでは稀です。
立矢川渓流は行政上は中通にある天栄村ですが、
地理学的には分水嶺を越えた日本海水系なので青花が多く自生します。

雪深いだけが理由なら青花ばかりになるはずですが
青花も白花も混在するのでなぜ色の違いが生まれるのか
真相はまだ解明されていないようです。


IMG_9022.jpg

IMG_8880.jpg

IMG_9002.jpg

IMG_9033.jpg

IMG_9186.jpg



にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!



2017.05.28     カテゴリー :   山野草

乙女延胡索

福島県天栄村  オトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)


隣り村(天栄村)の羽鳥湖高原の北部に位置する
立矢川渓流に滝や山野草を見に行ってきました。

立矢川渓流沿いではオトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)がちょうど見頃でした。
オトメエンゴサクは以前は本州に自生するエゾエンゴサクに分類されていたこともあるそうですが、
現在は本州日本海側の多雪地帯に分布する日本固有種とされます。


1_20170528045327a65.jpg

2_2017052804533080d.jpg



3_201705280453328fe.jpg

4_2017052804533310a.jpg


本州~九州に分布するヤマエンゴサクが花序の付け根にある托葉の葉縁の切れ込み(ギザギザ)が
明瞭なのに対しオトメエンゴサクの托葉には切れ込みが無いので
本州のエゾエンゴサクの仲間とされたようですが、エゾエンゴサクと比べると
オトメエンゴサクの草丈も花も小さく花色も北海道のエゾエンゴサクに比べると
全体的に薄い色合いです。
東北地方にもエゾエンゴサクが自生するようですが、オトメエンゴサクと混同されている場合も
多いようです。
いづれにせよ素人(私)の見極めは参考程度にご覧ください(^^);。

オトメエンゴサクは托葉の葉縁に切れ込みがありませんが
小葉にはざっくりした切れ込みがあります。
草丈は全般に小型で花数は少なめ、花色は白、青紫、水色、赤紫、空色と多様です。







   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.05.27     カテゴリー :   山野草

谷桔梗

福島県矢吹町  タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)


隣り町の川沿いの土手でタニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)が
今年も見頃を迎えました。
タニギキョウは全国のやや湿った林下や谷間に自生し
細い地下茎が枝分かれし、その先端は立ち上がって茎となり
草丈は5cmほど、花の大きさはわずか8mmの
日本で草丈も含めて最も小さな小さなキキョウです。
(花の大きさならヒナキキョウも最小部類)


1_201705270455112b6.jpg

2_201705270455196cf.jpg

3_2017052704551837a.jpg

5_20170527045520e98.jpg


タニギキョウは普通やや薄暗い湿った林床によく自生していますが
この土手は昼前から燦燦と太陽が射し、好条件とは思えないのですが
おそらく地下の水分が豊かなのでしょう、見事に群生しています。
花色はぱっと見は純白に見えますが、ようく見ると花弁にわずかに薄紫の筋がはいります。
一つ一つは小さく控えめな花ですが群生すると見栄えがしてとても美しいです。


4_2017052704552061f.jpg

6_2017052704551971c.jpg


   


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!


2017.05.26     カテゴリー :   山野草

大山衾(姫誰袖草)

 福島県鏡石町   オオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)


田んぼ脇の土手でオオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)が花盛りになりました。
オオヤマフスマは日本各地の主に山地の林縁などで見られますが、
ここでは何故かは田んぼ脇の土手に群生しています。
花の大きさは8mmほど、草丈は20cm、茎の太さはは1mmもなく
今にも折れそうですがお互いに寄り添い立っています。
華奢とはいえ“柳に雪折れなし”と同じであんがい丈夫です。
フスマとは昔の寝具のことだそうですがこの花のどこが寝具なのでしょうね?。
別名はヒメタガソデソウ(姫誰袖草)。なんかこっちの方が情緒があり素敵なかも(^^♪。


1_20170526043458bd9.jpg

2_20170526043506fd0.jpg

3_20170526043502b42.jpg

4_20170526043507c54.jpg

5_20170526043509519.jpg



  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!

2017.05.25     カテゴリー :   風景

大天狗伝説山麓の芝桜

 福島県天栄村  大天狗伝説麓の芝桜


隣り村(天栄村)の国道294号沿いの田んぼ道で芝桜が盛りでした。(撮影は5/2)

芝桜の向こうに聳える富士型のは妙見(532m)。
この写真には写っていませんが、妙見の右手に国道294号を挟んで、
相似形の明神(548m)があります(写真2番目)。

この位置からだとあまり相似形には見えませんが
2つの山の間の国道294号を走っていると
お椀型の山が並んでいるように見えます。


1_201705250307394d1.jpg

2_20170525030749aae.jpg

3_20170525030745e72.jpg


このお椀をふせて2つ並んだ山には古くからの民話(伝説)があります。

以下、天栄村観光協会HPより

『昔、松本は貧しい山峡の村落であった。それと言うのも土地がやせ、何を作ってもろくに稔らず、
収穫は年々減る一方で、よその土地の半分にも満たず、そこでこの土地に見切りをつけ、
よそに移り住む者さえ続出するようになってきた。困り果てた里人達は思案のすえ、
男神山に祈願をすることに一決。
山峡にそそり立つ、男神山を仰いでは、来る日も来る日も祈願をつづけていた。』

『月日が経ってある日突然、一天にわかにかきくもり、墨を流したような、恐ろしい空模様となった。
底冷えのする風が吹いたかと思うと、どこからか、大きな天狗が男神山にあらわれ、
対山の女神山にまたがり、体をふるわし、いきなり脱糞をはじめた。
里人たちは唖然となり、ただ天狗のしぐさを、あれよあれよと見守るばかりであった。
天狗はいずこともなく煙のように消えて行き、それはほんの一瞬の出来事でもあった。
以来、松本の田畑は豊かな農地と大きく変わり、
したがつて収益も倍増し、他に見られぬ豊かな里になったという。 』


4_20170525030750da9.jpg

5_20170525030751a8b.jpg


  


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
 いいね!!




にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 福島県情報へ
いいね!
  

プロフィール

tgryu

Author:tgryu
福島県をメインに四季折々の自然をご紹介します。(ryu)



検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR