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2018.06.08     カテゴリー :   

磐梯山麓滝めぐり~裏磐梯・白霧沢 ②

福島県北塩原村  磐梯山麓めぐり~裏磐梯・白霧沢 ②


白霧沢は国道辺りで標高は800mほど。
そこから白霧沢のどん詰まりの“白霧の”までは距離が約250m、高低差が約70mほど。
沢を登り始めると最奥に白霧のがすでに見えるほどの距離ですが
かなりの急勾配なので登るのはけして楽とは言えません。


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↑ 遊歩道はもとより踏み後もほとんど無いので、
沢沿いの歩き易い場所を見つけて沢登りする感じです。
ごらんの通り、渓流すべてがに覆われていて、岩場は特に滑りやすいので
最低限でも長靴or渓流シューズが必要です。


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↑ 岩の上の赤い葉はヤグルマソウ(矢車草/ユキノシタ科ヤグルマソウ属)の若葉です。
芽出しから葉が成長するまでの1ヶ月くらいは
まるで紅葉したかのような赤茶色をしていて
色彩の乏しい早の渓谷に彩りを添えてくれます。


↓ 白霧沢でヤグルマソウの花は6月下旬頃が見頃なので以前撮影した写真をご覧下さい。

ヤグルマソウは北海道南西部~本州の山あいの渓流沿いや湿った谷筋に自生します。
5枚の小葉が鯉幟の矢車に似た形なので付いた名前です。
1つの小葉はさ30~40cmにもなり素朴な白い花より葉の方がインパクトがあります。
地下茎で増えるので群落をつくりますが、株数の割りにはあまり花付きは良くない印象です。
蕾や咲き始めは黄緑色でかなり地味ですが満開になると白さをまし、
クローズアップで見ると中々キレイな花です。


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↓ 渓谷を見下ろしています。
ついさっきまでは国道辺りが見えていたのですが
あっと云う間に霧に覆われてきました。  


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↓ が一番美しい時期には半月ほど早かったのですが
や渓谷が大好きでフェチでもあるので
その3つが同時に楽しめる白霧沢は理想の渓谷です(^^♪。 


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2018.06.07     カテゴリー :   

磐梯山麓滝めぐり~裏磐梯・白霧沢 ①

福島県北塩原村 磐梯山麓めぐり~裏磐梯・白霧沢 ①


実際の撮影日と投稿日にだいぶタイムラグが生じ恐縮ですが
世間的には長いGWが終わり観光地にようやく静けさが戻った5/8、
新緑の磐梯山麓で巡りをしてきました。
里地の萌えるような新緑とは違い残雪の中まだ芽吹いたばかりの初々しい新緑です。
緑の色彩的には1週間ほど早かった印象でしたが
静寂の中、雪解けの水音と野鳥のさえずりが谷間にこだまし
マイナスイオンがあふれるように降り注ぎできます。
日頃恒常的にストレスを感じているわけではありませんが
大自然に抱かれた時の清清しさは格別です。
福島県は原発事故など不幸なできごともあり
風評はまだ終息していませんが・・・・・
そんな忌まわしさも忘れさせてくれる美しい自然は
福島のかけがえの無いお宝です。


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↑ 白霧沢&白霧の ルートマップ(※Google Mapに加筆)

白霧沢&白霧のへは 詳しく説明するときりが無いので、
五色沼方面からならまずは国道459号の『道の駅・裏磐梯』を目指してください。
道の駅をやり過ごしスノーシェッドを2ヶ所くぐり、
道なりに喜多方方面に進むとラビスパ裏磐梯&桜峠に到ります。
そのラビスパ裏磐梯の手前300mほど国道459号の下を沢が流れていて、
通称『白霧沢』とか『沢』と呼ばれています。
白霧沢の少し手前(桧原湖方面)に広い路側帯状の駐車スペースがあるので、
そこに車を停め沢に向かいます。
国道下の沢は暗渠状なので橋はありませんが、
暗渠にはラビスパに向って国道左側に沢に降りられる踏み跡があります。
沢に降りれば、そこから上流全てが白霧沢で、白霧沢の終点が白霧のです。


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白霧沢(別名・沢)は通称で正式名は不明です(地理院地図に名前なし)。
白霧沢はニッコウキスゲの大群落で有名な雄国沼を有する雄国山(1271m)周辺を源流とし
白霧の、白霧沢と流れ下り、大塩に合流します。
大塩は喜多方市で日橋や阿賀(大)と合流し、新潟で阿賀野となって日本海に注ぎます。


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深山幽谷の趣きのある白霧沢ですが、国道459号の真下にあり意外なほどアクセスは簡単です。
でも国道から沢は見えないので
一般の人はここにこれほど美しい渓流や滝があるとは思いもよらないと思います。
日本中から観光客がやってくる裏磐梯ですが
この白霧沢は観光客とは無縁の幽玄の渓谷です。 


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白霧沢は長さが約250m、高低差が約70mほどしかありませんが
数え切れないくらいの小滝が連続し1段、1段ごとに表情が違うので
見がい撮りがいがあります。 



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2018.06.06     カテゴリー :   山野草

オオヤマフスマ

福島県鏡石町  オオヤマフスマ


オオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)

田んぼ脇の土手でオオヤマフスマが盛りになりました。
オオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)は日本各地の
主に山地の林縁などで見られますが、ここでは何故かは田んぼ脇の土手に群生しています。
の大きさは8mmほど、草丈は20cm、茎の太さはは1mmもなく
今にも折れそうですがお互いに寄り添い立っています。
華奢とはいえ“柳に雪折れなし”と同じであんがい丈夫です。


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フスマとは昔の寝具のことだそうですが
こののどこが寝具なのでしょうね?。
別名はヒメタガソデソウ(姫誰袖草)。
なんかこっちの方が由緒ありそう(^^♪。


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2018.06.05     カテゴリー :   山野草

絶滅危惧種Ⅰ類・カザグルマ

福島県矢吹町 絶滅危惧種Ⅰ類・カザグルマ


隣り町の里山の谷地でカザグルマが見頃になりました。
カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州~九州北部の
木漏れ日さす森や林縁などやや湿った場所に自生します。 


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私が子供の頃は里山でごくふつうに見られたのですが
里山の減少や盗掘などで急激にその数を減らし
なんと33都府県で絶滅危惧種に指定されています。
我が福島県でも残念ながら絶滅危惧種になっています。  


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この自生地は4年くらい前は谷地の藪状態で
人がほとんど入ることはなく
カザグルマも藪に覆われていて細々咲いている状態でしたが
近隣の住民が協力して下刈り整備&カザグルマの保護に努め
今年は今までになくたくさんの株がを咲かせていました。  


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カザグルマとテッセン(鉄線)とクレマチスを混同しがちですが
カザグルマは日本の固有種で基本的にはハナビラ(ガク)は8枚ですが
テッセンハは中国原産でハナビラ(ガク)は6枚です。
クレマチスはカザグルマやテッセンを欧州で品種改良した
園芸種を指します。(国内の園芸種も含む)  


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↑ カザグルマ・レットデータ (※日本レットデータ検索より)

カザグルマは35都府県で絶滅危惧種に指定されています。
灰色は絶滅、赤は絶滅危惧種Ⅰ類、橙色は絶滅危惧種Ⅱ類
黄色は準絶滅危惧種、白は無指定やデータ無し。


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2018.06.04     カテゴリー :   清水

緑滴る涌井の清水

福島県天栄村 緑滴る涌井の清水


新緑から深緑へ、涌井の清水  

前の週にハルリンドウを見に立ち寄ったのですが
残念ながら曇天だったのでやはり花は閉じて蕾状態でした。
所用次いでに再訪してみました。
さすがに1週間後だったので花の盛りは終わりだろうし
午後3時過で日蔭が多くなり花が閉じているかもと不安でしたが
まだなんとか咲いていてくれました。


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ハルリンドウが咲いているには咲いていますが  
ミズバショウの葉が大きくなり隠れるように咲いています。
大きな葉っぱがなければ漆黒の清水とのコラボが美しいのですが
自然のなりゆきなので仕方ないですね。


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涌井の清水は森に囲まれているので
風の影響は受け難いのですが
微風でも水面が波立てば美しい水鏡にはなりません。
この日は運良くベストコンデションでした。


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涌井の清水は、湧水量毎分2,200L、面積約500㎡と言われ、
水底から途切れることなく砂が浮き上がる様子は神秘的で、
日照りで降雨の少ない気候でも水量に変わりなく、魚も生息し、
昔から魚を獲ったり、池をかき回すと洪水となって襲ってくると言い伝えられ、
人々から恐れられていました。


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その昔、成務天皇のころ(4世紀半ば)、この沼に住む大蛇が水を湯の如く熱し人々に害を与えるので、
この池を治めた石背国造初代の建美依米命がこれを憂え、
沸湯御前神社を祀り、人々の平和を願ったといわれています。
江戸時代には、この沼が雨乞いの霊地として領主の白河藩主の耳にも入り、
慶安元年(1648年)の大早魃のときに藩主榊原忠次の命により、
また、宝永元年(1704年)の旱魃には
藩主松平基知らが領民を救済するために、大祈祷を行わせた記録があります。
(現地案内板より)


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新緑のグラデーションが神々しいほど美しい水鏡。
時おり沼底から湧水の水泡が立ち上がり水鏡に波紋が広がります。
対岸の左側に素朴な社の沸湯御前神社が少し見えています。


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2018.06.03     カテゴリー :   山野草

ホタルカズラ

福島県鏡石町 ホタルカズラ


近くの里山でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)が見頃になりました。
日本各地の明るい山林に自生しますが、数はそう多くないようです。
佐賀や東京では絶滅し宮崎、富山では絶滅危惧種1類。
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
町内の里山や雑木林では3ヶ所ほど確認していますが
あまり標高800mを越えるような高い山奥ではなぜか見かけません。


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ホタルカズラは同じムラサキ科のルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と同じように
咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。


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蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
ホタルカズラは後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
地を這うように増えていきます。
このランナーを蔓(つる)とみなし
青紫の星のようなを蛍の光にみたてた命名です。
園芸センターでよく似たのミヤマホタルカズラが売られていています。
いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。


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2018.06.02     カテゴリー :   山野草

絶滅危惧種Ⅰ類 キンラン

福島県鏡石町 絶滅危惧種Ⅰ類 キンラン


キンラン(金爛/ラン科キンラン属)

当町の里山でキンランが見頃になりました。(撮影は5/9)
キンランは当町でもあまり見られない貴重種で
当町で私が確認できたのは2つの里山(雑木林)だけです。

全国的にみても45都府県で絶滅危惧種に指定されています。
数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが
キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため
自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、
栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。
保護するにはキンランだけではなく
自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。
盗掘など論外です(ーー;)。  


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↑ キンラン・レットデータ(※日本レットデータ検索より)

キンランはなんと45都府県で絶滅危惧種に指定されています。
赤(絶滅危惧Ⅰ類) 橙色(絶滅危惧Ⅱ類) 黄色(準絶滅危惧) 白(データ無しなど)


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キンランは草丈20~30cm、
唇弁の赤い筋が特徴ですが
あまり赤くならない個体もあります。
弁は晴天にならないと大きく全開しません。


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2018.06.01     カテゴリー :   山野草

ヒメハギ

福島県鏡石町 ヒメハギ


今年も町内の里山でヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が見頃を迎えした。
ヒメハギはハギの名が付いていますが、
秋に咲くマメ科の萩の仲間ではありません。
草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い茎が少し立ち上がり
枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛いを咲かせます。


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↓ ヒメハギのは構造が複雑なので大雑把に説明すると
左右に一番大きく開いているのはガク片で
中央に3つのビラがあり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。
舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると
シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。
オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます。 


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ヒメハギは北海道~九州まで広範囲に分布しますが数は多くないようです。
里山や草地の明るくやや乾いた斜面などに自生し
草丈が低くも小ぶりなので枯れ草などに隠れて中々見つけにくいです。
初めて見つけた時はスミレの仲間かと思って近づいたほどです。
草丈が低く花も小さいので這いつくばって撮らなければならずいつも難儀します。


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↓ 白花ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)

ヒメハギの花色は99%赤紫ですが極稀に白花もあります。

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2018.05.31     カテゴリー :   山野草

タキネツクバネウツギ&ツクバネソウ

福島県玉川村 タキネツクバネウツギ&ツクバネソウ


タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ科ツクバネウツギ属)

隣り村の山中の林縁でタキネツクバネウツギが見頃になりました。
タキネツクバネウツギはツクバネウツギの変種で、
福島県の阿武隈山地の滝根町で発見された固有種です。
東北地方南東部~ 関東地方北東部の標高300-1,000mの山地に分布します。


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タキネツクバネウツギの母種のツクバネウツギ(衝羽根空木/スイカズラ属ツクバネウツギ)は
関東以西~九州の山地、丘陵地帯に自生し、樹高は1~2m
色は白や薄い黄色が基本で内側に黄色い網状紋があります。
ツクバネウツギの名は、冠が落ちたあとの5枚の萼が羽根つきの衝羽根(つくばね)に
似ていることからついたものとされます。


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枝はよく分枝して樹高約1mになりますが、下刈りにあい地べたを這うようなタイプを多く見かけます。
葉は対生し、長さ2~4cmの広卵形または長楕円形で、先はやや尾状に尖り
縁には粗い鋸歯がある。5月~6月枝の先端に紅色のを2個つけます。


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↑ タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属

当地の山ではピンク色のウツギと言えばやはりよく目立つタニウツギです。
タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属)は北海道と本州の日本海側に分布すると
多くの資料に書かれていますが、福島県では奥羽山地の分水嶺の東側太平洋水系の山にも多く自生します。
山の中でも沢や谷など湿気のある場所に多く生えるのでタニウツギと呼ばれます。
ピンク色が基本ですが白っぽいも稀にあります。


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↑ ツクバネソウ(衝羽根草/ユリ科ツクバネソウ)

ツクバネついでに地味ながらツクバネソウも撮影しました。
ツクバネソウは全国のやや湿った山林下に自生し草丈は15~25cmほど、
茎の先端に地味な淡い黄緑色のを咲かせます。


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↑ 群生している様子です。
これでも盛りなんですが全然目立ちません(^^);。


↓ 緑色の外花被片がありますが内花被片はありません。
オシベは8本あり、メシベの花柱は黄色で細長く長く4分枝し、
秋には1cmほど果実(液果)が羽根突きの羽子のような黒紫の実ができます。
この形状を衝羽根に見立てた名前です。
葉っぱは通常4枚輪生しますが、5枚輪生する個体もあります。


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2018.05.30     カテゴリー :   山野草

ルイヨウボタン&ルイヨウショウマ

福島県須賀川市(旧・岩瀬村)  ルイヨウボタン&ルイヨウショウマ


隣り村山中の渓流沿いの森でルイヨウボタンが見頃になりました。
ルイヨウボタン(類葉牡丹/メギ科ルイヨウボタン属)は、
北東アジアと北海道~九州の深山広葉樹林下に自生します。
名前の由来は、葉の形状がボタンに似ているため、類葉牡丹です。  


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外萼片数枚と内萼片が6枚あります。 外萼片は開後すぐ落ち、
弁のように見えるのは内萼片です。
弁は萼片より著しく小さく萼片の基部に重なるようにつき、
扇状に広がった先端は蜜腺状になります。
後には、1つのに2つずつの種子ができ緑色から、
秋には黒紫色の種子になります。    


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草丈は 40~70cm、 期は4~6月で、茎頂あるいは上部の葉腋に集散花序をつけます。
花は10個程度がまばらにつき、花径は1~1.5cm、
花色は黄緑色でぱっと見はかなり地味(渋い?)花ですが
太陽に透かして見るととてもキレイなライムグリーンだと思います。 


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↓ ルイヨウつながりで隣り村の渓流沿いに咲いていた
ルイヨウショウマ(類葉升麻/キンポウゲ科ルイヨウショウマ属)をご覧下さい。
北海道~九州の深山の湿った谷間や林床に自生しますが
西日本では数が少ないようで絶滅危惧種に指定している県が多数あります。
ルイヨウを漢字では『類葉』
ショウマはサラシナショウマ『晒科升麻』のことで
葉がサラシナショウマに似るところによります。


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↓ 上記と同じルイヨウショウマですが
真上から見ると別の花のように見えます。


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2018.05.29     カテゴリー :   山野草

羽鳥湖高原湿地のハルリンドウ

福島県天栄村羽鳥湖高原  ハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)


明神滝&立矢川の滝を堪能した後は羽鳥高原湿地に寄って
ハルリンドウを愛でてきました。
ハルリンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)は本州~九州の平地や山あいの
湿地など湿った場所に自生します。  


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リンドウと言うと秋のイメージが強いですが
にもハルリンドウの他にフデリンドウ、コケリンドウ、ミヤマリンドウなどがあります。
でものリンドウはみな小型です。 


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↓ フデリンドウをハルリンドウと混同しがちですが
フデリンドウは北海道~九州まで広く分布し、
里山や林のやや乾いた明るい草地に自生し
草丈は5~7cm、根生葉がなく1本の茎の先で枝分かれしが咲きます。 


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↓ ハルリンドウには根生葉があり、茎が根本から枝分かれしてを咲かせます。 


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↓ ハリリンドウ

咲くリンドウは2年草(越年草)なので
咲いたの種がこぼれ秋に発芽し一冬越して翌を咲かせます。
盗掘してもその株は枯れて翌年は咲かないので盗掘は絶対止めましょう。  


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2018.05.28     カテゴリー :   山野草

新緑の立矢川のハシリドコロ&オトメエンゴサク

福島県天栄村羽鳥湖高原 新緑の立矢川のハシリドコロ&オトメエンゴサク


前回紹介した立矢川の滝の上流域は山野草の宝庫です。
今の時期ならハシリドコロやオトメエンゴサクが見頃かなと思い
立ち寄ってみました。  


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↑ ハシリドコロ(走野老/ナス科ハシリドコロ)

狙い通りどころかハシリドコロはやや盛りを過ぎた感じ。
今年のの開が早いのを見越していたのですが
その予想を上回る速さです。
でもまだまだ見頃の群生もありほっとしました(^^);。


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↑ ハシリドコロは本州~九州の山あいの渓流沿いなどに自生し、
朝鮮アサガオと同じようなアルカロイド系の成分を含む有毒植物です。
誤食すると走りまわって苦しむことが、名前の由来だそうです。


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↑ 野老(ところ)は、古くは「土古呂」、「都古侶」と書き「所領(ところ)」の意味があり、
「所領(ところ)」すなわち領地(りょうち)の安堵を願って野老(ところ)を正月に飾ったそですが、
野郎と書いて(ところ)と読むようになったのかは不明です。


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↑ オトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)

立矢川渓流沿いではオトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)も咲き始めていました。
オトメエンゴサクは以前は本州に自生するエゾエンゴサクに
分類されていたこともあるそうですが、現在は本州日本海側の多雪地帯に分布する
日本固有種とされます。


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↑ ぱっと見はヤマエンゴサクとそっくりですが
ヤマエンゴサクの託葉はギザギザの切れ込みがありますが
オトメエンゴサクにはありません。


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2018.05.27     カテゴリー :   

新緑の立矢川の滝(下段&全景)

福島県天栄村羽鳥湖高原  新緑の立矢(下段&全景)


前回までは立矢の上段をご覧いただきましたが
今回は下段のと全景をご覧ください。
中段のテラスから下段へ降りるには
下段の右岸斜面を降ります。
滑りやすいので注意が必要です。


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↑ 中段のテラス右岸から下段のを真横に見た構図です。
流れが美しいので大好きな構図の一つです。  


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↑ 下段の斜面を下り、下から全景を眺めた構図です。
上段+下段で落差は15mほどあります。
下には滝壺らしい滝壺こそありませんが
大小幾つもの甌穴があります。 


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↑ 中段の岩盤は平たく多いな1枚岩で
下段の滝の裏側は大きな庇のような窪みになっています。
人が立てるほどの高さはありませんが
左岸下1/3くらいは裏側に回り込めるので
裏見の滝のような構図で撮影できます。  


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↑ 庇のような岩盤裏側に潜り込んでの撮影です。
このくらいの水量ならあまり濡れないですみますが
これ以上水量が多いとずぶ濡れになってしまいます。   


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2018.05.26     カテゴリー :   

新緑の立矢川の滝(上段左岸)

福島県天栄村羽鳥湖高原  新緑の立矢(上段左岸)


上段の落ち口から“ひょんぐり”を見た後は中段のテラスへ急斜面を下りていきます。
ただ上段から中段のテラスへはかなりの急斜面なので
私は安全のためザイルを張って下りています。
ザイル(orトラロープ)無しでも下りられないこともありませんが
やはり危険回避のためにはザイルを使用した方がいいと思います。
もっと下流からならザイル無しでも下りられる斜面がありますが
立矢の下段に戻ってくるかたちになります。


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↑ 左岸急斜面の上部から立矢全体を撮影しました。
まだ新緑が芽吹いたばかりなので木々の間から全体が見えますが
深緑になると鬱蒼とした葉に覆われ見えなくなってきます。 


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↑ 左岸急斜面を8割方降りた辺りから撮影。
上段と下段を合わせて立矢と呼びますが
中段のテラスはけっこうな幅と広さがあり
見方によっては上下は形の違う別々のって感じもします。 


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↑ 中段のテラスに降り立ちました。
水深は10cm程度なので長靴でも大丈夫です。
滝には昨年の夏以降に流れてきたと思われる細長い流木がそのままになっていました。
黒いヌメリが付き昨年よりは滝にとけこみ違和感は少なくなってきましたが
目障りは目障りなので取り除こうと試みましたが
下の部分が滝壺の砂利に食い込みびくともしませんでした(ーー;)。  


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↑ 滝左岸には今年も孤高のリュキンカが花を咲かせていました。
リュウキンカ((立金花/キンポウゲ科リュウキンカ属)は本州~九州の山あいの湿地や沼地に自生し、
光沢のある黄色い花はまさに金のごとく華やかで山野草の中でも一際存在感のある花です。
ハナビラに見えるのは萼片(がくへん)で、これはキンポウゲ科の花の特徴です。

キンポウゲ科の花の多くは晴れないと花を開かないタイプも多いのですが
リュウキンカは一度開花すれば天気に左右されず開いているので
いつ行っても花が咲いています。
湿地植物だけに雨や水にも強く、雨が降っていても花が閉じることは無いし
1株辺りの花期がとても長い花です。
だからこんな過酷な環境でもなんとか花を咲かせられるんですね。  


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↑ 左岸から少しずつ正面に移動しながら撮影しています。
この辺りの姿は優美だと思いますが上段の滝は正対して見るより
横顔の方が美人だと思います(^^ゞ。


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2018.05.25     カテゴリー :   

新緑の立矢川の滝 (上段ひょんぐり滝右岸)

福島県天栄村羽鳥湖高原 新緑の立矢 (上段ひょんぐり右岸)


立矢の上段のの落ち口すぐ上流には更目木のがあります。
落差1m弱しかありませんが水流が美しい小です。


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立矢の滝の上段の滝の落ち口と更目木の滝の間は浅瀬なので
水量が少なければ対岸(右岸)に渡れ
立矢の滝の上段ひょんぐり滝を右岸から見ることができます。


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↑ 立矢の滝の上段ひょんぐり滝の右岸から中段のテラスを見下ろした構図です。
右岸からも見事なひょんぐり具合が見られます。


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↑ 右岸山側潅木の間から見下ろした構図です。
上段の滝は落差10mほど
けして大きな滝ではありませんが
個性的でとても美しい滝です。 


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